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    『pentaxx備忘録』

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    • 謝れ職業人 - pentaxx備忘録

      46 users

      pentaxx.hatenadiary.org

      ちょっとツイッター主体になってこちらの更新は一年以上ぶりになりました。 以前2ちゃんねるで拾った匿名の詩があまりに傑作だったので、拙著『家族の痕跡』(筑摩書房)などで引用させてもらいました。最近作者の方からメールを頂き、お名前を引用して良いと許諾を頂いたのであらためて掲載します。 作者は松岡宮(松岡恵子)さんと言う方でした。ご自分のHPもお持ちです。 http://homepage1.nifty.com/MIYA-MATSUOKA/ ここで読める他の詩にも傑作がたくさんあります。 謝れ職業人   松岡宮 「ああ、今日も会社に泊まりこみで仕事だよ」 と 疲れた声で言う 職業人は 謝れ 全ての「だめなヤツ」に 細い声で 謝れ 「ああ、忙しい忙しい」 と 朝早く出てゆくひと 乗り換えの駅で朝食をかっこみ 後続列車に乗ってゆく 職業人は 謝れ 手をついて 謝れ 「俺はやっとやりがいを見つけた」 な

      • 暮らし
      • 2012/08/14 19:16
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      • [新刊]「『社会的うつ病』の治し方」 - pentaxx備忘録

        3 users

        pentaxx.hatenadiary.org

        「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2011/03/01メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 410回この商品を含むブログ (17件) を見る 「社会的うつ病」なるネーミングは、半分以上ネタです。治療上における、いろんな意味での「人薬」の意義について書いています。実用性は高いと思います。 というか、すでに売れゆきで明暗が… 「社会的うつ病〜」は、いわゆる「たちまち重版」でしたが、キャラ本はいまひとつ…こんなところにも震災の影響が?

        • 世の中
        • 2011/04/12 07:26
        • [新刊]「キャラクター精神分析」 - pentaxx備忘録

          3 users

          pentaxx.hatenadiary.org

          キャラクター精神分析 マンガ・文学・日本人(双書Zero) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2011/03/24メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 630回この商品を含むブログ (23件) を見る 企画から出版まで8年がかりという難産でした。 最終章では「キャラクター(というか「キャラ」ですが)とは何か」を定義づけています。自分でもびっくりの結論ですが、たぶんこれが究極です。これを超える定義は向こう10年間は出てこないでしょう。むろん出てきたらいくらでも謝る準備はありますが。

          • アニメとゲーム
          • 2011/04/11 16:35
          • ■ - pentaxx備忘録

            7 users

            pentaxx.hatenadiary.org

            ゲームラボの連載「おたく神経サナトリウム」のページがリニューアル。 なんとキレたオタクを描かせたら日本一のすがわらくにゆき先生がタイトルを! ああっタイトルのみならず漫画イラストまで! 10年続けてきて良かったなあ。 サブタイトル「委員会爆発しろ」とかあるのは、まあそういうことです。 http://mitb.bufsiz.jp/ 私は個人的にポルノは好みません。小さい子どもが陵辱されるようなコミックはとても最後まで読めません。掘骨砕三は「人間」じゃないのでセーフです。まあでも、そういったものはなくても大丈夫です。思春期前の子どもが読んでいたらすぐ取り上げます。パソコンの履歴もチェックしてフィルタリングもします。 にもかかわらず、私はいかなるポルノ規制にも反対します。欲望と表現だけは、いかなる規制も免れるべきだからです。規制は「健全な倫理」を抑圧します。常に最大限の自由を背景にしなければ、倫

            • 世の中
            • 2010/03/16 23:25
            • society
            • 「関係する女 所有する男」講談社現代新書 - pentaxx備忘録

