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今年の「#文学」
www.k4.dion.ne.jp/~mms
shutdown システムを停止する システムを停止(再起動)します。ログインしている全ユーザーにシステムが終了のメッセージ送信されます。実行権限は管理者のみとなります。 shutdown [-acfhkr] [-t 秒] 時刻 [メッセージ]
$ echo -e "\tABC" エスケープ文字の「\t(水平タブ)」を有効にして表示します。 ABC $ echo -n "ABC" 最後の改行を出力しないで表示します。 ABC$ $ echo "STRING" 文字列「STRING」を表示します。 STRING $ echo "PWD=$PWD" 文字列「PWD=」と変数「$PWD」を表示します。 PWD=/home/user01
chown ファイルやディレクトリの所有者を変更 ファイルやディレクトリの所有者を変更します。所属グループの変更もできます。変更を行えるのは、そのファイルの所有者または管理者だけです。 chown [-cfhvR] [ユーザー]:[グループ] ファイル
less ファイルの内容を1画面ごとに表示する② ファイルの内容を1画面ごとに表示します。「more」コマンドを改良して多機能にしたものです。画面下に表示されるプロンプト「:」の後に「less」用のサブコマンドを入力して操作します。 less [-isSu] [-P パターン] [-x N] [-y 行数] ファイル
wc テキストファイルの大きさを調べる 指定されたファイルの行数、空白で区切られた単語数、文字(バイト)数を数えます。複数のファイルが指定された場合は、最後に各ファイルの合計値を表示します。 wc [-clw] ファイル
指定した時刻と日付に変更します。設定方法は以下の通りです。 mm = 月の数字 dd = 日付 HH = 時間(24時間) MM = 分 CC = 年の最初の2つの数字(任意) YY = 年の最後の2つの数字(任意) SS = 秒(任意) $ touch file5 「file5」という空ファイルを作成します。 $ touch -t 120304051995 file5 タイムスタンプを1995年12月3日4時5分に変更します。 $ touch -r file5 /tmp/* 「/tmp」のすべてのファイルを「file5」の時間にあわせます。
ls ファイル・ディレクトリ情報を表示する ファイルやディレクトリの情報を表示します。 ls [-abcdfghiklmnopqrstuxCFLRS1]
chmod ファイルやディレクトリのパーミッションを変更 ファイルやディレクトリのパーミッションを変更します。パーミッションは「記号」または「数値」で指定します。変更を行えるのは、そのファイルの所有者または管理者だけです。 chmod [-cfvR] モード ファイル
useradd ユーザーを追加する 新しいユーザーアカウントを追加します。管理者ユーザーのみ実行可能です。 useradd [-cdegGus XXX] [-m] ユーザー
mv ファイルの移動/ファイル名の変更 ファイルやディレクトリを移動します。 mv [-bfiuv] 移動元.. 移動先
basename パス名からファイル名を取り出す 引数に指定されたパス名からファイル名のみを取り出します。例えばシェルスクリプト内で、「basename $0」と記述すると、シェル自身のファイル名のみを調べることができます。 basename パス名 [文字列]
変数 シェル変数 変数は文字列や数値など、さまざまなデータを記憶しておくものです。変数名に使える文字は、英数字または「 _ 」(アンダーバー)で、1文字目に数字は使えません。変数に値を代入するには「変数名=値」とします。「=」の前後にはスペースやタブを入れることはできません。変数を参照する場合は、変数名の前に「$」を付けます。下記の例を参考に解説します。 test.sh #!/bin/sh #-----変数に値を代入します----- PARA1="string" PARA2=string PARA3=3 PARA4=`date '+%Y-%m-%d'` #-----変数を「echo」で表示します----- echo "PARA1 = ${PARA1}" echo "PARA2 = ${PARA2}" echo "PARA3 = ${PARA3}" echo "PARA
シェルの作成・実行 ・ シェルスクリプトとは ・ シェルの書き方 ・ シェルの実行 変数 ・ シェル変数 ・ 特殊な変数 制御構文 ・ if ・ case ・ while ・ for ・ until 演算・比較 ・ 四則演算 ・ 数値比較 ・ 文字列比較 ・ ファイルチェック ・ 論理結合 関数・オプション ・ 関数の作成 ・ オプションの使用 サンプルスクリプト集 ・ 共通関数を外部ファイルに作成する ・ ヒアドキュメントの利用 ・ findコマンドの有効利用 ・ リストファイルを読み込んで処理する
$ alias 現在登録してある別名をすべて表示します。 $ alias h='history 10' history 10 を「h」という別名で登録します。 $ alias h 「h」という別名で登録されているコマンドの内容を表示します。 h='history 10'
gzip ファイルの圧縮/復元(*.gz) 拡張子「.gz」形式でファイルを圧縮(復元)します。元のファイルは「ファイル名.gz」というファイルに置き換えられます。compress より高い圧縮が望めます。 gzip [-cdflnvr] [-圧縮率] ファイル
