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今年の「かわいい」
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微妙に面白い話題がTwitterにあった。 割と反対の意見かなぁ。マルチユーザーは、現代の、コンピュータを共有しない環境では必須じゃない。 スマホは個人所有が前提だし、PCもディスク暗号化とか個人所有前提の機能設計がされてる。 スマホ的なshare-noneが前提でアクセス権限追加する仕組みはjailで実現できる https://t.co/TTtSHFhjch — Kazuho Oku (@kazuho) January 26, 2022 スマホとか「俺」しか使わんもんね。 奥氏の主張一見正しいし実際正しいとは思うのだけど、「現実の問題」となると。微妙だ。 昔々、もう30年近く昔にこの問題に取り組もうとしたことがある。 世の中にはまだLinuxなんてものは存在せず、「パソコン」はハード的には32bitであったがOSはMS-DOSの時代。まだWindowsはVer 3が出る前くらい。 私はF
IT業界、ひいては政府関係の仕事を受託する企業を揺るがすような事件が起きた。 「徹底的に干す」「脅しておいて」平井大臣、幹部に指示 この事件に対しては言いたいことが山ほどあるが、それは今はちょっとだけでやめておく。 そしてそれに対する釈明が、 「ラフな表現になった」 平井大臣、「脅し」発言を陳謝 「表現の問題」として矮小化しているが、そんなものじゃない。仮にこれは「気弱そうな美少女が土下座して靴を舐めながら」であっても許されることではない。なぜなら、これは「踏み倒し」だからだ。 秀逸なツイートがあった。 舟盛り作らせたけどやっぱ人集まんないから食べないわ。金?食ってないから払わんよ?は?文句あんのか?おうおうそうか。随分床の掃除がなってねぇ店だなおい(大声) みたいな感じですよね — 摩訶迦旃延 (@rimirinarisa) June 11, 2021 つまりはこーゆーことなのだ。「踏み
「ポケ盛り」の時期が来たので、昼飯は吉野家ということになっている。 弊社から最寄りの店舗は「御徒町駅前店」なので、そこで買う。 そこで事件は起きるw 昨日、一昨日に食べたテイクアウトの牛丼が(コンプするまで買い続けているので連日なのだ)、なんか おじさん臭い のだ。もうちょっと具体的に言えば、「梅雨時にすっきり乾いてくれない洗濯物がだんだん臭気を発するようになった時の臭い」がするのだ。 当初これは「器にこぼれた汁を拭く時の布巾が古かったのだろう」と思っていた。それならまぁ、こんな時期でもあるししょうがないよなぁと思って食っていた。ところが、臭いはなんと 内側 からして来るのである。「内側」となると、看過出来ない。 その時もなお、「容器を拭く布巾の類」のせいだと思っていたのだが、どうも臭いがして来る場所が容器の方ではなくて、 牛丼 の方である。とは言え、牛丼は加熱しているものだから、仮にそこ
思うところあって、ROSをいじっている。いずれ成果物を出そうと思っているけれど、それはまた別の話。 そんなわけで、ROS(2)の本をいくつか買っている。 時々あちこちで言っているのだが、「入門」の時はその分野は素人である。だから、どんな「入門書」が良いかはわからないものだ。なので、何かに入門しようと思う時、身近に「師匠」がいなければ、手当たり次第に「入門書」を読破するということにしている。内容の重複とか気にしても始まらない。金のある限り、入門書あるいはそれに近い本を買ってとにかく読む。 というわけで表題の本を買ったのだが、こいつがゴミ以下だ。 怒りのあまりAmazonに怒りのレビューを書いたのだが、どうも怒り過ぎてrejectされてしまったので、ここに書いておく。 羊頭狗肉とはこの本のことですね。 「プログラミング」ということで、プログラムのことが書いてあるのかと思ったら、最初の1/3は環
2020年にもなってこのネタでエントリ書くことになるとは思わなかったが… これはひどい > 「Debian」というマイナーなLinux OSを採用していたことに興味を持ち、 ORCAの哲学が流れる「新型コロナウイルス接触確認アプリ」:日経メディカル https://t.co/cQPsJn9fjy #日経メディカル — すぎむら (@sugitk) June 20, 2020 昨日今日Linuxを使い始めた奴は知らんだろうが、「ORCA」でDebianを採用したのは、実に2000年当時には「マイナー」だったからだよ。つまりひどくも何ともない、重要なポイントだったのだ。 元になった日経メディカルの記事、書いたのを見ると山崎記者じゃん。山崎記者ってかつて日経ITProでOSS関係の記事をよく書いていた「高橋信頼記者」の紹介で初めて会った人で… つまりはよく知っている記者だ。そーいやーその時に「人