              7 users

              pentaxx.hatenadiary.org

              関係する女 所有する男 (講談社現代新書) 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/09/17メディア: 新書購入: 27人 クリック: 497回この商品を含むブログ (47件) を見る 新刊出ました。基本的にジェンダー本です。 ただでさえジェンダー本は誤解や反発を受けやすいうえ、生物主義的なジェンダー理解への徹底批判に抵抗を覚える方もいることでしょう。 主張したいことはおおむね書き尽くしたつもりですし、後付けで著者が意図を説明するのは反則かもしれませんが、念のために書いておきます。 この本では、ジェンダーの差異がもたらす一定のリアリティをひとまずは肯定した上で、そのリアリティがけっこう無根拠だったり曖昧だったりもするという事実を検証しようと試みました。 だから生物主義の批判は必然的な手続きなんですね。男女格差本のパロディというスタイルにしても、「関係原理」や「所有原理

              • 世の中
              • 2009/09/25 18:49
              • 斎藤環
              • book
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              • 「『文学』の精神分析」河出書房新社 - pentaxx備忘録

                4 users

                pentaxx.hatenadiary.org

                「文学」の精神分析 作者: 斎藤環出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/05/14メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 69回この商品を含むブログ (15件) を見る ここ10年間あまりに書いた文芸批評系の仕事から厳選しました。 お勧めは宮沢賢治論、三島由紀夫論あたりでしょうか。あと若気の至りで書いた(1)京極夏彦をdisりついでに日本の精神分析史を学ぼう編とか、(2)京極さんいいヒトだったんで今度は絶賛編という、著者の定見のなさが露呈した貴重な文章も収録。 以下目次。 「性愛」と「分裂」―宮沢賢治試論 他者としての「妻」―小島信夫『抱擁家族』再読 逆説の同心円―三島由紀夫論 超越性と情動の倫理―石原慎太郎『化石の森』 ヤコブの梯子、ジェイコブの路地―中上健次『十九歳のジェイコブ』 リアルで厳密で、すこし寂しい希望を―村上龍『最後の家族』解説 「精神分析」の呪縛―『狂骨

                • 学び
                • 2009/06/30 19:33
                • 文学
                • 福岡伸一さんとのトークイベント - pentaxx備忘録

                  6 users

                  pentaxx.hatenadiary.org

                  「科学と非科学のあいだ ライアル・ワトソンとは何者だったのか」 7月5日日曜日午後2時から、紀伊国屋サザンシアターにて。 「何者だったのか」って、そりゃ詐欺師でしょう。とまあ、そんな文章を朝日に書いたら、なぜかこんなイベント依頼が。正気の沙汰とも思えない。「ワトソン批判しかしませんよ」って言ったのに。私なんかよりもはるかに適任者がいるのに。松●正剛とか松岡●剛とか松岡正●とかね。 マイケル死すとも80年代は終わらない。シンクロニシティ、ホロン、ガイア、形態因果作用…そういうものへの熱狂を解毒してくれたのもまた「ニューアカ」の一側面だったことは、意外に知られていない。 イベント会場はきっとロハスピープルの動的平衡状態になること間違いなし。完全アウェイだ! しかし内田樹氏、モギケンときて福岡ハカセというラインナップをみれば、否認しようのない何かを感じるヒトがいてもおかしくないな。本人としては、

                  • 世の中
                  • 2009/06/30 17:44
                  • 思想
                  • これはすごい
                  • とりあえず、遅まきながら… - pentaxx備忘録

                    10 users

                    pentaxx.hatenadiary.org

                    最近めっきり邦楽は聞いてなかったし、もちろんRCもご無沙汰だった。ところが何を思ったか先月、iTunesで全アルバムを衝動買いしたばかり(持っていたのは全部LP)。まあ単なる偶然だろうけど。あといろいろ、個人的な感慨はゲームラボ(連載を私物化!)に書いた。 しかしいまさら「KING OF ROCK」とか言われると違和感がある。生前ホントにそう呼ばれてたっけ? まあそういうのはYAZAWAとか氷室とかでいいでしょう。 清志郎が天才であることは疑いようもないけれど、結局、誰も彼を継承できなかった。その意味で彼は影響したのではなく解放したのだと思う。だから彼は単独峰にとどまったまま、晩年はおとなしくキャラとして消費されていった。 それにしても…清志郎亡き後、ライブでスキャットを自在にこなせるヴォーカリストは? ディスコミュニケーションをリアルに主題化できる作詞家は? 連休中からずっと考えているが

