良い事
3Dのキャラを眺めつつ、楽しくLiveを遊べること。
3Dモデルの持ち腐れから解放される。操作の遅延もない。
SSR持ってるのに、わざわざMVモードにしないとキャラを眺められない、とか。
負荷に耐えられず、仕方なく2Dで遊んでいるなど。もろもろ解決。
タブレットより大きいタッチパネル液晶に繋げると、画面が大きくて眺めるの楽しい。
PC性能を使って描画するので、性能の力で押し切れる。4k・8kレンダリングが出来る。
キャラがより綺麗。映像がなめらか。アーニャかわいい。
ノーツの区別が付きやすい。3Dで遊びやすい。反応・遅延が少ない。ストレスが無い。
PCに使ってるオーディオ機器を使える。音が良い。気持ちよく曲にのれる。アーニャかわいい。
※画像開くと原寸表示。8kレンダリング。
使用している環境
この程度でok。
4k・60fps動作可能。
PC
- CPU:Core i3 3220
- MB:Gigabyte B75M-D3H
- Mem:DDR3-1600 16GB
- GPU:Radeon HD7870
映像・音声周り
- 音声出力:Fx-Audio DAC-X3 (USB接続・Cmedia CM108)
・ベンチスコア
しょぼいです。参考・基準になれば。
PCゲーを2k画質で遊べる程度で十分。(1920x1080 Full HD)
各メリット
・動作が早い
直接Androidを起動するので、エミュよりもスムーズ。
当然タブレット・スマホよりもスペックが高い。SSDに入れるとロードが早い。
通信・ローディングが早いので、メニュー切り替えの面倒から開放される。
マルチユーザーで運用しても、ユーザー切り替えが一瞬で終わるくらい早い。
操作レスポンスが良い。曲選択・ユニット編成が楽。
バックグラウンドで何かが動いていようが、アプリ更新が入っても支障なし。
これを体感すると、すべてのスマホ・タブレットがもっさりに感じるはず。
・高解像度・レンダリング
GPUを接続していれば、4k・8kレンダリングも可能。
エミュより負荷が軽いので、上を狙うのに条件が良い。
3Dで4k・8kにしても、Liveプレイ時にフレームレートが落ちるとか、同期ずれも無し。
解像度はアプリで簡単に変更可能。(Screen Shift)
以前の比較はこの環境でテストしていました。アス比 4:1とかも簡単。
※画像開くと原寸表示。8kレンダリング。
今回アーニャばっかだな。(目覚めた)
これらの画像だとjpg圧縮の荒れが目立ってるのが勿体ない。
実際動いてる所はもっとキレイ、カワイイ。フレデリカ。
左が4k dot by dot。
右が8kレンダリング・4kダウンサンプリング。
・遅延が無い、反応が良い
操作入力・音・映像の同期が取れてる確認になれば。
1.0m先のスピーカーから出した音を、カメラのマイクで拾ってます。
曲やリズムに合わせて叩ける。遊べる。Nvidia Shield K1よりも快適。
性能があるので、フレームレートも落ちることが無い。
少なくとも性能出すのは簡単なので、性能起因のストレスから開放されるはず。
・タッチパネル入力と映像
作ったタッチパネルの仕様は別に書くとして。(
中身) (
ケース)
それを使っての操作入力・映像同期は良好。
Shield K1と同じか、それよりも良好で不満なし。
その一方でスマホ・タブレットはタッチパネルの修正・交換が効かないのが困る所。
おまけに外付けを使いたくても、映像出力とUSBが併用出来なくて外付けタッチパネルが使えない。
スマホ・タブレットはUSBコネクタが排他利用。
MHLでの映像か、USB接続(タッチスクリーン)のいずれかしか取れません。
そのため、外付け接続できる機種が少ないわけです。(BT接続する方法があるけど入力が遅延する)
その点ではK1はHDMIとUSBが個別にあって珍しい。あとあるとしたら中華タブくらい。
(ノートPC+x86は video=LVDS-1:dで外付け表示できるらしい。未チェック)
2k 13.3インチでのプレイ状況。
タッチパネルの選択肢は少ないけど、16:9のモニターが使えるのが良い所。
・音声
音の遅延でのストレスは少ない。あるかもしれないけど、操作に支障ないレベル。
オンボードRealtek ALC887でも、USB Audio Class対応 DAC-X3でも。
良い事と言えば、オーディオ機器を接続して活用出来る。
これでようやくスピーカー繋いでまともに遊べる。
ヘッドホンと違った音場・音像があるので嬉しい。開放感があるって乗れるし楽しい。
気持ちよく曲を楽しめるには環境は大事。
問題はAndroid x86・ドライバの対応状況。
Gigabyte GA-H61M-DS2で、オンボード音声出力が出なかった。
B75M-D3Hのオンボードは問題無し。いずれもRealtek ALC887。
音声取るのなら、USB接続が確実。
