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プロと読み解くRuby 3.4 NEWS テクノロジー部門技術基盤グループの笹田(ko1)と遠藤(mame)です。Ruby (MRI: Matz Ruby Implementation、いわゆる ruby コマンド) の開発をしています。お金をもらって Ruby を開発しているのでプロの Ruby コミッタです。 本日 12/25 に、恒例のクリスマスリリースとして、Ruby 3.4.0 がリリースされました(Ruby 3.4.0 リリース )。今年も STORES Product Blog にて Ruby 3.4 の NEWS.md ファイルの解説をします(ちなみに、STORES Advent Calendar 2024 の記事になります。他も読んでね)。NEWS ファイルとは何か、は以前の記事を見てください。 プロと読み解く Ruby 2.6 NEWS ファイル - クックパッド開発者
こんにちは、技術広報のえんじぇるです。 この記事は技術広報アドベントカレンダー17日目の記事です。 技術広報として、欠かせない業務のひとつ、カンファレンスへの参加・協賛が決まった時にやっていることを紹介します。 お金 カンファレンスの参加・協賛に欠かせないのがお金です。 カンファレンス協賛のためのお金ですが、年間の計画を立てて予算をとっています。 計画策定時には昨年度の実績を参考にするため、協賛費用の変更があった場合にはひと慌てありますが、どうにかやりくりしています。 次に参加費用です。STORES では、カンファレンスに参加するための制度『Canサポ』があります。 仕事をより効果的に行うための知識・スキルアップに向けた勉強会・カンファレンス参加をサポートしています。 ・平日業務扱いサポート ・参加費用サポート 参照元:福利厚生・制度 | STORES 株式会社 利用は申請制なのですが、複
STORES 技術基盤グループの id:atpons です。普段は STORES 全体のパブリッククラウドや開発で利用している SaaS の管理をしています。今回は STORES で管理している AWS Organizations のメンバーアカウントのルートユーザーを全部削除したので、進め方について書いていきます。 この記事は STORES Product Blog Advent Calendar 2024 11日目 の記事です。 はじめに STORES では、プロダクトの開発や運用に AWS を採用しています。その上で、AWS Organizations を導入しており、各アカウントへのログインは IAM Identity Center と Okta を経由した SSO により、IAM ユーザーを利用しない方針で運用しています。STORES における AWS Organizations
こんにちは。 STORES ネットショップ の開発をしている、hsm_hx です。 この記事は STORES Product Blog Advent Calendar 2024 8日目 の記事です。 わたしと RSpec STORES ネットショップ チームでは、ネットショップの注文データを保存するために作られたモデルを POS レジ などのデータを保存できるように拡張された新しい注文モデルにリプレースする大きなプロジェクトを進めています。 このプロジェクトについては phayacell さんのこちらの記事でも扱われているので、興味のある方はお読みください! product.st.inc そして、このプロジェクトを推進するにあたって、大きな役割を担っているのが RSpec です。 みなさんは普段自動テストをどのような目的で書いていますか? 一般的には、 新規開発した機能が想定通りのパラメー
Rubyist Hotlinksにインスパイアされて始まったイベント『Rubyistめぐり』。第5回はonkさんをゲストに迎えて、お話を聞きました。こちらは前編です。 hey.connpass.com 漫画禁止、ひたすら本を読む小学生時代 藤村:今回はonkさんに来ていただきました。よろしくお願いします。 Rubyistめぐりの趣旨を改めて説明すると、Rubyist Magazineというメディアに『Rubyist Hotlinks』という記事があって、いわゆるRubyistの人たちの生い立ちから仕事、プログラミングなどいろんな話を聞くコンテンツで、僕は駆け出しのエンジニアの頃にそれをすごく読んでました。めちゃくちゃ僕は影響を受けたし、いいなと思っていたので、もっと出ないかなと思ってたんですよね。 それでふと思いついて、この『Rubyistめぐり』という企画をさせてもらいました。今回はいつ
Rubyist Hotlinksにインスパイアされて始まったイベント『Rubyistめぐり』。第5回はonkさんをゲストに迎えて、お話を聞きました。こちらは後編です。(前編はこちら) hey.connpass.com 最先端で障害対応ができる自負がある 藤村:最近はどんなことしてるんですか? onk:最近はマネージャーをやっております。仕事では手を動かしてないですね。 藤村:主な関心ごと、主な時間を使っているところってどういうことですか? onk:定例ミーティングと1on1でほぼ全ての時間が消えていくので、主な関心ごとは見ている全てのプロジェクトが破綻しないことですね。カレンダーがテトリスになってます。しかももうほぼゲームオーバー寸前のテトリス。 藤村:ここらへんも似てるからまた話が広がらない、わかるで終わっちゃうのが悲しいところなんですけど。時間の確保とかどうしてます?普通にやっていると
