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日本赤ちゃん学会のウェブサイトのURLが変更になりました。 新しいURLは、https://www2.jsbs.gr.jp です。 お気に入りなどの登録情報の変更をお願いします。 10秒後に新しいウェブサイトへ切り替わります。 自動的に切り替わらない場合は以下のリンクをクリックしてください。 新ウェブサイト https://www2.jsbs.gr.jp へ移動する。 2021年3月11日 日本赤ちゃん学会
子ども問題はいまや先進国の共通の課題。社会そのものが子どもたちの生命の輝きを蝕んではいないかを検証する必要に迫られています。世界全体が市場原理によって支配される時代に危機感を覚え、「社会的共通資本」という概念によって、新たな経済原則を提唱する経済学者の宇沢弘文さんにお話をうかがいました。 英訳はこちら。 1. 官僚任せにしないで公の資金を有効に使う 2. 「社会的共通資本」は世代を超えた財産 3. 安部能成先生の演説に深い感銘を受けた 4. 個人的に接した人から人の大切さを学ぶ 小林 登(こばやし・のぼる) CRN所長。東京大学名誉教授。国立小児病院名誉院長。日本子ども学会代表。1927年東京都生まれ。1954年東京大学医学部卒業。医学博士。著書には小児科学の専門書のほかに、『ヒューマン・サイエンス』(中山書店)、『子どもは未来である』(メディサイエンス社)、『育つ育てるふれあいの子育て』
イギリスには親が子どもを「学校」へ行かせる義務はない。英国教育法(1944年版第36条、現1996年版第7条)は、「義務教育の年齢に達している子どもを持つ親はその子どもにあったフルタイムの教育を(中略)学校へ定期的に行かせることまたはその他の方法で与える義務がある」としている。'またはその他(or otherwise)'の部分は、王室や裕福な家庭では子どもを学校へやらずに家庭教師をつけていたことなどから付け加えられたといわれるが、この2語のおかげでその後の様々な形の教育が行いやすい環境ができている。例えばイギリスでは現在も最低5人の子どもが集まった時点で学校として教育省へ登録することができる。 オルタナティブ教育の哲学 「学校絶対視からの脱却」という意味において1970年代から80年代にかけて北米、英国を含むヨーロッパで「オルタナティブ教育-Alternative Education」と呼
発育現象に臨界期 -妊娠約3ヶ月頃まで危険期~脳の発達では約3歳頃までが重要 発育の原則として、「発育現象の順序性」「発育速度の多様性」「発育現象の方向性」について述べてきたが、今回は「発育現象の臨界期」について述べる。 臨界期とは、本来物理学などで用いられる言葉で、物質が「ある状態から別の状態に移る時期」のことである。発育学では、正常な発育に関係する因子の作用についての決定的な時期のことである。この臨界期にある因子が作用すると構造や機能に障害が起こるときには「危険期」、正常な発育の過程ならば当然作用する因子が、何らかの理由で作用しなかったために、同じようなことが起こるときには「感受期」と呼ばれる。 危険期の代表として有名なのは、50年近くも前に起こったサリドマイド事件。この睡眠薬を妊娠初期に飲んだ母親から生まれた子どもには手足の奇形が著しく、特に、手がアザラシ様になった事例が現れたのであ
澤口 ご存知だと思いますが、「セオリー・オブ・マインド=心の理論」というものがあります。人の身振りを見て心を推測できる能力のことで、いちいち分析しなくても相手の心の動きを洞察できるので一応理論と呼ぶわけですが、それが前頭連合野の働きであることが最近になってわかってきたのです。
ネットいじめ ロバート D.ストローム アリゾナ州立大学教授 パリス S.ストローム アーバン大学助教授 English ネットいじめ(Cyber Bullying)の特異性 ネットを介したいじめは、最近、急速に青少年の間に広がっている問題である。このタイプのいじめは、電子メール、携帯電話、PHS、ウェブサイトやオンラインなどの電子媒体を用いて、標的の相手に、屈辱感、恐怖感、無力感を与える。このようなネットいじめは、今までのいじめと多くの点で異なる。 第1に、昔のいじめのように、いじめる者がいじめられる者よりも体が大きく、力が強い必要は無く、肉体的に弱者であってもいじめることは可能であるという点である。ネットいじめは、偽名のハンドルネームを用いることにより、匿名性の下で行われる。直接的な対面でなされないため、いじめた者はいじめられた者の苦しみの大きさが分からず後悔や同情の気持ちを持てないの
発達心理学を専門にしてずっとやってまいりましたが、私自身も子供が2人おりまして、両方とも男なんですが、一人は社会人になっております。そして、もう一人は大学2年生ですが、2人の子供を育ててきた、私一人でやってきたわけではありませんが、そのときにやっぱり発達のことについていろいろ知っているということが大変役に立ったような気がします。それで、いい結果が出たかどうかちょっとわかりませんが、少なくとも役に立ってきたという気がいたします。 きょうは、そのことをちょっとお話ししたい。特に子供のさまざまな目に見える行動というのはよくわかるんですけども、その心の奥の底というのは、これは子供だけじゃなくて、なかなかわかりにくい問題ですので、その辺のところを中心にお話をしたいと思っています。 <図1> それで、きょうお話することは大きく言って3つのことです。1つは、子育てにおいて知っておいたほうがいいような発達