備忘のためにエントリにしておく。 話の発端は、この記事である。 鳥取で食用ザリガニ養殖 中華料理店の販路開拓 弊社のブログを見ている人はわかると思うが、弊社には大量のザリガニが飼育されている。愛玩という目的もあるが、他方食用にしたいという考えもあってである。そこに上記の記事があったので、弊社で考察していたことを書いておく。件の記事については、あくまでも考察の材料とし、直接的には肯定も否定もしない。 ザリガニは美味い。 食べたことがない人達は否定的なことを並べたがるが、うまく泥抜きしたものは特に泥臭くなく、「淡水にいるロブスター」だと思っておけば、だいたい当たる。 欠点があるとするなら、サイズである。その辺にいるアメリカザリガニは言うに及ばず、食用にされるヨーロッパ系ザリガニであっても、そのサイズは物足りない。中華ではしばしばアメリカザリガニを食用にするらしいのだが、 ほとんど殻 と言って良
例によって蟄居中である。 仕事はいつもの通りないわけであるが、今回は今までの仕事がないのとは違って、本当に営業そのものがない。いつもちょいちょい来る営業のおっさんも多分蟄居している。まぁそれはしょうがない、多分出入りしている客が自粛中だろうから、これと言った話もないだろう。 しかし、そんなことをしてると、いろいろ今後のことを考えてしまうのである。以下は主に「教会」の話なのだが、それに留まらない。あらゆる活動(企業活動も当然に含む)に言えることではないかと思う。 長文なので、最初にまとめ。 コロナのせいで人に会うことが困難になってしまった。人々はその困難を克服しようとしているが故に、人に会う重要性も喪失しようとしている。となれば、何も「東京」で生活したりビジネスしたりする必要はないんじゃね? 逆にそれを有利に使うことだって出来るよね。というのが要点。 以下、本文。 秋葉は元々便利なところであ
とあるシステムを作るのに、ESP32とSinatraを使っている。 いずれ外部に公開するということ、今時はhttpsが普通だということもあって、ESP32からSinatraへのアクセスもhttpsを使うことにした。 まだローカルで試している段階なので、オレオレ証明書(自己署名証明書)を使って試そうとしていたのだが、これが一筋縄では行かなかったのでメモ。 実はESP32でhttpsを使う事例は、ちょっとググればいくらでも出て来る。なので、それ自体はそんなに難しいことではない。何らかの方法でサーバの証明書を手に入れ、それをクライアントに組み込めば良い。 extern esp_http_client_handle_t initialize_httpc(void) { esp_http_client_handle_t client; esp_http_client_config_t config
先日、SNSの更新をしないって話を書いた。 SNSをやめてみた その後、Twitterをやめるアルファな人達が続いていたので、「やった、俺もトレンド作ったか」とか思ってた。実際、Twitterに書かないのは心地良いので、このまま完全停止かと思って、ごく一部の人達(ほんの数人)と@やDで会話する程度にしていた。 その中で「黒色中国」氏に諭されて、復活することにした。 前のエントリで書いたように、「Twitterがない世界」は心地良い。特に、完全にやめるのではなくて、アカウントを残して時々見る程度にしておくと、「TwitterだけどTwitterじゃない世界」になって、実に具合が良い。夜も安心して眠れるw 世の中の流れに取り残されることもない。特に台風19号の時は、一日中Twitterを見ていたのである。書かなかったけど。 他方、「会社の代表」という立場を考えると、何らかのプレゼンスは維持しな
ちょっと前に、FacebookとTwitterの更新を停止した。 更新を停止しただけでTwitterは時々見ているが、Facebookはメッセージへの対応以外では見ることもしない。とは言えアカウントを消してしまう程の気持ちでもない。何か理由があればまた戻れるようにはしてある。 特別に深い理由があるわけではないが、強いて言えば「いろいろ虚しい世界だなぁ」という気持ちが大きくなってしまったというのはあるかも知れない。 Facebookは元々それ程アクティブでもなく、単に「日記(!=blog)」くらいのことと「主の祈り」をしていただけで主には他人の書いたものを読むことの方が多かった。リアル知人が多くつながっていることあって、その辺の人達の動静を知るためのものでしかなかった。まぁご多分に漏れず「リアル知人」の多さはしんどさに直結するものではあるのだけど、「そーゆーもの」として使ってる分には特に不自