USB Audio Class対応ならokなはず。(起動後、抜き差ししても認識する)
確認が足りていないので、機会があれば確認しなおします。
必要なOS・アプリ
・OS
Android-x86
Screen Shift
これだけ。
Android x86
6.0-rc2 64bit を使用中。
5.1-rc1からGPU対応が進んでいる。デレステやるなら、これ以降で。
4.4-r5はGPU挿してると、起動や動作が重い。
GPU外して、HD3000で起動すれば問題なし。
但しHD3000では、デレステ3D標準・1920x1080を遊ぶと60fpsに届かない。
Gltools 1.99
AndroidでGPU情報を偽装するアプリ。
3D標準・高解像度を適用出来るようにします。
偽造せず解像度だけを変更しても、左画像のように3D標準(低解像度)になります。
低スペック向け設定になり、右画像のようにエフェクト・フィルタが選択出来ません。
Gltoolsは無料版の1.99でもok。設定はよくある手順。
[Slect an app to configure it]でデレステを選択。
[Enable custom settings for this app]にチェック。
[GPU name/emulation]は[Use fake GPU info][Use CPU/RAM int]にチェック。
[Use a template]で[GPU:Mali-T760]を選択。
いずれもCPU-Zを使えば適用状況を確認できます。
適用されてない場合、OS再起動が必要。
※補足
デレステはGPU情報を参照して、機種ごとに最適な品質を判断しています。
リストに無いGPU情報が渡された場合、自動的に2D軽量のみや、3D標準(低解像度)が適用されます。
場合によってはゲーム内・モード選択のチェックボックスも選択出来なくなります。
つまり、アプリ側のGPUリストにない構成の場合。
知らない端末・性能(GPU)となるので、最低限動くだけの設定が宛てがわれます。
通常の高解像度上限、1280x720にすらならないので、GPUの性能も発揮できません。
(低性能GPUで偽装しても、GPU性能が上がるわけではありません)
Screen Shift
Android上で解像度を変更するアプリ。
デレステは高解像度側が制限されているので、解除に使います。
このアプリがあると、普通の端末でもadb使うよりも楽です。
まずは800x600辺りの低解像度にして起動。
その後で任意の解像度に変更すれば、上限設定を解除出来ます。
一度、低解像度にして起動しないと、高解像度が適用されません。
プリセット登録・自動適用があるので、予め低解像度で登録しておくと便利です。
躓いた事
・ext4
Android x86インストール時、MBR・ext4でフォーマットした方が良い。
インストーラーが古くてext4でフォーマット出来ないので、Ubuntuで処理しといた方が良い。
NTFS・Fat32ならインストーラーでも処理出来ますが、サイズ上限があるのと、フォーマットに時間が掛かるので、Ubuntuからext4でフォーマットしておくと、時間も掛からず2GB以上に設定可能。
デレステだけを(1アカだけで)遊ぶなら、NTFS・Fat32でもok。
ただし、合間にブラウザ使って調べ物をするとキャッシュで埋まります。
・8kレンダリング
8kレンダリングは、4kモニターが必要です。
4kモニター使用時だけ、8k解像度(レンダリング)が適用出来ました。
2kモニター使用時に8k解像度を設定しても、4kまでしか適用できません。
出来る・出来ないで二転三転していたのは、コレが原因です。
8kまでやる意味は、またいずれ別の機会に。動くと凄い引き込まれる。
仕様なのかスクリーンレコーダーで4k60Pのキャプが撮れない。
・CPU負荷
大した影響は無いのですが、負荷が増える時があります。
デレステ起動後、他アプリ・システム上で解像度変更すると、デレステ中の負荷が増加します。
デレステ再起動で負荷は無くなります。
性能がギリギリ・省電力重視など、制限がある場合は再起動を。
再起動したとしても、高速起動なのでストレスないはず。
i3-3220では、1コアの使用率が100%に張り付きますが、体感での影響はありません。
残ったコアで押し切れるので、負荷は気にならないレベル。
4kでフレームレートが落ちることはありません。
なので、負荷云々は大丈夫かな。8kは影響あるかも。
あと、負荷モニターしたい場合は注意。
消費電力
負荷・電力は掛からない模様。
PC向けゲームでは無いので、負荷は大きくない様子。
8kではGPUが全開。CPUの方はまだ余裕はありそう。
消費電力から推測すると8kでフレームレートが落ちるのは、GPUが脚を引っ張ってそう。
CPUはSpeedStepが動作しています。1.6~3.3Ghzで動作。
・Windows10
PCアイドル時:62w
FF14 蒼天ベンチ:154w
