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NATOは世界の70%の軍事力を持つ集団防衛の軍事同盟ですが、戦力の半分 以上が米軍です。 NATO条約は第5条に同盟体制の発動事由を規定しています。 内容はヨーロッパまたは北アメリカにある1つまたは複数の加盟国に対する 武力攻撃を、加盟国全てに対する武力攻撃とみなすと規定しています。 >米国や個別の加盟国の意向にしばられるそういう条約なんでしょうか。 トルコが攻撃されたらNATO条約第5条の規定で全加盟国に発動義務があり ますが、実際にはトルコには米軍基地(核弾頭50発保有)があるので、 まずトルコ軍と米軍が始動することになるという意味だと思います。
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質問者からのお礼コメント
米軍基地があるのなら攻撃はほぼできないと思えます。
お礼日時:10/9 6:23
その他の回答(3件)
はい。全会一致が原則だからです。 NATOの議案の決定は「全会一致」が原則で『多数決』の制度にはなっていません。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A4%A7%E8%A5%BF%E6%B4%8B%E6%9D%A1%E7%B4%84%E6%A9%9F%E6%A7%8B (組織構成を参照) だからアメリカに限らず一国が反対すると決められないことがあります。例えばスウェーデンの加盟に当初、トルコが反対したため、加盟がなかなか決められなかった。 https://www.bbc.com/japanese/64449084 トルコが承認したことでようやくスウェーデンの加盟が認められることになります。 『トルコくらい反対しても多数決で押し切ればいいのに』と思える状況でも全会一致を貫いている。 ましてNATO最大の軍事力を持つアメリカ抜きで多数決で決めるのは『全会一致』を原則とするNATOには出来ないでしょうね。 『とことん他の加盟国と話が合わない』という場合にはフランスのようにもう脱退してもらい、その後『話が合うような状況なら再加盟する』という方法もあります。 だからアメリカがトランプのせいで「とことん自分勝手な国」になってしまったら「もう脱退してください」という選択もあるのでしょうね。
加盟国に対する防衛戦争は義務です。 アメリカが義務を放棄するということは、NATOが組織崩壊する事を意味します。 そうすると、ロシアと中国は同時攻撃をアメリカに仕掛けるかもしれません。