クレジットカードの決済ができなくなり、一時サイト停止を余儀なくされた「マンガ図書館Z」(同サイトから) 成人向けの漫画配信や同人誌の販売サイトなどで、クレジットカード大手ブランドの決済が使えなくなるケースが相次いでいる。背景にはインターネット上の性的コンテンツに対する米国の厳しい判断があるとされる。ただ、判断主体や基準はあいまいで、無関係の事業者でも決済が停止される事態も起きている。「表現の規制だ」との声もあり、日本国内では波紋が広がっている。 「禁止語句」のリスト絶版漫画などの電子書籍配信サービスを行うウェブサイト「マンガ図書館Z」では昨年、加盟店契約していた決済代行会社から一部の作品の削除要求を受け、従ったにも関わらず、契約を解除された。 運営会社の乙川庸之社長によると、昨年5月ごろ、決済代行会社から、アダルトコンテンツを3日以内に削除するようメールで要請された。 その際「禁止語句」の