                    • エンタメ
                    • 2009/05/12 14:51
                    • 斎藤環
                    • 忌野清志郎
                    • 思想
                    • 音楽
                    • music
                    • pentaxx備忘録 - 茂木健一郎氏との往復書簡については、双風舎から終結宣言が出されました

                      14 users

                      pentaxx.hatenadiary.org

                      だいぶ前になりますが、茂木健一郎氏との往復書簡については、双風舎から終結宣言が出されました。返信を待ち続けている間に、2度ほど対談の申し入れがあったことをここに暴露いたします。そういった所作もふくめて、まあ茂木さんは「そういう人」なんだなあということが良くわかりましたので、個人的には思い残すことはありません。以後私が積極的に茂木批判を展開することはありませんが、コメントを求められればつい往復書簡をネタにしてしまう可能性はあります。ぜひ生暖かい目で見守っていてください。

                      • 暮らし
                      • 2009/04/18 14:18
                      • 思想
                      • 人物
                      • science
                      • 「関係の化学としての文学」新潮社 - pentaxx備忘録

                        11 users

                        pentaxx.hatenadiary.org

                        2年越しで雑誌「新潮」に掲載された渾身の連載に、さらに大幅な加筆修正を加えました。「関係の化学」という画期的な発見もさることながら、各章ごとに章の内容をまとめた{要約すると}を追加、加えて東浩紀氏推薦、と売れる要素満載の一作です。 以下、「あとがき」より抜粋。 私はときおり夢想する。おそらく一九世紀における「小説」こそが、すべての虚構の王なのではなかったか。ゲーテ、ディケンズ、バルザック、ブロンテ姉妹、フローベール、トルストイ、ドストエフスキーといった巨大な名前たちを思う時、今後いかなる表現者も、個人として彼らほど人々に愛され、あるいは高く評価されるということはありそうにない。映画にはじまる視覚表現の環境的発展が、表現スタイルの多様化を招くと同時に、一世紀をかけて、ゆっくりと「文学」を凋落させていったのではないか。 おそらく「リアリティ」の八割は「諸感覚の階層的な同期」によって与えることが

                        • 暮らし
                        • 2009/04/18 12:03
                        • literature
                        • book
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                        • 本
                        • 菊地さんからのお手紙 - pentaxx備忘録

                          7 users

                          pentaxx.hatenadiary.org

                          ご存じの方もおられるかもしれませんが、茂木健一郎さんと往復書簡をやっています。 いろいろ興味深い反響もいただいています。ありがたいことです。 先日は、なんと光栄にも菊地成孔さんからメッセージが。スパンクハッピーもDCPRGも持ってます。 しかし、これはひどいなあ(笑)。いや、いろんな意味で。無芸大食って… せっかくなのでお返事を書きたいけれど、茂木さんからの返信が届かない現状では、本編が始まらないのに番外編はできそうにありません。あしからずご了承下さい。でも、これでまた返信が遅れそうな予感が。それと恐縮ですが、あの”検閲”っぽい楽屋裏話、ここでバラすのはちとアンフェアかなと。いや面白いんですけど。 なにも僕は、ぼくらの最高のクオリアをこの手で終わらせたくなったわけではないのです。王様は裸だと叫びたいわけでもありません。ただ、言うべきことを言うのに、僕の代わりがいないならしかたがない。それは

                          • 暮らし
                          • 2007/08/05 21:43
                          • 斎藤環
                          • 萌え
                          • 2007-07-29