・1920x1080 dot by dot
OS起動時:60w
PCアイドル時:63w
デレステ3D MV再生:68W
・3840x2160 → 1920x1080
(4kレンダリング・2kダウンサンプリング)
OS起動時:64w
PCアイドル時:66w
デレステ3D MV再生:98w
・3840x2160 dot by dot
OS起動時:82w
アイドル時:68w
デレステ3D MV再生:101w
・7680x4320 → 3840x2160
(8kレンダリング・4kダウンサンプリング)
OS起動時:85w
アイドル時:95w
デレステ3D MV再生:143w
マルチユーザーで運用する場合
Gltoolsでシステム自体を偽装します。デレステの設定は変更しません。
サブユーザー上からGltoolsをインストール・設定しても反映されません。
そのため変更が効くメインユーザーから、システムまるごと偽装・変更しておきます。
(サブユーザー上でのGltoolsインストール・設定は不要です)
[Slect an app to configure it]を[Default (system-wide)]を選択。
[GPU name/emulation]は[Use fake GPU info][Use CPU/RAM int]にチェック。
[Use a template]で[GPU:Mali-T760]を選択。
適用の確認はCPU-Zでは無く、[設定]-[タブレット情報]を確認した方が確実。
Screen Shiftはroot権限が必要なので、SuperSUが必要。
メインユーザーで[設定]から[マルチユーザーを有効化にチェック]。
サブユーザーでもSuperSUを入れれば、Screen Shiftが動作します。(いらなかったかな?)
エミュ
エミュで確認取ったこと。
今回なぜ、x86 Android をインストールするに至ったか。
・テストした環境
- Andy
- Bluestacks
- DuOS
- Nox
- x86 Android + virtualbox
- Remix OS (クリーンインストール)
・Andy (Ver. 46.14.286)
ダメ。2Dでもノーツのフレームレートが落ちる。
ノーツとの同期が徐々にずれる。これは遊べない。
GLtools入れる前・負荷が低い状態(2D)でも同期がずれる。
オプションでCPUコア数・メモリ増やしても改善せず。
対応したrootkitが見つからなかったので、3D負荷は未チェック。
そもそもノーツ同期がずれてたので、3Dチェック諦めた。
タッチパネル反応・追随性は良好。
10点タッチ・ロングタップ・フリックok。
ログボ取る程度なら使える。
root取るのは面倒。OSはAndroid 4.2.2。
・Bluestacks2 (Ver. 2.4.43.6254)
ダメ。4Kは無理。割りと遊べた。
エミュにしては同期ずれが小さい。
4kだと60fpsに張り付かない。2kなら60fpsで安定する。
バックグラウンド負荷、アプリ更新が入るとfps落ちる。
PCの性能があれば、使えるかも。
タッチパネル反応・追随性は良好。
ただし認識は4点まで。ロングタップ・フリックok。
4kがどうとか、シビアなこと言わなければ遊べなくもない。
同期ズレがあるので、わざわざやるかと言うと…Nvidia Shiled k1か、LGL22で遊ぶ。
x86クリーンインストールが無理とか、MV観賞なら使えるかも。
root取得は難しくない。OSはAndroid 4.4.2。
・Duos (Ver. 3.1030)
ノーツ・音声・映像同期が元から少しずれている。
タッチパネル反応・追随性は良好。
ただし、認識は5点まで。ロングタップ・フリックok。
rootはオプション設定から取得。OSはAndroid 5.1.1
・Nox (Ver. 3.7.2.0)(Ver. 3.1)
ダメ。タッチパネルからの入力が重い。
Ver.3.7はストアからデレステをインストール出来ない。
Ver.3.1にインストールして確認。
追記 2017/02/24 8k 60fpsレンダリング環境
頑張った甲斐があった。
密度の濃い4k 15.6インチ画面上でこれが動く。そしてタッチパネルで遊べる。
スマホ向けゲームなのでテクスチャが追いついてない感はありますが、キレがある。
13.3インチから15.6インチになって、操作しやすくなりました。
なのに遊んでる最中、ノーツ背後をついつい眺め始めてフルコンとかどうでも良くなってきたり。
8k4kレンダリングの動画はyoutubeに上がってますが、
動画ではエンコード劣化が掛かっているので、ぜひ実機で見て欲しい。
8kデレステ専用PCを作る経過
4k 15.6インチ・タッチパネル&ケース
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