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petronius.hatenablog.com
ラブコメの作品を読んでいると、、、、欲望ただ漏れの作品だよなって、いつも思う。エンターテイメントは、ある種の「自分が欲する欲望」にあからさまな方が、もちろん受ける。ラブコメを読むということは、恋がしたい?のかなぁ。うーんこの「筋」でものを考えると、それも難しい。ペトロニウスは、50を超えるおっさんで、愛する妻と可愛い子供たちに囲まれてて、特に何か欠落があるわけでもないので、代償として補完で読んでいる、というのも違う気がする。でも、やっぱりプリミティブな、ハーレクイン的な「赤裸々な欲望」って大事だよねって、僕はいつも思うし、大好きなんですよね。それが人間の世界だろーって。なんでこんな前おきから入るかというと、最近、海燕さんの下記の記事を読んで、なるほどなって思ったので。。。。 somethingorange.jp 僕も、ハーレクインロマンや欲望ただ漏れ系の物語って、何が悪いの!それこそ至高だ
客観評価:★★★★★5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つマスターピース) 【物語三昧 :Vol.228】①宗教右派を見下す姿勢が現状認識を誤らせる https://www.youtube.com/watch?v=mkX0MeQs7Ac&t=10s 【物語三昧 :Vol.229】②絶望死が示す先進国中産階級の崩壊に対する見下しが現状認識を誤らせる https://www.youtube.com/watch?v=9bgYN50SmnM 【物語三昧 :Vol.230】③-トランプ現象のその先はどこへ向かうのだろうか? https://www.youtube.com/watch?v=9IhysY6Nqas&t=6s 2016年から始まるサンダース・トランプ現象を読み解くことは、ここたぶん10年ぐらいの歴史がなんだったか?を読み解く大事なキーイシュー。それに、ペトロニウスは、2013年から
www.youtube.com 評価:★★★★★星4.8 (僕的主観:★★★★★星5.0つ) 「葬送のフリーレン」初回スペシャル。もうスタッフリスト見た時点で分かってたけど、素晴らしい。映画並みのクオリティでの最初の四話一気見せとか、次が楽しみでたまらん。オープンテーマが「推しの子」と同じYOASOBIだし、秋クールのハケン取る気満々だな。#葬送のフリーレン— ノラネコの呑んで観るシネマ (@noraneko285) September 30, 2023 2023年9月に金曜日に4話いっきに放映。Amazonプライムで見れたので昨日一気に見ました。いやはや、素晴らしい出来ですね。ただ、考えれば考えるほど、見れば見るほど引き込まれる素晴らしい物語なんですが、基本地味なんですよね。 だって、基本構造が 勇者が魔王を倒した後の世界がどうなっているのかを100-200年単位でロードムービー的に旅し
評価:★★★★☆星4.5 (僕的主観:★★★★星4つ) 2023年7月。君たちはどう生きるか?を見てきました。宮崎駿御大の最新作。この時代に前宣伝一切ないしという驚くべき手段で、僕は2日前くらいに予約したが、たった2日前ですら「本当に上映するの?」と思わせるほどの情報のなさだった。結果として、僕は「前情報完全ゼロ」の状態で劇場に臨むことになって、これは「宣伝が行き届いている今時代ではありえない状態」だし、なによりも、わざわざその手段を選択するという意味で、鈴木敏夫プロデューサーが、「このように見てほしい、見えるべきだ」という賭けに出たわけなので、良い悪いの判断は後にして、「そのように」臨みたかった。現在82歳という高齢を考えると、次があるかどうかはわからないから、同時代に生き、アニメーションを宮崎駿作品を愛したものとして、これは経験しておきたかった。日比谷ミッドタウンのTOHOシネマズで。
■はじめに 『魔法先生ネギま!』(2003-2012)シリーズ『UQ HOLDER!』(2013-2021)最終回(192話)~18年間ありがとうございます。2022年2月。『UQ HOLDER!』の連載が、192話で別冊マガジンで終了しました。8年半の連載でした。が、前作『魔法先生ネギま!』から数えれば、2003-2022年で、約19年、ずっと追い続けてきた大好きな大サーガロマンの終了でした。感無量です。赤松健先生、そしてかかわったすべての方々、素晴らしい物語をありがとうございました。これは普遍的に残る大傑作として、物語を閉めてくれました。こんなに嬉しいことはないです。ほぼほぼ、僕の社会人、結婚年数と重なり、この間、なんと子供が3人生まれましたし、挙句の果てに、ペトロニウスは、いまアメリカのカリフォルニア州オレンジカウンティで暮らしています。 ■ブログがメディアの最前線だった頃、連載を追
