グラスウール製のダクトは、一般的にはかなり硬質で、ふにゃふにゃというわけではありません。グラスウールは無機質の繊維状の断熱材料で、適切な製造方法によりダクトとして十分な強度を持つことができます。 ただし、グラスウールダクトは比較的脆く、過度の力がかかると損傷する可能性があります。そのため、設置の際には適切な支持や保護が必要となります。また、グラスウールの繊維が飛散しないよう、ダクト内面にはアルミニウムフォイルなどの被覆が施されています。 グラスウールダクトは、優れた断熱性と防火性能を持つ反面、金属ダクトに比べて高価であるというデメリットもあります。用途に応じて適切な材料を選択する必要があります。