こんにちは、うしろのこです。STORES アドベントカレンダーの1日目ということで、本当は別の内容を書く予定だったんですがリリースの都合などもあり、今回は STORES における System Design Meeting という会議体について書こうと思います。 System Design Meeting とは System Design Meeting は、STORES 全体に関わるような技術的な課題について議論し、意思決定をする場です。ミーティングのオーナーはCTOが担当し、基本的には持ち込みで技術課題を共有して全体の方針決めから実行までの合意を取ることになります。 誰でも参加可能かつ誰でも持ち込み可能なので、ボトムアップで直接CTOやシニアマネージャーへ相談しに行けるのも大きなメリットです。現在STORES アプリケーションが様々な基盤を通して繋がっている状況で、自然と影響範囲の広い
こんにちは。2024年11月13日から15日にかけて、アメリカ・シカゴで RubyConf 2024 が開催され STORES からは3名が登壇しました。 ホテル内の立て看板 (photo by ko1) RubyConf はアメリカのタンパで 2001 年から開催されているシリーズとしては最も長い Ruby 関連カンファレンスです。今年はシカゴの Hilton ホテル(ミシガン湖の隣)で3日間開催されました。参加人数は600人ほどの規模とのことで、今年初めて来たという人も結構いたようです。 今年の RubyConf は、2日目がワークショップや Hack Day の日、ということで、いつもと毛色が違いました。 キーノートが 5 件 まつもとさんのオープニングキーノート "ICE, CONFUSION, & THE 38,000FT CRASH" by Nickolas Means "Wh
yubrot です。2024年11月14日に、STORES.rb Railsのはなしというイベントでgraphql-ruby エラーの設計と実装について話しました。内容がブログ記事向きだろうということで、ブログで改めて解説したいと思います。 本記事で取り上げているコードを含めた、graphql-rubyによるGraphQL サーバの実装例をyubrot/graphql-ruby-exampleで公開しています。こちらも合わせてご参照ください。 STORES とGraphQL STORES はプロダクト間のやりとりにGraphQLによるAPI通信を多用しています。社内を見渡すと、GraphQLを長いこと使ってきたプロダクトもあれば、最近使い始めたプロダクトもありますが、エラーをどう扱うかは社内のあちこちで検討されてきたようです。いくつかの選択肢について紹介して、その中の手法の一つのgraph
CTOの藤村です。最近はぜんぜんRailsを書いていません。ふとSuggestion: Use string literals instead of named routes or URL helpers in tests · Issue #328 · rubocop/rails-style-guideというIssueを見て、2年ほど前にやったことを思い出したので、今更ながらブログを書くことにしました。 テストコードはNamed Routesを使うべきではない? Railsでは routes.rb で定義されたアクションへのパスやURLを出力するヘルパーが用意されています。posts_pathなようなメソッドたちですね。Named Routesと呼ばれるこれを使うことで、アプリケーションに存在しないURLを指定することを防げます。 アプリケーション側ではNamed Routesを使うべきで
テクノロジー部門の笹田です。寒暖差が大きく、体調が心配になる季節ですね。うちの家族は私以外が風邪ひいてしまい、いつ私にうつるか戦々恐々しています。皆様もどうぞご自愛ください。 先月 9/11-13 に Sarajevo, Bosnia & Herzegovina で開催された EuRuKo2024 でキーノートの発表をしてきたので、イベントと発表した内容について簡単にレポートします。 EuRuKo2024 EuRuKo は、ヨーロッパで行われる代表的な Ruby に関するカンファレンスです。場所と運営者を毎年交代していく(多分)珍しいカンファレンスで、これまで様々な場所で行われてきました。私は今回4回目の参加で、プラハ、ギリシャ、ザルツブルグ、そしてサラエボに参加しましたが、どれも大変良かったです(ヨーロッパはたいていどこも良いと感じるのかもしれない)。 Day 1 of #EuRuKo2
2024年6月20日に『深掘りRubyKaigi 2024 with kateinoigakukun & ledsun & remore』を開催しました。イベントの内容をほぼ全文文字起こし形式でお届けします。この記事は第1部です。 hey.connpass.com イベントのアーカイブはYouTubeでも公開しています。 登場人物 ゲスト kateinoigakukun/齋藤さん ledsun/中島さん remore/澤田さん STORES fujimura/藤村 大介 mame/遠藤 侑介 自己紹介 fujimura:藤村です。STORES でCTOをやっています。 mame:遠藤です。STORES でフルタイムRubyコミッターをしています。ruby.wasmはkateiさんが開発を始めた初期から話を聞いたりサポートさせてもらったりしてます。ruby.wasmはまだ仕事で使った人はほと