                            7 users

                            pentaxx.hatenadiary.org

                            ・無力感 ・自助努力への過小評価 ・治療者のカリスマ化*1 ・相互性なき治療関係*2 ・特殊な治療論への固着 ・治療者の互換性がなくなる ・ドクターショッピング*3 ・治療方針に従えなかった場合のゆきすぎた自責感 ・対人関係=治療関係になりやすい ・トラウマ的な治癒モデル*4への傾斜 ・治療そのものの自己目的化*5 ・「失敗」→「怨恨」となりやすい *1:転移性治癒 *2:治療方針の絶対化 *3:理想の治療者の探求、あるいは治療不信ゆえの”嗜癖化”もありうる *4:自己啓発セミナーetc. *5:治療関係の慢性化 ・万能感 ・「自己流」への過剰評価 ・医療への蔑視と拒否*1 ・上記に基づく、オルタナティブな治療法*2への反動的傾斜 ・操作主義*3の問題 ・ドクターショッピング*4 ・相互性なき治療関係*5 ・治癒=超人化となりやすい ・自助努力が不足している(ようにみえる)ものへの不寛容

                            • 世の中
                            • 2007/07/29 23:07
                            • 斎藤環
                            • 関係
                            • 治療
                            • 健康
                            • 高年齢化するひきこもりとライフプラン - pentaxx備忘録

                              3 users

                              pentaxx.hatenadiary.org

                              以前お伝えしたシンポジウムの内容が確定しました。 概要はここにあります。切実でありながら、ほとんど取り上げられてこなかったテーマです。 関心のある方はぜひご参加下さい。 参加は無理だけど意見は伝えたいという方は、私宛にメールでご連絡下さい。 有意義なものはこの場で紹介したいと思います。 前に記したアイディアメモのようなtipsが一番ありがたいです。 シンポジウムに連動して、5回にわたり特別講座も開催します。 詳細はこちら。 こちらの参加も募集しています。

                              • 学び
                              • 2007/07/24 12:31
                              • 正しきイマージュの系統発生*1 - pentaxx備忘録

                                3 users

                                pentaxx.hatenadiary.org

                                なぜ「人体」か? 生物学者・エルンスト・ヘッケル(1834~1919)による、「個体発生は系統発生を繰り返す」というテーゼは、たとえば解剖学者・三木成夫による「おもかげの発生学」として、このうえなく優雅に変奏された。子宮の中の胎児の顔は、はじめフカなどの軟骨魚類をおもわせ、ついでトカゲなどの爬虫類の顔となり、そこから徐々に哺乳類へと向かっていく。私は医学生時代、生前の三木の講義を、あの「ねじれの美学」の極みとも言うべき美しいシェーマのプリントとともに聴講するという僥倖に恵まれた。自分の大学の教授の名前もろくに覚えなかった私だが、あの授業の印象だけは、いまだに鮮烈だ。 こんな話からはじめたのは、加藤泉の作品が、どこかそうした発生学的原理をイマージュとして体現しているように思われたからだ。誰もが感ずることではあろうが、やはり最近作は、胎児や赤ん坊を連想させずにはおかない。巨大な頭部、矮小な体、

                                • 世の中
                                • 2007/07/21 04:49
                                • text
                                • ヘンリー・ダーガーのファリック・ガールズ - pentaxx備忘録

                                  6 users

                                  pentaxx.hatenadiary.org

                                  (『ら・るな』創刊号、1994年) ヘンリー・ダーガーのファリック・ガールズ 昨年(1993年)10月、「パラレル・ヴィジョン−20世紀美術とアウトサイダー・アート」展が世田谷美術館で開催された。ぼくもひさしぶりに美術館に足を運び、名高いプリンツ・ホルン・コレクションや、ゾンネンシュターンなどの有名な作品群を堪能してきた。 とりわけぼくがもっとも惹かれ、いくぶん複雑な感動をおぼえもした作品は、大作の片隅にひっそりと展示されていた。巻物のように長く粗末な紙の両面に、一見コミックの模写を思わせる、ちょっとデッサンのぎこちない少女達の物語が描かれていた。 まず眼をひいたのはその物語の異様な題材である。あどけない少女達と大人の血なまぐさい戦争。おびただしい数の少女達が兵士たちに銃剣で突かれ、サーベルで腹をさかれ、首を締められ、磔にされて死んで行く。もちろん少女達も虐殺される一方ではない。軍馬を駆り