ちょっと前に、GitHubがイラン等からのアクセスを遮断しているとゆー話が流れて来た。そこで、 GitHubがイランなどからアクセス不可に、米国の経済制裁により。CEOのフリードマン氏「望んでやっているのではない」 という話が流れて来て、どうやら本当に遮断していることがわかった。 遮断した事情は上記のエントリに詳しく書かれているのだが、これは「インターノット」の敗北以外の何物でもない。 かつて、Internetは、アナーキーな世界であった。それは、「管理者」が積極的にそうしたかったからなったわけではなく、Internet上のサービスの多くが分散協調して動くものとして実装されていたから、ガバナンスが働きようがなかったのだ。あるのは、「自分とこのサービスを正しく動かす」ということだけであり、それ以外のことについては「自分で判断しろ」というものだった。 この辺の話は若者にはピンと来ないと思うが、
ちょっと古いエントリらしいがTwitterのTLに流れて来たので。 量産型プログラマを撲滅したい 頭のいいプログラムの出来る側の人の言いそうなことである。 言いたいことはよくわかるし、昔そう思っていたこともないわけではないが、今はその必要は全く感じてない。 なぜそうかと言えば、「そーゆーもの」というドメインが明らかに存在しているからだ。 SIerの現場で書かれるプログラムに「難しい」ものはあまりない。SIで大変なのはシステム設計であり、円滑な実装(=プロジェクトの進捗)である。ここで書かれる「プログラム」の多くは退屈な同じようなロジックがほとんどである。 私がまだ新米のシステムエンジニアだった頃、システム設計の他に実装もやっていた。当時なので、コーディングシートに書いてパンチ屋さんに出して、それを計算機に入れて以降は端末で… というフローであった。その時に気がついたのは、 シーン(画面)は
Twitterで断片的なことを書いて、補足補足になって面倒なことになっているので、まとめておく。 話の発端はこれ。 高校「情報Ⅰ」で研修教材 新指導要領の高度化に対応 どんなカリキュラムかは、 高等学校情報科(各学科に共通する教科) を見て欲しい。また、このタイトルでわかることは、これは「各学科に共通」ということで、高校生全般の必修科目だということがわかる。「職業科」でもなければ、「副読本」でもない。 私はここで、「Python」が出て来ることに否定的である。理由は、 なんで「高校生」の必修がECMAでもISOでもないPythonなんだよ。 何のためにECMAやISOが存在してるか理解してないだろ。 この点に関しては、RubyやC#やJavascriptの方が、圧倒的に「優れて」いるぞ。 — おごちゃん / 軽率の謗りを免れない (@ogochan) 2019年5月20日 である。これにつ
最初はもっとキャッチーなタイトルにしようと思ったんだが、そんなしょうもないことしてもしょうもないんで。 そろそろCOBOL絶滅のシナリオを考えようか 「語るに落ちる」とはこのことである。この人はCOBOLに親でも殺されたのだろうか? こんな炎上芸で問題が解決したら、何の苦労もない。 COBOLのメリットを一々挙げて反論する気はない。しかし、事実として現にCOBOLは多くの場所で使われている。その理由は何か。 あれこれあるのであるが、最大のメリットにして最大のデメリットとして挙げたいと思うのは、 後方互換性の高さ である。 後方互換性が高いことについてのメリットは、誰でもわかることだろう。COBOLもそれを売りにして来た。「古いCOBOL」のコードであっても、現代の最新のCOBOL規格から見てvalidであって、正しく同じ動作をするバイナリが出て来る。COBOLは実に60年近い歴史があるのだ
