アニメでの、バイクや自転車の「二人乗り」が扱われる例について。主に、それが道交法で問題のなかった時代に作られた作品が多いと思いますが、違法になっても(暴走族等では無いのに)する話もあります。 なぜでしょうか? 実は、最近「アンパンマン」を、その原作者を扱った他局のドラマ故に見ていた所、ジャムおじさんが、ゲストキャラをバイクの荷台に乗せて走った(つまり、二人乗り)シーンが出てきたんです。 近年の創作作品では、道交法が重視され、敵役等(特に非暴力で主人公をいじめるキャラ(更には、一見知的・紳士的なキャラ)?)を含め、バイクに乗る時はヘルメットをかぶり、車を運転するときはシートベルトを締める傾向があります。 ただ、二人乗りが道交法違反で無かった時代には、バイクや自転車の二人乗りがかなり存在します。 現在、ある独立U局で「グレートマジンガー」という1970年代に作られたロボットアニメが放送されていますが、そこでは、主人公が男の子をバイクの荷台に乗せる、つまり二人乗りが、よく出てきます。なお、その際、男の子も主人公も、ノーヘルです。 また、「YAWARA」という1990年代初頭に作られた柔道アニメでは、北海道に接待ゴルフの添乗員として赴いた主人公を、東京(日本武道館)での試合に連れていくために、まず千歳空港までタクシーに乗せ、そこから飛行機で羽田に行かせます。 そして羽田空港から日本武道館まで、主人公の知人である新聞記者は、バイクで連れていきます。首都高速経由のようです。 なお、こちらは、主人公も新聞記者も、ヘルメットを着用しています。 (これを見た感想ですが、世が世なら、北海道は、東京など本州の要部とは隔絶した地域のイメージがあった(ある種の邦画や、「涙の連絡船」「津軽海峡冬景色」などの演歌など)のに、随分近くなったというものと、「千歳空港の近くにゴルフ場があるのか」です) 自転車の二人乗りも、世が世なら多数作られたと思います。 すみませんが、その辺は詳細を知りません。教えてください。 アニメ作品そのものでは無いのですが、1969・1972年版の「ムーミン」が普通に再放送されていた頃の交通安全ポスターでは、スナフキンがムーミンを自転車の荷台に乗せて、かつ無灯火で脇見運転する絵が描かれています。 それを見て自動車に乗ったスノークが怒る絵です。 これは勿論、「そういう自転車の運転は危ないからやめましょう」でしょうが、まだ、そういう行為が多発していた事を、想像させます。