暑さを利用して熱くしていくスタイルは変わりません。否、むしろ年々HOTになって行っている気がします。
ショートスキーのELANくんを久しぶりに引っ張り出したんですが、きみもうちょっとソール白くなってなかったっけ?暑くなると表面に残ってたワックスが融けて再浸透するのか?ってくらいにしっかり黒くなってました。スクレ―ピングし、冷蔵庫で冷やした水道水をソールに霧吹きで吹きかけてブロンズブラシをかけると、気化熱で冷えたソールからワックスが押し出されてかき出されます。古いワックスをかき出せたらソールを太陽にさらすように天日干し。10分足らずで黒ソールは温かくなります。ホカホカソールにワックスを生塗りするだけで融点の低い物は融けてよく伸びてくれます。Tokoのレッドみたいに融点が少し高い物でも柔らかくなって塗りやすい。追加でアイロンで融かしたワックスを垂らします。今回は横着してガリウムバイオレットLF(滑走ワックス)を混ぜてみました。あとは滑る前日に剥がすだけの状態にしました、
K2 CHARGERは、前回Tokoレッド+R≒0ダイヤモンドで中硬度温度帯-10℃付近の層を仕上げてましたので、これを剥がしてELANくん同様に冷水霧吹き→ブロンズブラシ掛けします。そして今回塗るのはSLAB WAXのThirdlayerで、最も硬く低温用のベースワックスになっています。滑走WAXを付着しやすくする役割を果たすので、次回は滑走ワックスを塗る土台になります。けつちゃーのソールも真っ黒なので10分間天日干しするだけでホカホカになります。生塗りします。低温向けなのに融点が低いらしく、生塗りの時点でTokoレッドより融けてよく伸びます。アイロンにワックスを押し当てるとアイロン温度100℃程なはずなのに水のように滴ってソールに落ちていきます。ソールに塗り込んでいくようにすると直ぐに浸透していっている様子。結構大量に垂らしたはずなのにアイロンが動きづらい(ワックスが足りない状態)感じがします。低温向けなのに驚きの低融点と浸透性でした。同じく緑色で低温向けのガリウムグリーンではこうはならないでしょうね。SLAB WAXはどれも低融点で板に対して負荷が少なく、かつ剥がしやすいので効率的です。セット販売でお得に購入できるので、本格的にホットワクシングしたい人にもお勧めできます。
ちゃーちゃんは次回バリカタなのを塗るので覚悟をもって当たらなければなりません。その分比類なき速度と快適さが得られます。
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