一連のCOBOLの話で、また日経BPがアホな記事を上げている。 COBOLは難しいか、記者が試しにコードを書いてみた まぁ努力は認めるが、間違いだらけである。で、記者を見ると、以前にクソ記事で私に叩かれた「大森敏行」氏である。 以前に叩いたエントリはこっち。 「悪い大人」 どうもこの人の傾向として、よく知りもしないことをよく調べもせずに、わかったようなことをわかったような文章で書くというのがあるようだ。てめーは自分が物事をよく知らないってことに謙虚になれんのか? 細かい間違いを一々指摘するのは馬鹿げているので、大きな部分だけ挙げておく。 まず、題材を「FizzBuzz」に持って来たのが間違いである。 COBOLは「データ構造の扱い」を記述する言語であるので、「処理」を書くことはあまり得意ではない。この「得意ではない」というのは、出来ないとか表現能力が低いとかではなくて、 簡潔な表現が出来な
タイトルは黙示録の… クソっ。聖書すら手元にないわ(聖書はアプリで読む)。 先日、iPhoneの電池交換に出した。例のキャンペーンが年内であること、店舗だとすぐだけど予約が取り難いという話があったので、送ることにした。 「予約ぜんぜん取れない」 iPhone電池交換プログラム終了間近で“予約難民”続出 なーに、どうせスマホなんて電話として使ってないさとタカをくくったこと、1週間程度という話なので、まぁ我慢の範囲だろうと。 申し込み方法はあちこちで書かれているので省略。とにかく申し込むと、 というようなことになる。 しばらくすると、ヤマトがやって来たので、その速さに驚いたものだ。 問題はその先である。待てど暮らせど修理状況が↑のままだ。てゆーか、このスクショ今日撮ったし。 つまり、いつまで経っても「修理状況」に進捗がないのだ。 これがまぁ、個人経営の修理屋であれば、「時期が時期だけに忙しくて
興味深いブログがあった。Twitterでちょっと言ったらバズったので、まとめておく。 ホンダに限らん。日本の大手メーカで「研究、技術、開発」を経験している人達がいるか。同じような理由で辞めた同期や友人達はいっぱいいる。出来る奴ほどそうだった。 > 新卒で入社したホンダをたった3年で退職しました – 新卒で入社したホンダを三年で退職しました https://t.co/r6LMSl4lRw — おごちゃん / Baron (@ogochan) 2018年9月17日 この問題、随分と昔から言われている。実際これは既に私の時代(つまりバブル前就職)の頃から言われていた。 富士通で同期(私は富士通に勤めたことはないのだが、第二新卒での新人研修は富士通社員と一緒に受けた)の奴等のうち何割かは、技術者としての環境に不満を持って辞めていったようだ。他の同業の友人達(パソコン通信の友達とか)も、腕に自信のあ
お向かいの人が、 自分が働きたい会社にしない とか言ってるので。 お向かいにしては本人に一度も会ったことないのが不思議である。本当にお向かいで、資源ゴミは同じ捨て場に出してる場所なんだけど。って、「お向かい」なのは登記上と前の本拠地で、普段は秋葉原の事務所にいるってこともあるんだが。「お向かい」とは言え、入口は1本違う通りだからかも。そう言えばあのビル、1階はこっち向きに入口があって、そこを借りてる人はうちのゴミ置き場に置いて行く。それはいいんだが出し方が良くないので、うちの大家が渋々片付けている。 弊社はだいたい9:30〜18:00の定時制で大雑把に7時間くらいの労働。今時ならちょっと長めの定時だと思うのだけど、開始時間についてあまりうるさく言わないし、終了時間も早上がりについて気にしないので、実質は7時間弱だと思う。まぁ、人数少ない会社で、適当に遊びに行ったりしてるので、根詰めたような
このネタとなると、決まってかわんごが炎上気味になるわけだが。 川上氏「海賊版対策を邪魔している」「無責任だ」、森弁護士や村井教授に噛み付く いつも言ってることだけど、何もブロッキングすることもない。 多くの人達が一番効果があると知っているのは、 広告を枯らす ということで、それで十分だ。 ↓は余分なことなので特に読む必要はない。 「広告を枯らす」ことは、言論の自由を阻害しない。「自由な言論」がしたければ、広告に依存しなければよい。あらゆる意味で、今や 言うだけならタダ なのだ。そこに「広告」を介在させるのは、むしろ「自由な言論」を阻害する。「暮らしの手帖」が自社以外の広告を掲載してなかったのは、まさにそういった意味だ。 直接契約した広告主がいたら、そこの顔色を意識するのは「大人として当然」だろうし、アフィ貼ってたら売れた方が嬉しいというのは自然な感情。程度の違いこそあれ、「自由な言論」から