こんにちは! STORES でデータエンジニアとして、データ基盤の開発運用を担当している@ssxotaです。 STORES には2024年の1月に入社しました。 前職ではデータレイクの立ち上げや、データを利用したプロダクトの開発には携わってきましたが、 本格的なデータ基盤を扱うのは STORES に来てからが初めてでした。 チームのメンバーに助けて貰いながら業務に取り組んでいたら、光陰矢の如し!あっという間に8ヶ月が経っていました。 今回は私が入社してからの間でキャッチアップした STORES のデータ基盤の全体像を説明したうえで、今後の展望を紹介し、STORES のデータ基盤の今をお伝え出来たらと思います。 データ基盤の構成 こちらが現在のデータ基盤の概略図です。 STORES のデータ基盤では、STORES が提供するプロダクト、プロダクトを支える技術基盤、業務用ツール、Spreads
Nuxt Bridge を活用して Nuxt 3 へ移行しました 業務委託で STORES の開発をしている @inouetakuya です。 以前 STORES が Nuxt Bridge を活用して Nuxt 3 への移行を進めている旨の記事を wattanx が書いてくれました。 Nuxt 3 への移行に向けて頑張ってます - STORES Product Blog そして先月(2024年7月)ようやく Nuxt 3 へ移行することができましたので、本記事は前回の記事の続編にあたります。 Nuxt Bridge とは おさらいになりますが、Nuxt Bridge とは Nuxt 3 の機能の一部を Nuxt 2 でも利用できるようにしたライブラリです。これを活用すると Nuxt 2 のプロジェクトのまま Nuxt 3 の機能を利用するようコードを変更でき、Nuxt 3 へのバージョン
はじめに STORES 予約 でエンジニアをしているyuta07です。 STORES 予約 の管理画面の新規開発はNext.jsを用いて開発しているのですが、日々のカジュアル面談や採用活動でフロントエンドの技術状況についての質問を受けることが増えてきました。 今回は STORES 予約 のフロントエンド開発の中でもコンポーネント粒度と依存関係チェックについて紹介します。 はじめに 主な使用技術 コンポーネントの分類 Pages Templates Organisms Molecules Atoms 依存関係チェック Eslintによる依存ルール おわりに 主な使用技術 Next.js、React、TypeScriptを採用。 スタイルはTailwind CSSを使用。 STORES 全体で統一されているconfigをユーティリティクラス(フォント・カラー等)として使用してスタイリングしてい
STORES 予約 でエンジニアリングマネージャーをしている Natsume です。 STORES 予約 は10年モノの45万行、380テーブルある大きなモノリスの Rails アプリケーションです。 業種にとらわれない汎用的な予約システムであり、それらに対応するように複雑なコードベースになっています。また、ここ 1~2 年はプロダクト間連携を進めており、各基盤やアプリケーションともつなげていく開発を進めています。今後も新規プロダクトとの連携や機能開発を進めるには、少しでも認知負荷を上げずに開発しやすい状態を保ち続けるか、が重要だと感じました。 その課題感の中で、今回はモジュラモノリスを選択し導入をしましたので、そちらのお話をしたいと思います! 現状の課題感 私が入社した3年前から STORES 予約 の開発メンバーは3倍になり比較的新しいメンバーが多く、また古くからいるエンジニアも少数な
はじめに 2024年1月にリテール(ネットショップ・レジ)部門からサービス(予約)部門に異動になった @ucks です。 異動してからはスマートリストという機能の開発を行っていて、5月6日に無事リリースできたのと、開発途中で障害に至ってしまった部分があるので、裏側を少し紹介しようかなと思います。 はじめに スマートリストとは スマートリストの設計 検索の仕様変更 高負荷時のハンドリング そして障害へ 見逃した点 DBの実行計画確認時の見逃し 動作確認時の漏れ 監視先の漏れ ログの損失 おわりに スマートリストとは スマートリストの開発についての話を行う前に、まずはスマートリストについて簡単に説明しておきます。 スマートリストとは、特定の条件の顧客をラベリングする機能です。 早い話、最終予約日がいつ、予約回数が何回以上等の顧客の検索条件を保存しておいて、閲覧時にラベリングして、視認しやすくし
