サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大そうじへの備え
blog.fltech.dev
はじめに こんにちは、データ&セキュリティ研究所の山口と伊豆です。暗号技術に関する調査や研究開発を担当しています。 2024年1月に中国の研究者たちが量子アニーリング計算を使った新しい素因数分解法を提案しました。 日本でも Gigazine が紹介するなど 注目になっていますが、 内容が高度に専門的であること、また論文が中国語で書かれていることから詳細が知られていません。 本記事ではこの提案論文を調査し、量子アニーリング計算を使った新しい素因数分解法の概要を紹介します。 なお提案論文の本文は中国語で記述されているため、調査には Google 翻訳を利用しました。 翻訳結果を鵜呑みにせず可能な限り補正を試みましたが、それでも誤訳や誤解の可能性があることを承知置き下さい。 gigazine.net 文献情報 本記事で紹介する論文の情報は以下の通りです。 タイトル: 基于 D-Wave Adva
こんにちは。人工知能研究所の石田です。 この度、富士通が研究開発した先端AI技術を迅速に試すことができるプラットフォームFujitsu Research Portal にて、レジ不正監視を一般公開しました。 ※ログイン後、技術一覧からレジ不正監視をご選択ください。 この記事ではレジ不正監視で使用している技術についてご紹介します。 レジ不正監視とは セルフレジは人手不足やコロナ禍への対策として導入が加速し、国内スーパーマーケットのレジ台数に占めるセルフレジ・セミセルフレジ設置率は2022年時点で49.4%にまで達しています。 *1 セルフレジは便利なこともある反面、お客様が商品のスキャンを忘れてしまう、スキャンに失敗して商品が正しく登録されないといった問題が発生することがあります。 レジ不正監視とは、このようなセルフレジでの会計時に発生する問題(以後、不正と呼びます)を監視するシステムです。
こんにちは。人工知能研究所 AutoMLプロジェクトの木村です。人工知能研究所では、研究所の先端AI技術を公開するためのプラットフォーム Fujitsu Kozuchi を通して、多くのお客様に我々の技術を素早く提供することで価値検証と技術の改善を迅速に進めていく取り組みを行っています。 この度、Fujitsu KozuchiのいちコアエンジンとしてAutoMLプロジェクトが開発している、Fujitsu AutoMLのデモアプリを以下のURLで一般公開しました。 https://automl.jp.fujitsu.com/ この記事では、デモアプリの内容と利用方法について紹介します。 Fujitsu AutoMLとは? AutoML (機械学習自動化)は、与えられたデータに対する機械学習タスクを自動化する技術分野です。 Fujitsu AutoMLは、CSV形式の表データと機械学習の要件を
はじめに こんにちは。富士通株式会社ICTシステム研究所のMLPerf HPC五人衆です。先週、国際学会SC’21 において、理化学研究所/富士通が共同で開発した新しいスーパーコンピュータ(スパコン)「富岳」がスパコンランキングで4期連続の4冠(TOP500, HPCG, HPL-AI, Graph500)を獲得しましたが、同会議で発表された、実際のディープラーニング(DL)学習処理に特化したMLPerfTM HPC ベンチマークにおいても世界一を獲得しました。 本ブログでは、このMLPerf HPCの一つのアプリケーションであるCosmoFlowの学習を「富岳」で大規模に行い世界一となった、その挑戦についてお話させてもらいます。 はじめに 背景 MLPerf HPCって何?(白幡) CosmoFlowって何?(田渕) 「富岳」って何?(田渕) プロセッサ 通信ネットワーク ストレージ 準
先端融合技術研究所の横田です。GitHub等では@sushichopとして活動しています。 2021年5月24日(月)に開催されたはてなブログ DevBlog Online Meetupに登壇しました。株式会社はてな 大西さんにモデレータを行っていただきながら、エムスリー株式会社 山崎さん、LINE株式会社 桃木さんとともに、3つの各テーマに沿って「企業における技術ブログ」の運用・活用についてディスカッション形式でお話しさせていただきました。 各テーマに関するディスカッション要旨と私が感じたことなどをざっと書いておきます。 テーマ 1「ブログの目的とKPI」 要旨 目的は人材採用と技術ブランディング 厳密なKPIは持たない 3社(エムスリーさん、LINEさん、当社)いずれも目的とKPIに関してはほぼ同じ考え方ですね。人材採用と技術ブランディングという大きな目的は持ちつつ、データとしてのサイ
こんにちは.人工知能研究所 自律学習PJの池祐一と梅田裕平です.富士通研究所では「データの幾何学的形状」をとらえる位相的データ解析(トポロジカルデータアナリシス; TDA)について,フランスの国立研究機関であるInriaと共同研究を行っています.今回は共同研究を通して得られた成果に関する論文がAI分野の主要な国際会議であるAISTATS2021に採択されたので,その内容について概要を説明します. TDAに関する富士通研究所の研究成果や応用例についてはWEBサイトFujitsu's TDA Technologiesで紹介しています.ご興味ある方はこちらのWEBページも見ていただけますと幸いです. 対象論文 ATOL: Measure Vectorization for Automatic Topologically-Oriented Learning 論文リンク Martin Royer,
はじめに こんにちは。富士通研究所プラットフォーム革新PJの川上です。理化学研究所/富士通が共同で開発した新しいスーパーコンピュータ「富岳」が神戸市沖のポートアイランドに納入され、当初の予定を前倒しして今年度から試行運用が開始されました。6月には早速、スパコンランキングで世界初の同時4冠(TOP500, HPCG, HPL-AI, Graph500)を獲得するなど、幸先のよい立ち上がりを見せています。私が所属する部署では富岳を始め、富岳と同じCPUを搭載した弊社製品PRIMEHPC FX1000/700上でディープラーニング(DL)処理を高速に実現する技術の研究開発をしています。今回は、DL処理を高速に実現するoneDNNというライブラリソフトウェアを富岳向けに移植し、開発したソースコードを本家IntelのoneDNNに寄稿し、取り込まれた話をご紹介します。 ディープラーニング処理のソフト
こんにちは、人工知能研究所のLei Liuです。今日はFujitsu Kozuchi に搭載されているFujitsu Auto Data Wranglingについてご紹介します。 続きを読む Hello, I'm Lei Liu from our Artificial Intelligence Laboratory. Today, I would like to introduce an exciting new AI core engine - Fujitsu Auto Data Wrangling – which is now available from Fujitsu Kozuchi. 続きを読む Hello. I am Fukuda from the Fujitsu AI laboratory. Fujitsu provides advanced AI technology th
富士通研究所 CPSプロジェクトのhatadaです。 一昨年私たちの部署では富士通研究所のオフィス内に岡田記念ライブラリという、研究員の憩いと自由な議論ができる場を目指したスペースを作りました。 現在では社内のミーティングをはじめ、他社様との会議、研究員の自主的な活動など沢山の利用がされています。 岡田記念ライブラリは主には茶室とサロンがあり、どちらにも私たちが研究開発しているIzuminaを導入しています。 Izuminaとは、情報共有のためのシステムで、壁やテーブルをペンで操作できるようにして、その上で写真や資料を広げたり、アイディアやコメントを書くデジタル付箋を作ったりできるようにするサービスです。 サロンのテーブルと壁、茶室の畳と壁は、Izuminaがプロジェクターで投影されて協働作業ができるスペースになっています。 今回、岡田記念ライブラリの茶室では、空間演出用のシステムを新規に
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『fltech - 富士通研究所の技術ブログ』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く