しばしばネット上では、「インターネット老人会」なる話が展開される。 内容はいわゆる回顧なので微笑ましく見ているのだけど、話してる顔ぶれを見ていると、「それ最近の話だろ」とつっこみたくなることも多い。なんとゆーか、老人ぶってる。 何を持ってして「老人」を自称するかは文脈依存だ。小学生同士の会話なら、12歳にして「老人」を自称してもいいだろう。 「現代のネットコミュニティー」という文脈であれば、「2ちゃんねる」はもはや「老人」の話題だと言っても良いかも知れない。近頃の人に「オマエモナー」とか言っても「はぁ?」と言われるがオチだ。 ここで「インターネット」となると、何をモノサシにするべきか。「インターネット」と言ってもプロトコルのベース部分みたいな技術的な話になれば、産まれてこの方、大した変化はない。 とか考えると、社会的な部分、コミュニティー的な部分を見るべきだと思う。そこでは 商用化 の頃に
裁量労働制の範囲拡大は無事お流れになったようなので、何を今さらなんだけど。 裁量労働制は本当に「定額働かせ放題」なのか 高度なスキルを持つと自負し、高い裁量が欲しい私のような労働者を野党が目の敵にしてることはよく分かった。実に残念だ。 — Yukihiro Matsumoto (@yukihiro_matz) 2018年3月1日 どちらも賛成側のようだけど、「現時点」の問題について何の弁護にもなっていない。 両者共、メリットを言ってる。てか、matzが裁量労働になっているのは実に当時の私がそうしようと言ったからなので、こういった人達が裁量労働制であることに、メリットこそあれデメリットなぞないと信じている。「信じている」というからにはこれは信念であって、仮にデメリットが出て来ればそれは改善してしまえばいいだけだと思ってる。 しかし、今問題になっているのは、「裁量労働制」そのものではなくて、
増田の 口の悪い人間をエンジニアとして採用するべきか 面白い話なんでネタにしてみる。個人的には「絶対にするべきではない」が答え。 この手の話はいわゆる「出来るエンジニア」を採る時によく話題となる。そして、たいていは「技術者なんてそんなものなんだから、口がいいかどうかはどうでもいい」みたいな話になりがちだ。でも、私は絶対に採るべきではないと思っている。 こういった人が来た時は、往々にして「ふれこみ」がどの程度信頼出来るかという話がまず来るのだが、そこは面倒なので「本当に出来る奴」という前提で書く。まぁ、「ふれこみ」が嘘でも結論は同じなんだが。 ごく例外的なことを除けば、「技術」は虚しいものである。 業務上で必要な技術は、だいたい業務をしているうちに身につく。もちろんそれには優劣はあるだろうが、業務として毎日やっていれば、その積み重ねは馬鹿には出来ない。また、それで身につかない人はそもそもその
「プログラマ35歳定年」については、何度も書いている。 Results for ‘35歳’ 手を変え品を変え書いているのだが、早い話が「それはナンセンスだしそうならないように頑張ろう」的なことを書いている。 しかし、ここに来て実は良いことなのかも知れないと思うようになった。 以下、「バイアス」とか主語の大きさを云々する奴は読まないでよろしい。そーゆー奴はそもそもうっとおしいし、そういったものを云々しなきゃいけないレベルの人には多分通じない話だからだ。 最近の私の仕事は、ソフト屋とハード屋の間を行き来している。回路設計をして、プリント基板を作り、ファームを開発して、さらにシステムにする。その過程で各種ハード屋と関わり、ソフト屋の情報を見る。ソフト屋としての私しか見たことがない人達にとっては、「そんなこと出来るのか?」と思うだろうが、私の生い立ちやら学校のことやら考えたら、むしろこれが自然な立
天下のパナソニックがオカルト製品を… パナソニック、USBに挿して音質向上を図る「究極のUSBパワーコンディショナー」 まぁ、いつもの通り「何をしても音は変わる」わけなので、多分違いはあるだろうが… 例によってはてブ民は知りもしない知ろうともしないで思い込みでdisってて香ばしい。 パナソニック、USBに挿して音質向上を図る「究極のUSBパワーコンディショナー」 – AV Watch 変わるのは多分本当だろうという話は、過去に何度もして来ている。 NASで音は当然に変わる 例のSDカードについての解釈 オーディオにオカルトが多いのは確かなんだが… 多分変わる。絶対に変わる。変わらないはずがない。わからないのは、わかろうとしないからで、ある程度訓練した人であれば、ブラインドテストしてもわかるだろう。 ただ、変わるには当然に条件がある。こういったもので音が変わるには、 オーディオ機器のアナログ
