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生と死と二酸化炭素 本作『吐き出す』の魅力は生きている“わたし”が吐く“白い息”と逝ってしまった“あなた”の対比です。同じ二酸化炭素であるが、こんなにも違います。 さて、歌詞中の死の象徴として使われている煙。火葬が一般的な日本では、ピンとくるだろう。では、外国ではどうでしょうか。世界では土葬が一般的です。死と煙を結びつける感覚は、日本独特なのではないでしょうか。 日本の死のイメージを天に昇るだとすれば、世界の死のイメージは地に眠るといえるでしょう。 星になる。永遠の眠りにつく。土に還る。 いずれはやってくる別れを表す言葉は、多くあります。でも、私は本作『吐き出す』を聴いて、「煙になる」が一番儚い表現だと感じました。 生きていることといえば、酸素を吸うイメージが強かったため、二酸化炭素を吐き出すことで生と死を示唆している歌詞に驚きました。 吐息と煙は同じ白い気体であるのに、なぜこんなにも違う
2014年に投稿された曲で個人的に印象に残った曲の感想を、つらつら書いていきます。なお、秋から多忙により曲を聴けなかったため、上半期に投稿された曲多めです。 1:koyori(電ポルP) / “曖昧劣情lover” v flower歌唱のVOCAROCK曲。v flowerは、2014年7月(DL版は5月)に発売されたVOCALOIDで「ROCKに特化している」ことを売りにしています。爽やかVOCAROCKといえば、電ポルPさん!と思っていましたがv flowerを使うとは予想していませんでした~。 電ポルPさんは調声に定評があり、本作も歌詞がなくても聴きとることができます。また、声と曲調がぴったりと合っています。 本作に限らず、他作品――初音ミク、GUMI、IAによる歌唱曲も、それぞれの声の特徴をいかした調声と曲調をしています。 v_flowerの登場で、新しい曲調の電ポルPさんの曲を聴
今回は「音楽レビュー」について考えていきます。 音楽レビューってどうやって書くの? 「音楽レビューってどうやって書くの?」そう尋ねられたら、どう答えますか。私は「想ってみた」をしてるよ!と答えます。 想ってみたとは? 「想ってみた」とは、ある作品について想いを巡らせることです。今回はタイトルにある通り、音楽に限定してお話します。 想ってみたの目的 「想ってみた」の目的は、好きな曲をもっと好きになることです。“好きなものをもっと好きになろう”これが「想ってみた」のコンセプトです。 「想ってみた」をすればするほど、好きな曲をもっと好きになれます。理由は好きであることを客観的に捉え、深めることができるためです。だから私は「想ってみた」をしているし、できれば多くの方にやって頂きたいと考えています。 というわけで、次の項目からやり方を説明していきます。 想ってみたのやり方 ある曲を聞いて、「あ、この
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