さすがのコテンラジオ。トータル6時間以上なのだが、5まで聞かないと、現在の報道のスタート地点に立てないというのは重い。それくらいメカニズムいや歴史背景を知って出ないと、何一つ分からないってのを肝に銘じて、いろいろなニュースを見ないとなぁと思う。https://t.co/MaVcaWkvbf— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) March 21, 2022 今、最高の勉強の時です。もちろん、苦しんでいる人がたくさんいる厳しい時期なんですが、起きてしまったことは、起きしまっていること。この契機に、国際政治の、特に欧州の複雑怪奇な駆け引きと歴史を、どれだけ学べるかはチャンスだと思います。 https://t.co/u8YYBHeGfW— ペトロニウス (@Gaius_Petronius) March 20, 2022 コテンラジオが素晴らしかった。こういう時こそ「俯瞰して見れる
Breeders’ Cup | November 1 & 2 2024 2021年11月6日(日)に、「ブリーダーズカップ・ワールド・チャンピオンシップ(Breeders' Cup World Championships)」を見に、デルマー競馬場(Del Mar Racetrack)に行ってきました。"Where The Turf Meets The Surf."(太平洋のそばにあるから)で有名な、競馬場。ウマ娘で興味を持ったら、ちょうど家の近くでやっているのを友人に教えてもらい、いっちょ行ってみるかと言ってきました。馬券を人生で買ったことがないくらいの素人なので、ほんの思いつきでした。 サンディエゴの近くのこの辺ですね。ペトロニウスは、オレンジカウンティ在住なので、車で1時間から1時間半ぐらい。I5のこの辺は、良く渋滞するので、まぁ1時間半ですね。ちなみに、当日はやはり渋滞で、結構行くの
www.youtube.com 岡田斗司夫のさんのこの配信がめちゃくちゃ面白かった。ムチャクチャおすすめです。最近自分が考えていることと、ドッカンドッカン接続したんで、ぜひとも。 えっと感想としては、2つに分けて考えたいなぁと思いました。(見終わった前提での話です) 1)サンデル教授のメリトクラシー(能力主義)批判について いまの世界の思想の最前線って、まさにここなんだよね。メリトクラシー(能力主義)批判。これを物凄くわかりやすく解説していて、見事!と思いました。これは、あまりにいまの話の最前線すぎるので、知らないってのは、ちょっと不勉強なくらいの常識化している話ですよね。岡田さんのこの解説で、かなり見事にまとめているので、メリトクラシー(能力主義)っなに??と思う人は、ぜひとも見てみましょう。ちょっと本気の人は、サンデル教授の本も読んでみるといい。このあたりは、何か考えるうえでのコモンセ
タイムリーなテーマだったので手を取った。がしかし、一言でいうと、構造を解説した本で、具体的な処方箋はないんだなと思いました。どういう文脈でいうかというと、 テーマとして、「いまこのとき(2021年)」に、「何者かになりたい」ということがどういうことなのか?という設問は素晴らしいと思う。 しかし、「ではどうすればいいのか?」という答えがない。答えがないにしては、タイトルがちょっと強すぎる。 もちろん、「何者かになりたい」という構造、意識が「どこから来たのか?」ということを明らかにすれば、答えはいらず、一つの知見を得られるという本の在り方もあると思う。でも、アイデンティティーを「『自分はこういう人間である』という自分自身のイメージを構成する、一つひとつの要素」と定義して、若者がそれにあがいて、獲得していくプロセスが語られるだけでは、ちょっとプラクティカルではない、と思う。僕は、こういう時代性を
エヴァ見に米国から緊急帰国して約一か月。アメリカに帰国いたしました。『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』最高でした。庵野さん、カラーさん、ありがとう!。こんなアホに付き合ってくれた友人や、やさしく色々教えてくれたTwitterの人々に感謝を。これから隔離期間(苦笑)。すぐワクチン打つ。 pic.twitter.com/CbolvQwfox— ペトロニウス@物語三昧 (@Gaius_Petronius) April 21, 2021 『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』庵野秀明監督 1995年から2021年の27年間をかけて描かれた日本的私小説からSFと神話までを包含する世界最高レベルの物語(1) - 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために その(2)です。4万6千字ぐらいあります。馬鹿すぎます。なんで、おれこんなにがんばっているか?それは、、、、自己満足です。満足したいんだよ、アウト
