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脩竹萬个森環屋々 裏煎茶人幽獨茶 煙竹翠 相和寒 竹聲 茶聲 如戞玉晋 賢七唐逸六 唯向竹間酔糟 麴何如此裏煎茶人 與竹長醒鬚 眉緑 脩軒人 脩竹万箇の森、屋を環(かこ)む 裏(うち)に茶を煎ずる人、幽独たり。 茶煙竹翠相和して寒し。 竹声茶声、玉を戞(う)つが如し。 晋の賢七、唐の逸六は 唯(ただ)竹間に向かい、糟麴に酔う。 何如(いかん)ぞ、此の裏(うち)に茶を煎ずる人。 竹と長醒し鬚眉緑なり。 長三洲という人の「寄題竹陰茶寮」という詩です。 意味は大体次のようなものです。 「高い竹が無数に生える森の中に家がある。その中で一人静かに茶を煎じている人がいる。茶の湯気と竹のみどりが調和して寒々しい。竹の音と茶の音が宝石を叩くようだ。晋の賢七と唐の逸六は、ただ竹林の中で酒を飲んで酔う。この家の中で茶を煎じている人はどうかというと、竹と一緒にずっと酒を飲まず、ひげも眉毛も緑色をしている。」 晋の賢七は「竹林の七賢」 https://kotobank.jp/word/%E7%AB%B9%E6%9E%97%E3%81%AE%E4%B8%83%E8%B3%A2-96043 唐の逸六は「竹渓六逸」のことです。 https://kotobank.jp/word/%E7%AB%B9%E6%B8%93%E5%85%AD%E9%80%B8-2061398 絵と字を書いたのは、坂田脩軒という画家だと思います。 https://www.weblio.jp/content/%E5%9D%82%E7%94%B0%E8%84%A9%E8%BB%92 https://iliad.pastseomes.fit/item-o92z3zkkzc.html
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質問者からのお礼コメント
丁寧な回答ありがとうございます。
お礼日時:9/25 14:01