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1989年に富士通から発売されたパーソナルコンピュータ「FM TOWNS」 完成度の高かったエミュレータ「うんづ」や、山川機長さんの開発したエミュレータ「津軽」及び互換ROM(PCで言うBIOS)によってTOWNS実機がなくとも当時のTOWNSソフトウェアを実行させる術が確立できていたが、エミュレータやROMがあっても互換OS(TownsOS)が出来ていなかったため、今でも入手可能なフリーゲーム等をそのまま遊ぶことが面倒であった。 TownsOSは本体とは別売だった関係で流通数が多くはなく、機能の劣るV1.1系統でも数千円、大半のソフトを動かすために必要で実質的にこれを買うことになるV2.1系統でも3,000円以上が相場となっており、機能オミット版TownsOSが収録されたフリコレや天晴なら数百円で買える事もあるもののこれらもいつでも入手できるわけではなかったり環境を整えるのがやはり労力が
1993年に発売されたFPSの金字塔「DOOM」、その続編「DOOM II」と各種追加エピソードに加えNightdive Studios・MachineGames共同開発のエピソード「Legacy of Rust」収録、日本語字幕への対応、FM・MIDI音源のBGMだけでなくリミックス版追加、クロスプラットフォームによる対戦・協力マルチプレイ、Modブラウザなどの対応を施し8月9日に再リリースされた「DOOM + DOOM II」 オリジナルのDOS版もそのまま入っているのでWADファイルだけ抜き出して、各種ソースポートで遊ぶことも可能だが、今回はそれとは別にこの再リリース版に収録されていなかったり現行機種向けに発売されていないバージョンのDOOMの話をすることとする。 それが初代PlayStation版DOOM及びFinal DOOMだ。 これはただの移植版では?と思う人もいるかもしれな
ゲームエンジン「Unity」がライセンス形態の突然の変更(後に撤回)により移行先として人気を集めていたオープンソースのゲームエンジン「Godot」。 そんなGodotである騒動が巻き起こった。 Godot公式Twitter(X)アカウントが Apparently game engines are woke now? Well then, we won't complain 🌈 Show us your #Wokot games below 👇 — Godot Engine (@godotengine) 2024年9月27日 虹アイコンを付けてわざわざあなたの「目覚めた」なるゲームタイトルを募集し始める。 ん?ん?と思うが、まあ広報の話題作りにそういう特定ゲームの特集もたまにはいいだろうとは思うものの、 focus on the engine and not politics — Sta
※追記:コミュニティからの反発を受けアカウント必須アップデートを行わないと告知される。以下は当時の記事。 エリート部隊「ヘルダイバー」となって4名のチームを構成しエイリアンをせん滅していく協力TPS「HELLDIVERS 2」 ソニーパブリッシャでSteam版でもPS5版とのクロスプレイにも対応しているタイトルだが、ゲーム内でPlayStationのオンラインサービス向けアカウント「PSNアカウント」へのログインは今まで任意となっており必須とはなっていなかった。 だが、5月3日に公式から「5月30日からのアップデートで必須となり、6月4日までにSteamアカウントとPSNアカウントをリンクしておく必要がある」というアナウンスがあって大炎上、「非常に好評」を保っていたSteamレビューは最近のレビューでは「やや不評」、全期間でも「賛否両論」にまで低下している(今後のアップデートやレビュートピ
CD2枚が付録としている1998年に発売された雑誌があるのだが、未開封品にもかかわらずその付録CD2枚とも読み取り面が白く曇ってしまう通称白濁化が発生していた。拭き取っても白い部分は残ったままで、イメージ化しようと読み取ろうとすると途中でエラーを吐いてしまう。 とある方が購入した同じものも同様に劣化が進んでいたとのことで、偶然不良品だったというわけじゃなく元々の製造品質が悪く25年の歳月でこのようになってしまったと思われるが、レーベル面の反射層が剥がれたCDでもアルミテープで補正できちゃったりするので、白濁化でもなんとか改善できないか挑戦。 そもそもこの白濁化現象、CDのポリカーボネートが空気中の水分を吸ったことによる化学変化、アルミニウムの錆、などと発生原因は様々な理由が考えられるがはっきりとした原因はわからないようで、上記の様な理由じゃなく今回のCDは反射層と保護層の接着剤の質が悪く剥