評価:★★★★★星5つマスターピース (僕的主観:★★★★★星5つーちょっと評価付けらんないくらい最高) いま海外(少なくともアメリカきら)から日本に帰るのって、頭おかしくなるほど書類とか手続きとか、アプリ入れるとか、物凄いんだぜ。普通、日本になんか行かないよ、、、けど、エヴァが上映してるんだ。してるんだよ。。。— ペトロニウス@物語三昧 (@Gaius_Petronius) March 13, 2021 3/14、米国からエヴァのために緊急帰国しました。政府の非常事態宣言が続き、2週間の検疫期間があり、次々に新しく対応しなければならない陰性証明などの過酷な条件をはねのけて。「やるしかない」、それが僕の思いでした(NHKのドキュメンタリー風)。人生には、自分の思いを示さねばならないときがある、と思い決断しました。妻には「あんた、バカァ?」といわれましたが、むしろそれはご褒美です。1995年
■サンダースのミトンが象徴するものは? 1月20日バイデン就任式の日、ツイッターの#InaugurationDayでトレンドNo.1を終日突っ走ったのは、サンダースの手編みミトン姿。その写真を使って、さまざまな画像が 世界を駆け巡ったが、一番気に入ったのはコレ。元写真は労働者政党「民主党」新大統領・副大統領の豪華ファッションへの最大の皮肉。 pic.twitter.com/IuInrOaIq4— 会田弘継-Hiro Aida (@hirotsuguaida) January 23, 2021 時々、LINEやらSNSとかで、知り合いに、アメリカのトレンドとかの情報交換するんですが、なるほどなーと思ったのは、サンダースのミトン関連の写真を受けて送ったら、ほとんど日本の友人が???って感じだったんですよね。多分この「背景ある意味」が、ほとんどわからなかったんだろうと思う。そもそも米国に興味がな
www.youtube.com ■長く続いた待ち時間~まだ決まっていない(笑) 物語三昧のYoutubeでも話したけど、こんなに長く待たされる選挙は初めて。ウィスコンシンの当確が出た時点で、ああ、バトルグラウンドステイツ、スィングステイツを押さえたんだな、と思ったので、バイデンさんの価値は揺らがないとは思ったけど、そうはいっても不安というか、どうなちゃうんだろうというのが、土曜日まで続いて、朝起きても起きても、数字が変わっていないので、いつかうんと終わるの!という気分だった。そのかわりに、各激戦州の背景や構造などをだいぶ見れたので、アメリカウオッチャーとしては、「そこ」は興味深かった。そして、土曜日の朝起きたら、各大手メディアがバイデンさん当確をやっと出した。今回は、トランプさんが、共和党が、郵便投票等の選挙プロセスに関して疑義を呈してくるのがわかっていたから、慎重に慎重を重ねたという感じ
昨日からずっとこれで変わらない(笑)。長い。NBCね。まだアリゾナ当確出してないから。 LIVE: President @realDonaldTrump delivers remarks https://t.co/Oa13t7CxaC— The White House 45 Archived (@WhiteHouse45) November 5, 2020 www.cnn.co.jp I’m confident that we will emerge victorious. But this will not be my victory alone. It will be a victory for the American people. pic.twitter.com/ZqJBVsQuQf— Joe Biden (@JoeBiden) November 5, 2020 ただいま、202
