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五十音図の座標軸 段変化による活用と造語法 段と行の解析 五十音図の座標軸 五十音図は二つの座標軸をもっている。「あいうえお」の段と、「あかさたな…」の行である。日本語は、二つの座標軸でかな文字が決まる構造をもっている。それはそのようにとらえられた音の構造でもある。平安時代にこの事実が発見された。 五十音図の発見には悉曇学が寄与した。発見された音の組織は日本語固有のものであった。語を分析するのに五十音図の座標を活用する。 それぞれの段と行を指示する記号として、アルファベットを借用する。a行のみは、段を指示する座標軸であるとともに、それ自身文字であるという二重の性格を持っている。a行は正しくは「ゼロ行」なのであるが、慣用にしたがって「a行」とする。 われわれの立場は、西洋語の音素による日本語の解析ではない。あくまで座標の記号として用いる。 これが基本である。たとえば「ち」音はt行i段にあり、
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