ネットで酷いことを書く人に、よく「ネットの向こうにも生身の人間がいるんだよ」的なことを言って諭すことがある。 それは間違いじゃないし、そう思ってやることも悪いことじゃないし、それを忘れた人には良い諭しだと思うのだけど、私はあえて逆を言いたい。 「ネットの向こうにも生身の人間がいる」のは本当のことだし、そのことを忘れて酷いことを言ったりすることは良くない。そのこと自体を否定するつもりはない。 だけど、私達はえてしてそれに囚われ過ぎている。 「ネットの向こう」ではいろんなことが起きる。不快な事件、不条理な出来事、気の毒な人々、残念な人々… ネットの向こうには、確かに「生身の人間」の生があり、それゆえいろんなことが起きる。 いろんなことが起きていると、いろんな騒ぎにもなる。人の考えは一つではないから、ある事件があってもいろんなとらえ方があり、賛否の議論やら、単なる野次馬やらが、「騒ぎ」を大きくす
ITPro方面に火種があったので。 COBOLやVB6との決別、初手は不良資産の一掃 中を読めばいつもに日経コンピュータなんだが… 例によって、日経コンピュータがCOBOLを悪者にしている。まぁ、いつものことなんで、それ自体は割とどうでもいいんだが、見出し詐欺はいけない。何がそうかと言えば、後半の「かんぽ生命」の話。 1200億円の巨費を投じて基幹系システムをNEC製メインフレームから米IBM機に移行し、2017年1月に稼働させたかんぽ生命保険も、ツールで全体の1割に相当する不要資産を廃棄した。NECの独自言語「IDLII」からCOBOLにツールでリライトした。 見出しに「COBOLやVB6との決別」とか言いながら、よく見れば COBOLにした という話だ。見出しと違う話なんで「あれれ?」と思ってTwitterで聞いたりもしたんだが、 かんぽ生命副社長・井戸潔が語る基幹系システム刷新、成功
身内に弔事があったので、郷里に帰った時に気がついたこと。 私の郷里は凄い田舎である。 ボクがものを作るわけ(2) ストビューのダブルスタンダードについて 諸事情で家の周囲に若干の家が建ったし、徒歩1分くらいのところに葬儀場が出来て便利だったのだが、東京どころか松江から見ても田舎であることに変わりはない。それでもまぁ、近くに「本線」と名のつく鉄道が走り、1桁国道も通っていたし、今は高速道路が出来つつあるので、 同窓生達 の家があるあたりよりは開けてるんだけど。市役所まで車で10分くらいだし。 そんな田舎だとコンビニなんてないと思っていたら、「あるよ」という答え。聞くと、 車で5分 くらいのところにあるらしい。すげー便利になったものだw うちの家は大きな家で、さらに農家らしく納屋もいくつもある。なんせ田舎なので土地が安い… てゆーか、自分ところの土地なんで建て放題だ。それをいいことに親父がいろ
Twitterで いつどう言う理由でこんなアフォな法律にしたのか知らないけど、即刻撤回するだけで日本はIT国になれる気がする。 「日本においては、税務上は自社開発のソフトウェアも資産計上して、3年若しくは5年で減価償却をする必要があります。」 https://t.co/TaAkA72OG7 — ザバ(ザバイオーネ) (@z_zabaglione) 2017年8月22日 というのが流れて来て元ネタの、 Amazonは最大のハックである「税ハック」と日本のソフトウェア産業の競争優位 を読んだのだが、事実誤認とゆーか、読みスジ違いが酷いのでまとめておく。会計士の人が書いているようなので、そういった意味の「間違い」ではないのだが、根本にズレがある。 そもそも、昔は無形固定資産に「ソフトウェア」という科目はなかった。 なかったらどうだったかと言えば、「ソフトウェア」は全て経費であり損金だった。その当
久しぶりに日経BPネタ。 プログラミング教育にも悪い大人が群がってしまうのか (3/3) ただ、こうした人が自分でソフトウエアを作っているという話は聞いたことがなかった。オープンソースソフトウエアの開発に参加するでもなく、オープンソースソフトウエアを使ってシステムを開発するでもない。「オープンソース推進」という謎の運動の旗を振っているだけだ。 この話に該当する人を私は知らない。 かつて私は「オープンソース推進」な世界にいたことはご存知の通り。てか、最近は知らない人が多いみたいなので、「???」と思った人は、適当にぐぐってくれ。 なので、件の文章の中で触れられている人は、多分私の同労者の中にいるはずである。しかし、私は具体的に誰という名前を挙げることが出来ない。それは「やってはならない」からではなくて、「そんな人がいたことを知らない」からだ。 件の文章では「作っている」ことに妙にこだわりを持
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