news.yahoo.co.jp 7/26日曜日。明日から月曜日が始まると思うと、ちょっと憂鬱な感じ。まぁ、ずっと家で仕事しているので、だいぶ楽なんだろうけど。何しろ、コロナにかかる可能性は、外に全く出ないから、少ないしね。 まず一つ目は、6月15日の性的少数者に対する最高裁判決である。最高裁は同性愛や心と体の性が一致しないトランスジェンダーを理由に企業が解雇したことが職場での性的少数者の差別に当たるとして、これを禁じる判断を示した。最高裁は性別や人種、宗教などを理由にした職場差別を禁じる公民権法が性的少数者にも適用されると判断した。 日本からみれば「当たり前」の判決のようにみえるが、性的少数者の権利に否定的な福音派が多い南部諸州では雇用面で性的少数者の権利を保護する枠組みが進んでいない。判決は賛成6、反対3で、保守派判事のロバーツ長官とゴーサッチ判事が賛成に加わり、残る保守派3人が反対し
petronius.hatenablog.com 続き。昨日からの少し、残しておこうとメモメモ。 2020年5月31日(日)。ロサンゼルスは、夜間外出禁止令(Curfew)をガルセッティ・ロサンゼルス市長が発令。おお、ガチのCurfewだよ!。この表現使って、それはStay-at-home-orderと違うって、さんざん言われて、そういう違いがあるのかーと2か月前に知った単語だよ。Curfewの方がはるかに強くて厳格なので、軽々しく使わないようにって注意されたんだよねー。それが、でてますよ。マジで。さっき朝起きて奥さんと、コロナどころの話じゃないくらいすごいこと起きてるよね、としみじみ、話していた。また、領事館から注意喚起のメール来てたしね。 在ロサンゼルス日本国総領事館 5月30日(土) 19:50 (14 時間前) To 自分 ○先程,ガルセッティ・ロサンゼルス市長は,本日5月30日午
インフルエンザにかかって、息も絶え絶えなペトロニウスです。なんか熱で朦朧となりながら、起きては、『十二国記』読んだり、『天冥の標』読んだり、なんかずっと夢を見ているようで、おかしな風邪休暇でした。と言っても、家で仕事追い詰められてイライラしていたので、休みと言っても、微妙な感じでしたが。家でも自由に仕事できる環境って、こういう時、際限ねなーとしみじみ思いました。いやーしかし、風邪ひいたり病気になると、ほんとうに、しんどいねぇ。。。なんか、人生振り返ってしまったよ。。。アラフィフになっても、全然自由は手に入らんなーいつも、やることに追われて、あせあせしている、、、まぁ人生、いつまで経って、どもこにいても、そういうのとは無縁でいられないものなんじゃないかなーと思う今日この頃。生きるのは大変だよ、、、と思いつつ。いやーこの辺の年齢になってくると、体が気力でもついてこなくなるので、なかなか気合で誤
客観評価:★★★★★5つマスターピース (僕的主観:★★★★★5つマスターピース) まともにPS4とかちゃんとしたハードのゲームをクリアのって、体感的には15年ぶりくらいだと思うし、ちゃんと終わらせたという意味では、ほんとめずらしい。きっかけは、自分の周りの人が、このゲームをやっていて、激賞しているケースが目立ったからなんですが、そういうことはままある。けれど、分刻みで生きていそうなクリエイター系の人が、軒並み待ちに待っていた!という感じで、クリアーしているのを見て、、、あれ、これそんなに凄いの?と思ったことだ。ダメ押しは、僕のビジネス関連の知り合いの(オタクとかにあまり興味ない)人が、これはやっておかなきゃとすすめているのを聞いて、これは「縁」だな、と思って、踏み切ったのでした。まぁ、最後の決め手は、まぎぃさんがおすすめしてくれたのと、友人がアメリカに遊びに来てくれるついでに買ってきてく
petronius.hatenablog.com さて、空気の支配を受けないのが本当の友達という結果が出てきた時に、俺ガイルにはもう一つの構造が浮かび上がりました。というか最初から設定されていましたが、この問いが重要に浮かび上がってきたように僕には思えました。再度前回の記事の問題意識に戻ってみましょう。 2011年から2019年までの連載。事実上2010年代を支配した、大きな作品だと思うんですよね。僕はこの作品を見るときにずっと、2つの大きな問題意識を持ってきました。まだまとまっていないので適切な言葉かわからないのですが、 1)リア充と非リア充の対立をどのように超えるか? 2)雪ノ下雪乃という女の子を救うこと-ラブコメは学園を超えられないので家庭の問題には踏み込めないのをどう超えるか? 2010年代の問題意識をもっと抽象化すると、やはり「充実していない」ことになるんだろうか。リア充と非リア
