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制作と画材＞テクニック集 鉛筆で描く もっとも身近な画材ともいえる鉛筆（えんぴつ）。 ”絵を描くとき”の扱い方は、字を書くときとはちょっと違います。 濃淡のバリエと削り方 画材屋（あるいは文具店）さんの鉛筆売り場に行くと、 同じメーカーやブランドでも、そのなかで さまざまな種類の鉛筆が用意されていることがわかります。 これは濃淡のバリエーションであり、 「H」と付く鉛筆は硬質で色が薄く、 「B」の付くものは、柔らかくて、 さして力を入れずとも濃い色が出せるものです。 そして、これらにそれぞれ数字が付けられており、 この数値が大きくなるほど、 濃／淡の程度が大きくなります。 さて、鉛筆で絵を描くときは、濃淡の違う鉛筆を いくつか用意しておくとよいのです。 この番号でなければダメ、ということはありません。 硬質なものは精緻な画風に向きますし、 軟質の鉛筆（あるいは木炭）なら、すばやく描くの

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