                                  • エンタメ
                                  • 2007/07/17 05:44
                                  • 美術
                                  • セーフティネットの構築(1) - pentaxx備忘録

                                    13 users

                                    pentaxx.hatenadiary.org

                                    ・両親は早い段階で現在の資産状況*1を文章化し、本人に伝える。 ・価値共同体としての家族から経済共同体としての家族への転換*2。 ・経済共同体の一員として本人を位置づけ、能力に見合った立場を担当してもらう*3。 ・本人の感情労働*4に対するなんらかの報酬を考える? 家庭内通貨? ・事情を理解し合った家族間でメンバーを交換する。 ・本人の住居を確保した上で別居し、年金受給年齢までの年収*5を保証する。 ・両親からの生活費支給を早い段階で中止し、第三者(治療者、支援者など)から定期的に生活費を貸し与えるシステム*6。 ・通院や第三者との接触に対して一定の報酬を与える*7。 ・家族ネットワークの中で成年後見制度に準ずる制度を作り、両親亡き後の資産管理をこのシステムにゆだねる。 *1:預貯金、収入、借金、相続、生命保険etc. *2:「就労」から「生存」へ、「より良く生きる」ことから「生き延びる」

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                                    • 2007/07/16 12:47
                                    • hikikomori
                                    • society
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                                    • 「被害者」「加害者」「患者」のいずれでもありうる「あなた」自身のために - pentaxx備忘録

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                                      そして殺人者は野に放たれる (新潮文庫) 作者: 日垣隆出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/10/30メディア: 文庫購入: 13人 クリック: 178回この商品を含むブログ (118件) を見る 私は、司法精神医学について専門家を自称できる人間ではありません。なにしろ本書でもたびたび名前の挙がる、精神鑑定の権威・小田晋氏の研究室に在籍した過去があるとはいえ、自分が中心となってかかわった精神鑑定例はわずか一例しかないのです。だからこの解説を書くために、関連書籍や論文をいくつも読みました。そして、精神障害犯罪者に関する議論の難しさに、あらためて驚かされました。 そもそも法学と医学とは、その背景となる思想からしてまったく異質な学問です。簡単に言えば「判決」は常に結論であり、事実と同じ重みを持ちます。しかし医学的な「診断」は、常に治療と予防のための一時的な仮説でしかありえず、それゆえ常

                                      • 暮らし
                                      • 2007/07/14 08:00
                                      • 司法
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                                      • 原武史『大正天皇』朝日選書 - pentaxx備忘録

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                                        pentaxx.hatenadiary.org

                                        元神戸大学教授の精神科医・中井久夫氏には「昭和を送る」という、半ば伝説化した論文がある。昭和天皇崩御の直後に書かれ、やや右寄りエスタブリッシュメント向けの雑誌に掲載された。いまだ著作集には収められず幻の論文となっているが、内容を読めば、その理由は想像に難くない。本論は我が国の病跡学史上はじめて、昭和天皇をその対象としたものであるからだ。とりわけ天皇の置かれる特殊な立場と環境を精神医学的に記述して異様な説得力がある。私は本書を、この中井論文を参照枠として興味深く読んだ。 本書はこれまでほとんど研究がなされて来なかった大正天皇の生涯に関する、最初の本格的な研究書である。導入では、大正天皇といえばまず連想される「遠眼鏡事件」が検証され、それが真偽の定かではない風説に過ぎないことが示唆される。以後、知的障害を抱えた悲運の天皇というイメージの誤解を解くことが、本書の基調的なトーンをなしている。 ここ

                                        • 政治と経済
                                        • 2007/07/12 20:42
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                                        • 「キル」ための反復運動 - pentaxx備忘録