CRNサイトをリニューアルしました。 リニューアルに伴いまして、掲載する情報の配置を見直し、コーナー名称を変更いたしました。 過去の掲載分は、過去のコーナー名称でこのままご覧いただけますが、今後は、新サイトのコーナーに従って掲載となります。 ご不便をおかけし、申し訳ありませんが、多くの皆様にご利用いただけるよう内容の充実を図って参りますので、今後ともCRNをよろしくお願い致します。 図書館/Libraryは、子どもに関する調査データや研究レポートを調べたり探したりする場です。 各種調査データや研究レポートのほか、CRNが企画するシンポジウム、ワークショップ、講演会などの記録を閲覧できます。
「イギリス 多様な教育と子どもたち」は、イギリスでの様々な取り組みや人々の声を紹介していきながら、これからの教育について考えていくコーナーです。 歴史的にも様々な面でお互いを刺激し合ってきた日本と英国。しかし、英国の現事情、ましてや、その教育の実態や挑戦については、不思議と深くは知られていません。 月に一度の連載では、教育理論と実践の紹介、研究者や教師、生徒の声、政策の変化、世論など、様々な角度から英国教育の「今」をお伝えします。
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ミュージアムとわたし 日本のチルドレンズ・ミュージアム 博物館におけるワークショップ 博物館を知るワークショップ 博物館からはじまる学び 第二世代のチルドレンズ・ミュージアム 第三世代のチルドレンズ・ミュージアムのはじまり ハンズ・オン系のミュージアム・日本科学未来館 身体で実感する学び I. ミュージアムとわたし(佐藤優香) 今日は、実際に私が博物館の中で、どのようの実践をしているかということを、ご紹介させていただきたいと思っています。始めに、私自身がどのような関心をもとに、ミュージアムを対象にしてこれまで取り組んできたのかということを、チルドレンズ・ミュージアムの歴史を少し紹介しながら、お話したいと思います。そして次に、ふたつの事例を、ビデオで見ていただきながら紹介させていただきます。ひとつめは、博物館に来た人に博物館の中で充実した時間を過ごしていただくために行っているワークショップで
トホホ育児日記 共稼ぎ核家族のおとーさんによる育児漫画日記。家事・育児負担5割の達成を目標に奮闘中。 プクリン日記 マンガがお上手! 息子プクリンの成長をマンガ・写真・エッセイなどを交えて綴る。 教育の窓・ある退職校長の想い こんな先生に出会いたかった! 仕事は初任者指導。2年目に入りました。その仕事のことや現職のときの思い出、ホットな教育問題など、いろいろととり上げたいと思います。 風の子太郎えにっき 日替わりの絵日記が可愛い! 11年ぶりに我が家の3男として生まれた風の子太郎くん。年の差45才のお父ちゃんが描く親ばか絵日記です。 ~ちびシェフ厨房☆ おやつの写真がおいしそう! シドニーでの子育て情報や日本に帰国してからの話。レシピが充実。写真もきれいです。 Windy's Style 情報アンテナがすごい! 子育て関連ニュースやお役立ち情報を、ワーキング・マザーの視点でクリップしていま
Vol. 19, No. 6, June 2003 1. かわいそうな子どもたち:うつ病と抗うつ剤について再考する かわいそうな子どもたち:うつ病と抗うつ剤について再考する 「知らないことによって問題が起きるのではない、実際は知らないのに知っていると思い込んでいることが問題を引き起こすのである。」-ウィル・ロジャーズ。 ハロルド・S.コプレウスキー医師は最近本ニュースレターで思春期のうつ病を認識し、治療することの重要性にについて有意義な論文を寄せている。十代のうつについての認識不足と、その病的状態に関する彼の意見は時宜を得たものであり、真実そのものである。さらに、彼が診断のさまたげとなっている様々な事柄をあげ、十代の若者やその親と実用的な協力関係を確立したことは賞賛に値する。しかしながら、十代に処方される抗うつ剤についての証拠をめぐる現在の状況に対するの彼の意見は、厳密な検証をもってこたえ
●はじめに(司会より) ――本日の座談会は「学級崩壊はしつけでくいとめられるのか?」という大変刺激的なテーマです。まずはこのテーマを設定した理由を簡単に説明いたします。 今、小学校低学年でも「学級崩壊」という現象が起こっていることから、「来るべきところまで来た」という危機感が持たれています。これについて学校現場からは「家庭の教育やしつけがなっていないからだ」と言われていますし、世間でも「学級崩壊を何とかしなくてはいけない」という議論が沸き上がっています。 一方、現在文部省でも調査段階で、学級崩壊の実態に関する情報は共有化されていません。また一言で「しつけ」と言っても、非常に多様な意味があります。習慣的なものから倫理的なもの、あるいは無意識的な身体的しつけ、学力と関連するしつけもあると思われます。そこで本日は、「どんなしつけをして学級崩壊をくいとめたらいいのか?」という処方箋ではなく、「しつ
●学級崩壊は授業崩壊 まず、私が「メイル対論」のトップバッターを仰せつかったので、「学級崩壊」について自分の考えを述べてみたいと思います。 マスコミでは「学級崩壊」というおぞましい言葉が使われています。でもその実態はおそらく「授業崩壊」もしくは「授業の不成立」だと思います。 学級担任が子どもたちに接する時間はほとんどが「授業」なのです。「授業」といっても、小学校の教師は、授業を通じて、訓育(知識技能の指導)だけではなく、陶治(生き方の指導)も含めて行わなければなりません。ですから、いくら学問的な知識があっても、教師という職業に向いていない人や、不勉強な素人同然の人が、子どもに向き合えば、授業になどなりません。 子どもたちが担任の指示を聞かない、反抗する、そんなことは昔からありました。「学級崩壊」を「授業崩壊」もしくは「授業の不成立」と考えるならば、これは今に始まったことではありません。 ●
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