FM TOWNSエミュレータ「津軽」が最近のソースでFM TOWNS用Linuxに対応し始めた(既存のTOWNSエミュ「うんづ」は動かない)ので動作確認をしてみた。 動作確認に使用したのは1996年に出版された「Linux入門」(ヤフオクでCD未開封品が丁度出ていた)という本に収録されていたCD内のSlackware カーネル 2.0.14-rel1.0(1996, 8.22)、津軽の設定はFPUオン・CPU HIGH FIDELITY設定、XF86Configファイルを編集しハイレゾモード(orフルカラー)に切り替えとハードウェアマウスカーソルの有効化(Option "sw_cursor"のコメントアウト)、インストールとX Windows(LinuxのGUI環境)の動作まで確認。まあ今更動かしたところで何一つ実用性が無い物ではある。 FM TOWNSユーザーだった当時は標準のTowns
1989年に富士通が発売したCD-ROMドライブ&32bit CPU標準搭載パソコン「FM TOWNS」 今更25年以上前にシリーズ機の販売が終了したパソコンなんだから話題が出ない(Lenovo傘下になった富士通ブランド広報担当者すらFMVシリーズ機扱いしたりどういったパソコンだったかわかってない)のは当たり前なんだけど、1992年頃には商用としては終了しているMSXや当時は比較されることが多かったX68000が一部コミュニティで活発な動きが現在でもあるのに比べて、TOWNSは本当に話題に上がることがない。 そしてつい最近「どうしてFM TOWNSには勝手移植や自作ゲーム類が出てこないのか」という意見が某大手SNSで言及されていった。 自分自身はFM TOWNSに特別な思い入れもあってなんの役にも立たないが色々書いているし、かなり規模は小さく数えられるほどの物しか出てきていないとはいえ今で
とある炎上系Youtuberがアクセス数目的か「PCエンジンの知名度のおかげでNEC製PCが普及した」(注:PCエンジンは8年間でシリーズ機通して通算590万台のマイナー機、たいして当時のNEC製PCはPCエンジン発売以前に市場を席巻)というトンデモ論を上げていることが一部で話題になっていた(炎上でのアクセス数稼ぎが目的だと思うので元URLは貼らない)が、その時に同時に そしてFMタウンズの時代になると家庭用ゲームハードが台頭PCゲーが衰退しました これも常識ですよ・・・ という更にトンデモ話を飛び出していた。FM TOWNSは小学校時代にリアルタイムで触り自分のコンピューティングに多大な影響を与えたPCであり、今でもその情報を残そうとしているが、少なくともFM TOWNSは当時のPC市場では殆ど流通していないマイナーハード、シリーズ機で出荷台数50万台の記録が残っているものの殆どが小中学
本当はSteamサマーセールが終わったくらいにまとめて記事にしようと思っていたのだが、何か感情が抑えられない話が出てきたので今書いておく。 「スカルガールズ」(Skullgirls)というゲームをご存じだろうか?Steam版は2013年に発売されたカートゥーン調のグラフィックでムチムチな女の子(一部例外有り)達がチーム戦で戦う格闘ゲームで、かつて「Lab Zero Games」という会社が開発していたもののそこの代表者Mike Zaimont(Mike Z)氏がセクハラや人種差別発言などの不祥事を起こして会社が解散、Lab Zero Gamesに在籍していた他のメンバー達は「スカルガールズ モバイル」というスマホゲーを作っている「Hidden Variable Studios」という会社に移っていきスカルガールズ本体の開発もそこで開発が継続されていたのだが、今年6月27日に突然Steam/
ヤフオクでジャンクのFM TOWNS版「レインボーアイランド エキストラ」を落札したものの、商品説明では記録面に傷多しとは説明があったとはいえ傷どころかレーベルの反射層がところどころ剥がれており、蛍光灯越しに除くとCDが虫食いのよう透けて見える、イメージ化しようにも29トラック中20トラック目でエラーが発生して読み込みが止まってしまう。吸出しに使っている「CD Manipulator」はエラーを無視して続行する機能があるので、念のためそれを有効にしてみたが210か所のエラーがログに残り、案の定問題の20トラック目を聞くと激しい音飛びで聞くに堪えない状態となっていた。 問題のFM TOWNS版「レインボーアイランド エクストラ」1992年発売のタイトルということで既に30年以上経過しているので物理的な寿命を迎えていてもおかしくない頃合い。 ケースに入れた状態ではわかりにくいが光にかざすと向こ
GeForce ビデオカードのドライバ設定を行うNVIDIA コントロールパネルにある「Vulkan/OpenGLの既存の方法」という項目。 2022年10月頃のドライババージョンから追加されたようだけどどういった効果があるかわからず、ビデオドライバ設定を解説しているサイト/blogでもこの設定は「自動」を推奨しているところが大半のようだが、書かれている説明文と実際に試した結果から何が変わるかわかった。 どうやらこの設定はVulkan/OpenGLアプリにおいて「DXGI スワップチェーン」という機能を使ってフレーム待機時間、つまりは表示遅延を短くすることができるようだ。 Microsoft公式サイト - Windowsアプリ開発 DXGI スワップ チェーンによる遅延の減少 ただし、遅延が減ると言っても前述のとおりVulkan/OpenGLアプリのみでDirectXを使用したゲームには何