こんにちは、うしろのこです。直近1年ではVueから離れて、maja と呼ばれる組織管理基盤の新規プロダクトの開発をしていました。 プロダクトの話はこちら(maja)↓ note.st.inc 今回は、0->1における技術選定や開発中の工夫、結果どうだったかなどを書きます。 技術選定 初めに、前提条件は以下のような感じでした。 メンバーはReactの経験が豊富、フロントを触るのは多くて3,4人くらい 常にユーザー認証された状態で操作されるため、FE用のmiddleware的な層があるとうれしい toBアプリケーション せっかくなので使ったことのないものを使ってみよう、ということで、すでにWAFでの導入が進んでいたCloudflareの技術の採用をFEでも検討しました。少し触った感じではdeploy体験がよく、ローカル開発環境であるwranglerの出来も申し分なかったため、Cloudflar
テクノロジー部門で Ruby インタプリタ開発をしている笹田です。 Ruby ではメソッドを駆使してプログラミングをします。そんな Ruby を使っていると、一番使われているメソッド や 一番定義されているメソッド を知りたいと思ったことはありませんか? 私はありませんでした。 が、ものは試しと調べてみました! 調査は、あるタイミングの Ruby の RubyGems で取得できるすべての Gem (の各 Gem の最新版)を集めてきて、その中の .rb ファイルをすべて読み込み、字面上で呼び出されているメソッドと、定義されているメソッドを集計したものです。実際に動かしたときに呼ばれたり定義されたりするメソッドの数の集計ではないことに注意してください(それは、実行しないとわからないので、網羅的な調査は難しいのです)。 ちなみに、この記事は、Ruby のメソッド定義時に仮引数があるとき、それ
2024年4月18日に『GitHub Copilot Enterprise 使ってますか? STORES での活用風景』を開催しました。イベントでお話した内容を文字起こし形式で紹介します。 hey.connpass.com Copilot Enterpriseを導入した経緯 hogelog:簡単に自己紹介させていただきます。hogelogです。技術基盤グループでエンジニアマネージャーをしています。よろしくお願いします。 waniji:佐々木と申します、ハンドルネームはwanijiです。開発A本部サービスGTMグループ所属、STORES 予約 のエンジニアをやっています、よろしくお願いします。 phayacell:山下です、ハンドルネームはphayacellです。エンジニアで STORES ネットショップ や STORES レジ のエンジニアをやっています。機能開発がメインです。よろしくお願
はじめに こんにちは、id:ahogappaです。 ここ最近ずっとRubyスクリプトのワンバイナリ化ついて模索しており、 zenn.dev zenn.dev 先日、ついにRubyKaigi 2024でこれまでの成果を発表してきました。 https://rubykaigi.org/2024/presentations/ahogappa0613.html#day2 speakerdeck.com 今回は、RubyKaigiで盛り込みきれず発表できなかった内容を、今後の備忘録としてもまとめてみようと思います。 RubyKaigiの発表について 簡単にRubyKaigiで発表内容について紹介しますと、 Rubyにおいてワンバイナリ化する用途・モチベーション 作ったGem(Kompo)の紹介 ワンバイナリ化する手法 今後やっていきたいこと について発表してきました。 今回私はワンバイナリ化ツールとし
STORES 予約 エンジニアの水野です。STORES 予約 の店舗管理画面で利用しているTypeScriptをv4.8からv5.5にアップグレードしたので追加された主な機能をおさらいしようと思います。 satisfies (v4.9) v4.9で実装されました。 型アノテーションのように型付けしつつ型推論も行う演算子です。 例を見てみましょう。 type Color = 'red' | 'green' | 'blue' const pallet: Record<Color, string | number[]> = { red: [255, 0, 0], green: '#00ff00', blue: '#0000ff', } // pallet.red => string | number[] pallet.redの型はstring | number[]となっています。これはRecor
こんにちは、技術広報のえんじぇるです。STORES はRubyKaigi 2024でNursery Sponsorとして、0歳(首すわり完了、生後3・4ヶ月頃)~12歳までを対象とした託児所の企画運営をしました。3日間で合計23名のお子さんをお預かりし、保護者の方がRubyKaigiに集中できる環境を提供できました。 Nursery Sponsorを選んだ理由とRubyKaigi 2024に向けた思いは、開催前に書いているので下記をご覧ください。 product.st.inc 本記事では実際にどうやったのか、どんな様子だったのかをお伝えします。カンファレンスやイベントで託児所の設置を考えている方の参考になれば幸いです。 準備〜実施までのタイムライン 12月下旬 Rubyプラン相当のカスタムスポンサーとしてNursery Sponsorを提案 RubyKaigiオーガナイザーからアクティビテ