検索する文字列を指定します。「文字列1|文字列2」のように「|」で文字列を区切ると、いずれかの文字列にマッチした場合に検索結果が表示されます。検索に用いる文字列は、正規表現で記述します。よく使用されるのがメタ・キャラクターで、ワイルド・カードのような特別な意味を持ちます。メタ・キャラクターについては下表を参照。
cut 文字列を切り出す テキストファイルの各行から指定した部分の文字列を切り出して表示します。 cut [-bcf位置] [-d 文字] ファイル バイト単位で切り出します。バイト位置を下記のように指定します。 -b5 : 5バイト目 -b1,3 : 1バイト目と3バイト目 -b2-5 : 2~5バイト目 -b-3 : 先頭から3バイト -b5- : 5バイト目以降
cp ファイルやディレクトリをコピーする 指定されたファイルやディレクトリをコピーします。 cp [-abfilprsuv] コピー元.. コピー先
関数・オプション 関数の作成 シェルスクリプトでも関数を作成することができます。 関数は下記のような構文になります。 C言語のように括弧の中に引数を記述する必要はありません。関数に引数を渡す場合は、シェルと同じようにスペース区切りで渡します。関数に渡された引数を参照する場合も、シェルと同じように「$1, $2, ...」と参照します。呼び出し元に終了コードを返す場合は「return コード」と記述します。以下は関数を使用したサンプルスクリプトです。 func.sh #!/bin/sh arg_chk() { # 引数の数が2の場合 if test $# -eq 2 then return 0 # 引数の数が2以外の場合 else return 1 fi } arg_chk $@ ret=$? echo "引数チェック結果
ftp FTPでファイルを転送する リモート・ホストに接続してファイルの送受信を行います。コマンドが実行されると、「ftp」の内部コマンドモードに移行します。 ftp [-igntv] [ホスト]
UNIXは、1968年にアメリカAT&T社のベル研究所で開発されたOSです。C言語というハードウェアに依存しない移植性の高い言語で記述され、またソースコードが比較的コンパクトであったことから、多くのプラットフォームに移植されました。 Linux Linuxは、1991年にフィンランドのヘルシンキ大学の大学院生(当時)Linus Torvalds氏によって開発されたUNIX互換のOSです。Linuxは他のOSに比べ、低い性能のコンピュータでも軽快に動作します。また、ネットワーク機能やセキュリティーに優れ、非常に安定しているという特長があります。本来、Linuxはカーネル(kernel)と呼ばれるOSの核となる部分のみを指す言葉だったが、Linuxカーネル上で動作するシステム全体を指す言葉としても用いられることが多い。 カーネル(kernel) OSの基本機能を実装したソフトウェア。O
crontab ジョブを自動実行する コマンドやシェルスクリプトを指定した日時に自動実行します。cron を使用するためには、「crond」というデーモンが起動している必要があります。通常は、インストール時にサービスが自動起動するように設定されています。 crontab [-u ユーザー] { -e | -l | -r }
sync バッファの内容をディスクに書き込む バッファ(メモリ上のデータ)の内容を強制的にディスクに書き込みます。システムを停止する前に、バッファ内に蓄積されているデータで、まだハードディスクに書き込まれていないものは、このコマンドで書き込んでおく必要があります。 sync # sync バッファの内容をディスクに書き込みます。 # sync 念のため3回実行しています。 # sync # shutdown -h now システムを停止し、電源を切れるようにします。
制御構文 if 条件によって処理を分岐させたい場合は、if文を使用します。 シェルスクリプトのif文は下記のような構文になります。 if、スペース、[ 条件 ] という文法となりますが、条件の前後にはスペースを入れないと、エラーとなりますので注意が必要です。「 if [ 条件 ] 」という書き方を「 if test 条件 」と書くこともできます。elif, else は省略することも可能です。また、条件が偽の場合に処理を行いたい場合は、「! 条件」と記述します。下記は、簡単なif文のサンプルです。 test.sh
mail メールを送受信する メールの送受信を行います。引数にアドレスを指定した場合は送信、アドレスを指定しない場合は受信となります。受信の場合は「mail」の内部コマンドモードに移行します。 mail [-v] [-c アドレス] [-b アドレス] [-s 件名] [アドレス]
乗算の演算子は「*」ですが、UNIXでは「*」はワイルドカードという特別な意味がありますので、エスケープ文字「\」を使用して「\*」と書きます。また、演算子の前後のスペースは省略できませんので注意してください。以下は四則演算のサンプルスクリプトです。 expr_test.sh #!/bin/sh a=`expr 5 + 3` b=`expr 5 - 3` ab=`expr $a + $b` c=`expr 5 \* 3` d=`expr 5 / 3` e=`expr 5 % 3` echo "a=$a" echo "b=$b" echo "ab=$ab" echo "c=$c" echo "d=$d" echo "e=$e"
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