                                          4 users

                                          pentaxx.hatenadiary.org

                                          演劇的リアル 熱心な観劇者ではないが、舞台の善し悪しは、まず写真で判定することにしている。公演のスナップ・ショットが絵的に優れていれば、それはきっとよい舞台だ。夢の遊眠社の舞台写真は、初期のものから高い品質を誇っていた。同時期の、他の劇団のものと比較すれば、その質的差異はまさしく一目瞭然である。野田の舞台は、その一瞬の画面にも、人物たちの関係性が重層的に濃縮されているのがわかる。おそらく舞台写真の品質は、こうした関係性を写し取れるか否かによって決定づけられているに違いない。 私はかねがね、さまざまなメディア特性ごとにリアリティの文法があるに違いないと踏んでいた。映画、アニメ、漫画、小説、そして演劇と、表現ジャンルごとに、それぞれに固有のリアリティがある。現代において、否、古来から優れた表現者とは、こうしたメディア特性という制約を十分に知り尽くし、それを巧みに使いこなすものたちを指すのではな

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                                          • 2007/07/11 00:00
                                          • pentaxx備忘録 - 問うことの享楽へ向けて - 郵便的不安たち解説(斎藤環)

                                            15 users

                                            pentaxx.hatenadiary.org

                                            東浩紀の登場は、九〇年代の日本の言論界においては、間違いなく一つの事件だった。私は彼の文章に初めて接したときの驚きを、いまでも生々しく思い出すことができる。それは一九九四年のことだった。当時の私もまた、ささやかながら文章を書きはじめたばかりのころであり、しかも東氏が批判してやまない八〇年代的ポストモダン、すなわちニューアカ的な文体を駆使してのそれは、常に実践において現実に遅れがちな精神医学のパロディのような代物ではあったのだ。だから私の驚きは、言うまでもなく彼の「若さ」への嫉妬を多分にはらんでいたことも告白しておこう。 東氏の文章は、その内容もさることながら、とにかく文体において新しかった。主語に「私たち」を用いること、まず問題設定をし、可能であれば問題の分類を試み、ありうる凡庸な回答をすべて想定した上で切って捨て、さて自身の回答を示すかと見せて、唐突にあらたな問題領域へと移動する。そこに

                                            • 暮らし
                                            • 2007/07/10 22:47
                                            • 東浩紀
                                            • 斎藤環
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                                              58 users

                                              pentaxx.hatenadiary.org

                                              ちょっとツイッター主体になってこちらの更新は一年以上ぶりになりました。 以前2ちゃんねるで拾った匿名の詩があまりに傑作だったので、拙著『家族の痕跡』(筑摩書房)などで引用させてもらいました。最近作者の方からメールを頂き、お名前を引用して良いと許諾を頂いたのであらためて掲載します。 作者は松岡宮(松岡恵子)さんと言う方でした。ご自分のHPもお持ちです。 http://homepage1.nifty.com/MIYA-MATSUOKA/ ここで読める他の詩にも傑作がたくさんあります。 謝れ職業人   松岡宮 「ああ、今日も会社に泊まりこみで仕事だよ」 と 疲れた声で言う 職業人は 謝れ 全ての「だめなヤツ」に 細い声で 謝れ 「ああ、忙しい忙しい」 と 朝早く出てゆくひと 乗り換えの駅で朝食をかっこみ 後続列車に乗ってゆく 職業人は 謝れ 手をついて 謝れ 「俺はやっとやりがいを見つけた」 な

                                              • 暮らし
                                              • 2007/07/10 20:40
                                              • 斎藤環
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                                                pentaxx.hatenadiary.org

                                                (1)挨拶*1 (2)誘いかけ*2 (3)お願い*3 (4)相談*4 *1:メタメッセージ(以下同じ)=あなたが居てくれて嬉しい *2:あなたと一緒に楽しみたい *3:あなたの力が必要だ *4:あなたの知性をあてにしている

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                                                • 2007/07/10 14:41
                                                • コミュニケーション

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