STORESでフルタイムRubyコミッタをやっている遠藤(@mametter)です。 最近Rubyインタプリタのとある問題の修正に成功した(と思う)ので紹介します。といっても格好良い話ではなく、とても泥臭い話です。 問題 RubyのCIで不定期に次のようなエラーが発生していました。いわゆるflaky test。 1) Failure: TestSymbol#test_inspect_under_gc_compact_stress [.../ruby/test/ruby/test_symbol.rb:126]: ":testing" expected but was ":\"\\x00\\x00\\x00\\x00\\x00\\x00\\x00\"". 発生確率が絶妙で、しばしば起きるのですが、デバッグのために狙って再現しようとしても起きないという代物でした。 問題の分析 エラーが起きていた
STORESでフルタイムRubyコミッタをやっている遠藤(@mametter)です。 昨日は RubyKaigi 2024 の STORES ブースで開催していた企画 Ruby "enbugging" quiz の解説をしましたが、ブースでは Ruby Paper Craft というのも配布していました。今日はこちらを解説します。 STORES ブースで配布しているもの🎁 Ruby Paper Craft made by @mametter #rubykaigi pic.twitter.com/7tc62pZmkJ— STORES Tech (@storesinc_tech) 2024年5月15日 これは何 組み上げたらRubyっぽい形になるペーパークラフトです。 Ruby Paper Craftを組み上げた様子 遠藤が展開図を生成するプログラムを書きました。もちろんRubyで。そのスク
STORESでフルタイムRubyコミッタをやっている遠藤(@mametter)です。 STORESは今回RubyKaigi 2024で、託児所を運営する「ナーサリースポンサー」として参加していました。この様子は後日詳報しますが、それ以外にも参加者に楽しんでもらえる企画をいろいろな形でしていました(予告記事を参照)。 この記事ではその中でも、ブースでやった「Ruby "enbugging" quiz」について、解答や出題意図などを紹介します。 Day 1 終了時のスコアボードです! 3点の方もたくさんいらっしゃいました! Day 2のクイズも楽しんでください😊#rubykaigi https://t.co/RJIBEqsFSf pic.twitter.com/ewp22Cs7jr— STORES Tech (@storesinc_tech) 2024年5月16日 概要 動作しているプログラ
こんにちは。 STORES 決済 でAndroidアプリエンジニアをしている Yamaton です。 早いもので、4月ももうすぐ終わりを迎えます。新社会人の皆さん、もう少しで待ちに待ったゴールデンウィークですね! さて、今日は、この時期に先輩社員が頭を悩ませている「目標設定」について、「そもそも目標設定って何なの」から、陥りがちな落とし穴と回避方法まで紹介します。 なんで目標設定で頭を悩ませてるの? やり方は企業によって異なりますが、通常、1年を半分から1/4に区切って、その期間内に達成したい目標を設定し、それを達成できるよう進めることが一般的です。 半年を1期間とする企業では、4月がおおよそ 中間 ふりかえりの時期となります。周囲の先輩社員も、1月に目標を立て、日々の業務と両立しながら目標達成に向けて進んできたはずです。 しかし、4月になって振り返ると、目標達成に必要なステップがまだ残っ
こんにちは、STORES エンジニアの id:hogelog です。 2024/5/15-17の日程で実施される RubyKaigi 2024 に関連して、STORES が実施する様々なことについて紹介したくブログの筆を取りました。 rubykaigi.org ブースの紹介 STORES は RubyKaigi 2024 に Nursery Sponsor として協賛しており、スポンサーブースを設けています。 Nursery Sponsor としての活動については、以下の記事で詳しく紹介しています。 (託児サポート、美ら海水族館アクティビティについては申込みを締め切りました) product.st.inc ブースでは、以下のようなお楽しみコンテンツをご用意しています。 @mame によるお楽しみ Ruby クイズ クイズを解いた方にはさらなるプレゼントも 沖縄の STORES 利用事業者の
テクノロジー部門で Ruby インタプリタの開発をしている笹田です。RubyKaigi 2024 楽しみですね。 さて、Ruby のメソッドを定義するとき、仮引数がある場合、カッコを省略することができます。 def foo(x, y) end def bar x, y end bar の定義の方法ですね。私は好んでこの書き方をしてたんですが、同僚の遠藤さんに「そんな書き方をしているのは今時笹田だけだ」と言われてショックを受けたので、ちょっと調べてみました。 ちなみに、カッコがないと使えないメソッド定義の方法があるので、その時には涙を呑んでカッコをつけます。 def foo(kw:) # 必須キーワード引数 end def bar(&) # 無名ブロック引数 end 補足1:Ruby では「メソッド呼び出し時にカッコをつけるかどうか」にいろいろな論争がありますが、ここでは「メソッドを定義する
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