国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか (講談社+α新書) 作者: デービッドアトキンソン出版社/メーカー: 講談社発売日: 2019/09/21メディア: 新書この商品を含むブログを見る 評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 非常に明快で、且ついつもの冷静な視点から、一歩踏み込んで、政策につながるストーリーになっていて、より伝わった気がする。といか、なんか、すげぇ感動した。そうか、そういう構造だったのか、としみじみ感じたよ。前著、『日本人の勝算: 人口減少×高齢化×資本主義』と同じ主張且つ同じロジックなんですが、力点の置き場所、解決策への力点の置き方が全然違う。興味深かった。というのは、これはアジテーションだと思うのだ。 「最低賃金を上げる」ことによって経営者のインセンティヴメカニズムを変えて、産業構造の変革を促進する、というのは同じ主張。 toyoke
評価★★★★★5つ: (僕的主観:★★★★★5つ) いつも「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」読んでいて、回答への鋭さと人間理解への深さに、グッときます。大好きで読んでいます。こういう一般的な質問に対して答えるのって、凄く難しくて、どうしても当たり障りのないものになってしまうんだよね。質問者の文脈や背景がわからないので。もしくは「自分の文脈」に引きつけすぎていて、質問者意図を無視している「自分の信念の信念の場」になってしまいやすい。こういう回答で鮮やかなのが、出口治明さんなのですが、彼の回答は時々鋭すぎて、質問者に「なぜその質問をしたか?」というメタ的な問いを迫る場合が多いですが、よほどの「考え抜かれた背景」がないと、そういう切り替えしは、相手に嫌われてしまいます。今でも覚えているのですが、「世界中旅行したところで、どこが一番良かったですか?(出口治明さんは、
評価:★★★★4つ- (僕的主観:★★★★4つ+) 2019年8月末。レスター伯爵におすすめされていて、ずっと、積まれていたこれ。風邪ひいてしまって、毎日のルーティンができる気力がない時に、一気に見てしまうのは毎度のこと。1日で全部見ました。えがった。「よかった」というのは、人それぞれで、けっこうテキトーな言葉なんですが、かといって「言葉でにできるところ」や「気になったところ」というのは、部分なので、どこに注目するかというのは、なやましいところなんですが・・・・・全体的に「良かった」という感想の基礎に、ずっと「この作品はいつからいつまでに描かれた作品なのだろうか?」ということととそれに関連して「このテーマというのは、2010年代通してとても注目されていたやつだよなぁ」というちょっと古さというか、少し以前のテーマのイメージを感じていました。ちなみに僕は、アニメ一期と小説が6巻まで、しか見てい
2019-8-25【物語三昧 :Vol.39】『天気の子』新海誠監督 セカイ系の物語の最終回として-44 評価:★★★★★星5 (僕的主観:★★★★★5つ) 先日、8月にコミケで同人誌(マインドマップで語る物語の物語の4巻と5巻)を発売したので、日本に夏休みで帰ってきました。その時に、これはいかにゃーならんだろうと、見てきました。なんとか時間をひねり出して、自分で見に行くのと、子供と一緒に見に行くのができてよかったです。奥さんも見に行けたみたいなので、だいぶ売り上げに貢献したかな、うちの家族(笑)。見た直後のおおざっぱな感想は、物語三昧チャネルの方で、やりましたので、こちらを見ていただければ。 まだ全体の位置づけとかはっきり自分の中で定まっているわけじゃないんですが、とにかく、面白かった。批評的な分析の視点よりも、やっぱり、自分がどういう風に「感じるか」がまずは大事だし、それこそが、同時代
評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) 何となくは知っていたのだが、ちゃんと追ったことがなかったので、いい機会だと思い軽い気持ちで読んでみた。そうしたら、2018年に読んだ中の本で最もインスパイアされガツンと来た本で、その圧力に驚いた。★5つ主客に両方で最高点だった。自分がこの本で強いインプレッションを得た点は2点。 1)成熟とか言ってんじゃねぇ!、打ち捨てられて沈み未来が暗い団塊のジュニアこそ、成長を目指し、希望を取り戻す先導役になるべきだ! 一つ目は、個人的な「生きる姿勢」として、大きな指針をもらったこと。 団塊ジュニアの私が「成長ではなく成熟だ」なんて言いたくない この話、胸にずんと来た。著者と私は同い年。明らかな団塊の世代ジュニア。統計的にも世代的にも、時代に食い物にされ成長から取り残された打ち捨てられた世代。高度成長期の恩恵を受けず、その狭間で新しい時代にうまく乗れず