1989年に富士通が発売したパソコン「FM TOWNS」に、1992年にid Softwareが発売した元祖FPSゲーム「Wolfenstein 3D」を移植してみました。意味が分からないと思いますが今は令和です。 Google ドライブ - FM TOWNS版Wolfenstein 3D 「Wolf4FMT」 実行ファイル & ソースコード FM TOWNS マーティーを除くFM TOWNSシリーズ全機種で動作可能なはず。(追記:マーティーやメモリ2MB対応版作成)メモリ4MB以上、HDD必須、TownsOS V2.1以降向け。386 CPUでも一応動くがローレゾ|全画面設定では8~10fpsしかフレームレートが出ないと思います。FM TOWNS II HR (486 20MHz)以上でFASTモード設定起動を一応推奨。 FM TOWNSエミュレータ「津軽」で互換BIOSを使用してCPU
自称プロスチーマー(死語)である自分、勿論買いましたともSteam Deck 512GB。お値段99,800円(税込) PCゲームをどこにでも持ち運べるようにというコンセプトで海外では今年2月から、日本では12月17日より発売が開始された新型携帯ゲーム機。大きさはWii Uパッドよりも更に大きいというジャンボサイズだ。携帯の意味とは!? 中身としてはれっきとしたPCで、それにLinuxをベースとした独自OS「SteamOS」がプリインストールされ、Steam上で配信されているタイトルは大半がWindows用のプログラムしかないもののLinuxでWindows用ソフトを動かす互換レイヤー(Proton)を使ってそのままWindowsプログラムのゲームを動かすという仕組み。ドライバ類も公式に配布されているので、プロダクトキーがあれば各自でWindows 10/11をインストールすることも可能。
PCゲーム配信サイトSteamにて電子回路シミュレーター「CRUMB Circuit Simulator」が配信されている。価格は定価1.000円。この記事を書いている時点で英語版のみ(日本語非対応)。 電子回路の試作などに使うブレッドボード(無数の穴が開いており一列方向にのみ通電状態になっている基板)にジャンパ線・抵抗・コンデンサ・インダクタ・ダイオード・トランジスタ・ICなどの部品を差し込んでいき回路を作っていく。ボタンやボリュームといった入力装置、LEDや電子スピーカーといった出力装置といった触ったり視覚的な変化が感じ取れる部品はもちろんのこと、IC類には74HCシリーズ汎用ロジックICだけでなく実際に作った回路からプログラマブル(シミュレータ上のエディタからも直接入力化)なEEPROM(28C16)や64bit SRAMまで用意されていたり 更にマイコンボードである「Arduino
先に概要を書くと caseの値は連番かつ昇順(上から小さい数で下に行くほど増えていく)となるように心がける。ある程度caseが多ければあとは勝手にコンパイラがテーブルジャンプ最適化を行う。 goto文やreturn文などでswitch文途中から抜けないようにする。あるとテーブルジャンプ最適化が行われない。 MSVC(Visual Studio)でコンパイルする場合、default:の箇所に__assume(0);と記述すれば上記二つを無視して強制的にテーブルジャンプ最適化が行われる。ただし、goto・return等でのswitch抜けがあるまま実行すると例外エラーが発生する。 追記:上記の__assume(0)はC++23から「std::unreachable()」で標準化 FM TOWNSエミュレータ「津軽」を弄っていて、どうもエミュレーターの実行速度が既にあるTOWNSエミュレータの「
渋谷で発生したニュージェネレーションの狂気(ニュージェネ)」と呼ばれる猟奇殺人事件に巻き込まれた引きこもり寸前の高校生西條拓巳を主人公としたアドベンチャーゲーム「CHAOS;HEAD NOAH」(カオヘ) 5pb.Gamesよりリリースされている科学アドベンチャーシリーズの1作目となり、「STEINS;GATE」「ROBOTICS;NOTES」そしてこのカオヘ直系作品「CHAOS;CHILD」(カオチャ)までPCゲーム配信サイト「Steam」でリリースされてきており、今作のみ今までリリースされてこなかったのが海外Nintendo Switch版と同時リリースとなる10月8日より配信が開始されることが今から3カ月ほど前にアナウンスがなされた。 直系作品も既に出ていて似たような猟奇的な表現のある作品はSteamにあれど高校生が巻き込まれるという設定上、未成年の表現に厳しい最近のSteamでは本
