厨火力

わたしのお花畑~

2024年もう二ヶ月経とうとしてるって本当ですか

2024-02-27 22:27:44 | 日々徒然
本当です(無情)
決してこのブログの存在を忘れたわけではありません。むしろ書こう書こうとして煮詰めすぎて書けなくなっている場合が多いです。水あめを焦がしちゃってるようなそんな失敗。やっとその失敗が糧になってくれそうな雰囲気になりました。

先日購入した多聞蝋、多聞天様の加護により滑るというスピリチュアルなワックスですが、50℃で融けるという低融点からクリーニングワックスにしか用途がないネタアイテムだと思っていました。しかし塗り込んで剥がしてみると真冬の気温にもかかわらずスクレーパーにへばりつくような粘りを保持していました。この粘りは滑走に悪さをするのではないかと危惧しました。ただこの粘りを逆に考え、滑走ワックスと吸着させてしまえばいいんじゃないかと考えました。犠牲になる滑走ワックスはイグチワックスMSPホワイトバリカタゲキパウです。すさまじく硬く、冷えて固まったら剥がせない。冷える前に剥がさないといけないワックスです。滑走性もすさまじく本来激低温下用のワックスなはずですが、ちょっとくらい溶けた雪でも水気を弾き飛ばし板を走らせてくれます。ただしソールに保持させるのが難しく、しっかり浸透させようとするとソールを焼いてしまいかねません。なんとか耐久性を上げたい…そこで読んで字のごとく白羽の矢が立ったのが多聞蝋でした。多聞蝋1回塗布→MSPホワイト1回塗布で実験的に滑走へ。1/22に仕上げてからみつまたかぐら(新雪)、菅平パインビーク(アイスバーン気味)、熊の湯横手山・渋峠(アイスバーン→やや溶けた雪)と少なく見積もっても120kmは滑走してきましたが、まだワックスの効きを感じます。

Q.つまりどういう?
A.多聞蝋+MSPホワイトでおk

短絡的ですが、僕の出した答えはコレです。あとはMSPホワイトを他の滑走ワックスに変えるなりして気温と雪質に対応していけばいいでしょう。春雪にも強そうだなぁ。



試乗会、2回しか行ってませんが行ってました。
2/11 ブランシュたかやま
いつもの試乗会でいつものモデルを乗ってきました。
・WC REBELS E.SLR 163cm

WC REBELSの下から二番目のエントリースラロームモデルです。ラディウスがかなり小さいですが、軽いこととしなやかで急な動きをしないため、大回りも優しく乗ればできちゃいます。マニフェストの小回りも程よい反発のおかげで速度が出てなくても綺麗な弧を描いて回ってくれます。ガンガン滑ろうとすると物足りなさを感じますが、不思議と頼りなさや恐怖心を感じにくい。小回り習得したい人にまず乗ってみてとお勧めできる一台ですね。


・WC REBELS E-SL 160cm
先シーズン165cmを乗り濃厚な乗り味に感服したモデルです。今回短いものに乗ってみました。先シーズンちょっとオーバースペックだなと感じましたが、今回はちゃんと乗れてる感じがしました。短くなった分動きにキレがでてショートターンが楽しい。大回りで過度に踏み込んでも安定感がずっと続く。SLRで物足りなかった人にはぜひ乗っていただきたいですね。濃厚で、コクとキレが増した小回りを体験してください。なんでも味覚に例えたがる!


・WC REBELS E-SL RD FIS 168cm
同じ名前で白い板がありますがこちらは青でプレートも優しめの物が搭載されています。FIS公認モデルですがデモフラグシップという位置づけのようです。完全に脚前が追いついてない高嶺の花板ですが、乗ってみてこれがびっくり扱えちゃう。扱わされてる感があまりせず、しっかり踏み込めてビュンビュン加速していくのに振り落とされない不思議感覚。去年E-SLに乗った感触が去来しました。HEADの板って上位モデルでも扱える懐の深さがあるんですよね。もちろんエキスパートが乗れば本領発揮します。オレンジ色のウェア来ていた人が乗りこなしてて格好良かったなぁ。僕はひたすら小回りでピュンピュンしながら大回りグイーンと楽しむだけ楽しみました。やっぱり足元のプレートの感触って大事。RDってRACE/DEMOの意味だったんですね。初めて知りました。


・WC REBELS E-RACE 170cm
ラディウスこそ大きくなりますが小回りもできるオールラウンドな機種…なんですが、どうもトップがあっちこっちいって落ち着かないような雰囲気。踏み込んでエッジを噛ませようとしても不安定でなかなか思ったようにカービングできない。これは、相性が悪い板でしたね。


・SUPERSHAPE e-MAGNUM 170cm
お口直し😉
HEADのベンチマーク板というのはもとより個人的にはもうすべてのピステ板のベンチマーク的存在になっています。それは長さが170cmになっても一緒で、この長さながら小回りがキレ良く出るし、切るズラすも思った通りに思った反応をしてくれるすごいやつ。10年以上同じ名前で少しずつバージョンアップしてきた名機は伊達じゃない。おそらくEMCの効力が一番感じられる一台だと思います。もっと早く出会っていれば必ず買っていたでしょう。


・WC REBELS E-GS RD SPEEDBLUE 181cm
ネタ枠😉
履いた瞬間、4本の細いレールの上に乗っているような錯覚をするほどの細さ、エッジ角度。直立でエッジが噛んでいるような状態ですから、非力な僕では到底ズラせません。普通にカービングしようとするとまず曲がらないだろうと思って、ずっとクローチング組んで緩やかなコースをクルージングしていました。でも思ったより曲がったのが不思議です。たわんだのかな?たわむ感触は…した?毛色が違いすぎるし他にGS板に乗ったことが無いし技量も足りてないので、どういう板か分かりませんでしたが、なんか楽しかったです。


次回、ノルン水上で試乗会参加したよの記事になります。
コメント
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