p-shirokuma.hatenadiary.com シロクマ (id:p_shirokuma)さんや海燕さんが反応してくださって、なんだか久しぶりに、はてな村的な楽しさを感じました。 この、ペトロニウスさんのブログ記事に触発されてグリッドマンについて書いてみたらめっちゃキモい文章が湧いたので、もうちょっとだけマシにしてからブログに投稿してみる https://t.co/j8RYQKl3a7— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2019年1月21日 ブログというメディアには利点が幾つもあるけれども、ひとまとりの意見が読めること、それとリンクを張ることで意見のネットワークみたいなものが作れるところだと思う。 今回、アニメをよく愛好してらっしゃるペトロニウスさんが『GRIDMAN』について面白いことをリンク先で書いていたので、重複をおそれず、自分の『GRI
評価:★★★★4つ (僕的主観:★★☆2つ半) 海燕さんのおすすめで、視聴終了。出来は、とてもいい。しかも、これは人気あったんじゃないかな、、、支持されるアニメだと思う。もともとのグリッドマンの設定を、ちゃんと強い意志のもとに統合して料理していて、ある特定のシナリオで料理しなおそうとしたこと、それをポップな方向でなし、実際に成功していることで、これは作品としての出来は素晴らしい。なので、★4。けど、僕としては、たぶん二度と見返さないな、と思うこと、それと、やはり究極的なところで脚本や主人公たちの動機の構造が主軸ではなく、デザインと雰囲気、空気感がスタイリッシュなことに主軸がある作品で、そういう作品は、あまり好きに離れないので、★2つと主観評価はとても低い。まだ言葉が足りないが、ある意味、アカネと六花がかわいいだけ(ではないんだけど、どうしてもそれが残ってしまう)の物語だよね、というのが視聴
www.youtube.com リベラルと民主党から立ち去ろう!――ブランドン・ストラカ BRANDON STRAKAさんのWalk Away運動の、このYouTubeの映像は、今のアメリカの政治状況を読み解くのに、非常に有用だと思いました。 多様なメッセージを含んでいて、アメリカの民主党批判なのか、左翼自体の批判なのか、それともリベラル批判なのか、はっきりしないぐらい広い範囲をカバーしているんですが、逆に言うと、そのすべてをカバーしている。アメリカ的な文脈でいえば、リベラルとは、フランクリン・ルーズヴェルト大統領のニューディール政策以来の連邦政府が大きな政府として機能していく流れなのですが、これに対するアメリカ社会の広範な嫌悪感が、よく表れていると思いました。民主党が、バーニー・サンダースさん的な極左に偏りつつある現在、アメリカの中産階級を軸とする広い範囲の嫌悪を呼びこして、それが結局の
■コミックマーケット94の3日目〜サークル初参加 先日、2018年の8月12日の日曜日に、コミケに初サークル参加してきました。当日朝の4時にアメリカから羽田空港について、ほとんど寝てない状態で、あの雲のわく灼熱のコミケ会場に。豊洲駅でLDさんと銀鷹さんと集合し、車で駐車場に!。コミケに車で行くなんて!しかも、並んでいる人を見ながらすぐ会場へ!なんという参加者的優越感!。これだけで、アメリカからはるばる帰ってきたかいがありました。もう元を取った感じ。 午前中は、銀鷹さん、LDさんの3人で、売り子をしていました。基本的には、午後に、まぎぃさんとタイプムーンのブースを見に行っただけで(西館遠いのね)ずっと疲労で席に座っていました。西館?に行ったときは、外で座り込んで動けなくなったりしました(笑)。だって、体力の限界でした。。。コミケって、面白くて最初は、大手サークルというかほしいのに回るので、ほ
客観評価:★★★★★5つ (僕的主観:★★★★★5つ) さて同じ2018年の最初のシーズンに放映されていたこれ。毎週、『宇宙よりも遠い場所』と同時に二話見ていました。 『宇宙よりも遠い場所』(2018) いしづかあつこ監督 僕らは世界のどこにでも行けるし、そしてどこへ行っても大事なものは変わらない! http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20180415/p1 この記事は、上記の記事の続きの記事です。これ同時代性がすごく感じられて、見ていて、興味深かったです。しかし、日常系の料理の仕方としては、全然違っているので、物語としては感触は全く違います。『ゆるキャン△』は、まさに日常系の典型的なもので、いってみれば女の子が戯れているだけなので、この文脈を体感できない人には、物語性がないので、意味不明に感じてしまうかもしれませんね。興味深いのですが、例えば10
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