回答受付終了まであと5日

御深井焼の長皿について質問です。 少し前に私が気に入って買ったのですが、 古い御深井焼の真作かどうか疑っています。写真に写っている御深井焼は真作なのでしょうか?、また長く(江戸時代初~末)にわたって焼かれた御深井焼の中でも 古いのかを教えてください。ご教授ください。よろしくお願いいたします。

画像
補足

表面は焼きたてのビスケットのように ふっくらとしています。

工芸 | 茶道83閲覧xmlns="http://www.w3.org/2000/svg">50

回答(1件)

古い物です。 御深井と一口に言っても事情はちょい複雑なんです。 本来ならば「尾張徳川家お庭焼」である「御深井窯」で焼かれた物を指す名称ですが、瀬戸、美濃で焼かれた所謂「御深井釉」の物も一緒くたにそう呼ばれてます。 画像だけではハッキリ判断出来ませんが、おそらくは美濃産の御深井かと思います。 それならば、少なくとも江戸中期は有ると推測します。

この回答はいかがでしたか? リアクションしてみよう

瀬戸産と美濃産の御深井の違いを説明しておきます。 同じような釉薬でも色味が違います。 瀬戸産は灰色が強い感じで、美濃産は黄色が強い所謂「黄瀬戸」の様な上がりです。 土味も瀬戸に比べて美濃の方がさっくりと柔らかな印象を受けます。 ご質問の器のように、呉須や鉄絵を施した物は双方あります。