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コンバータって交流を直流にしますよね? んで、それをまたインバータで交流に戻すと思うんですが、なぜそんなことするのでしょう?

工学 | Yahoo!知恵袋196閲覧

回答(8件)

通りすがり。 >交流から一度直流に整流し、チャッピングすることで なんか、可愛らしくなっちゃったな。 チョッピング、切り刻むので。

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キーワードは汎用性です。日本では50Hz・60Hzの違いはあっても、日本全国、単層交流100V、または 三線式単層200V)で電灯線は統一されています。アメリカは120V要するに、電力会社から供給される電力は(日本の場合、)一般的に交流100Vで統一されています。だから交流100Vで動くがたくさんある。だから数のビジネスが成り立つ装置は交流100Vで動く装置ということになる。しかし電力の貯蔵ということが交流ではできないので、それは直流が必要です。その関係でバッテリーや乾電池駆動の商品は直流が基本になります

機器によって、最も効率よく動作する電圧や周波数が違うけど、交流電源の電圧・周波数を自由に変える方法が、現実問題として、それしかないから。 ちなみに、コンバータは「変換装置」で、インバータは「反転装置」。 交流を直流にするコンバータは整流して平滑するだけだから簡単に出来て、歴史的に古くからあったけど、直流を交流にするのは簡単ではなく、後になってできたため、交直コンバータの「反対の動作」ということから「インバータ」と呼ばれるようになりました。

DC24Vで容量の大きいモータを動かすのは危険極まりない行為です。直流電流の方が効率的なのは事実ですが、交流が広まったのは安全性が高く使い勝手がいいからです。 この前提で、インバータが使われるのは、周波数を可変させ、モータの回転数を電気的に可変する為です。交流から一度直流に整流し、チャッピングすることで擬似的に交流を作ります。

前半に関して一説を紹介します(いわゆる、諸説あります、ってやつです)。 本来コンバータは変換器と言う意味なので、直流から交流へも含まれます、しかしパワーエレクトロニクスでは、直流を交流に変換するものをインバータと呼ぶことが多いです。これは、元々整流手段(交流から直流にするもの、例えば水銀整流器とかを用いていた)しかなかった時代の後に、直流から交流に変換する手段が開発されたからです。 直接交流から別の周波数の交流を作るのはとても大変(サイクロコンバータやマトリクスコンバータを調べてみれば、如何に複雑かが分かります)なので、より簡単に実現できる方法として、まず交流から直流を作り、これを別の周波数の交流に変換すると言う方法が考案されました。これを実現するには直流から交流に変換する手段が必要であったため、インバータが開発されました。 その後、サイクロコンバータやマトリクスコンバータも実用化されましたが、簡単≒低コストであることから多くの装置において交流→直流→交流の方法が今でも使用されています。交流→直流→交流の方式は、回路動作独自の回生電流(出力には直接必要がない電流の行き来)が無駄に発生し、熱損失が大きくなる傾向がありますが、装置が低コストである魅力には抗えないものがあるようです。