富士通が1989年に発売したパソコン「FM TOWNS」用新作ゲームとして、去年「DOOM」を移植したものの、実質FM TOWNS II MA/MX以降用でFM TOWNS全機種で動かせるタイトルではなく、巷では主流(?)の初代機となる灰色FM TOWNSやそれをベースに設計されたFM TOWNS MARTYでは遊べないという問題があったので他のゲームでそれらのスペックでも移植できそうなタイトルを検討していったら仮想ゲーム機エンジン「PICO-8」向けに作られていたフリーゲーム「CELESTE Classic」ならやれるかなということで移植してみた。 Googleドライブ - CELESTE Classic for FM TOWNS (2022年11月10日更新) (使用したサウンドドライバ「MSVライブラリ for High-C V2.08」のファイルはSRCフォルダに一緒に同梱していま
アーケード版から様々なアレンジを加えられ1990年12月に発売されたスーパーファミコン版「グラディウスIII」 理不尽な難易度だったアーケード版とは違い、家庭用ゲーム機向けにマイルドな難易度に変更されたものの、コナミのスーパーファミコン参入第一弾タイトルということでプログラミングノウハウなどがなく、処理落ちやスプライト欠けが目立つタイトルとなっていたが、発売から28年を経過した2019年にスーファミ本体よりも3倍高速なCPUであるカスタムチップ「SA-1」で動くようにするハックロムが開発され話題となった。 スーパーマリオRPG・星のカービィ スーパーデラックス・実況おしゃべりパロディウス・ミニ四駆 シャイニングスコーピオンなど、SA-1を採用されたタイトルはそこそこあり入手が容易で、SA-1採用のカートリッジ内のマスクROMを改造版グラディウスIIIを書き込んだROMに置き換え、バックアッ
香港を舞台にトライアド(チャイニーズマフィア)に潜り込み、表向きには組織の一員として活躍しながら組織の調査を行う潜入捜査官ウェイ・シェンを主人公としたオープンワールドアクションゲーム「Sleeping Dogs: Definitive Edition」(以下DE) 海外PS4/Xbox One版発売に合わせてPC版でも無印版の発売が終了となってこのDEへのバージョン変更となっていたが、後から発売されたのに無印版よりもグラフィックが劣化したような印象を与えていたり、日本特有の問題として無印PC版では日本リージョンで買えば日本語字幕がついていたのにDEはコンソールでも発売は海外限定だったがために海外版のみに切り替わってしまい長らく新規にPC上で日本語版が遊べない状況が続いていた。 だが、発売から7年も経過してから字幕を日本語に切り替える方法が見つかった模様。 実はDEでも元からゲームデータ内に
Steamウィンターセール 2021で25%オフセールとなっているSteam版「アイドルマスター スターリットシーズン」(スタマス) PS4版とは違い、高解像度・高フレーム対応の他にレイトレーシング法による影・反射表現でステージ上のアイドル達の姿を華やかに映す圧倒的なグラフィックで、NVIDIAの革ジャンおじさんも「GeForce RTXユーザーならマストバイだ」とは言っていないとかなんとか。 綺麗なグラフィックでアイドル達の姿を堪能できるのはPC版の特徴の一つなのはもちろんだが、非公式なもののModを導入して通常では遊ぶことができないゲーム体験も行えるのもPCゲーム環境ならでは、ということで今回はSteam版スタマスのMod導入方法及び一部Modを簡単に解説。 まずはMod統合サイト「GameBanana」のアイドルマスタースターリットシーズンのハブを開こう。 サイトをスクロールして気に
Epic Games ストア(EGS)より12月16日から配信が開始されたPC版「ファイナルファンタジー7 リメイク」 Steamや他ストアでの発売などはアナウンスされておらず、PS4/PS5独占だったタイトルのPC版なのにEGS独占となっている状態で落胆しているPCゲーマーは多いかと思うが、いつものように時限独占で半年~1年後に他ストアでも配信される可能性が高い。 www.pcgamer.com PC Gamerの記事によるとEGS版FF7Rゲームフォルダ内のEngine/Binaries/ThirdPartyフォルダ内にSteamworksフォルダが存在し、更にSteamクライアントのAPIを読み出すファイルsteam_api64.dllも置かれている状態だという。 また、ファイルWindowsEngine.ini内の記述を参照していくと[OnlineSubsystemSteam]とい
1989年に富士通より発売されたパーソナルコンピュータ「FM TOWNS」 世界初の32ビットCPU & CD-ROMドライブ標準搭載というコンピュータ史に名を残す機種で、マイナーではあったがかつてはある程度アプリやファンサイトもネット上に上がっていたものの、仕事の関係上公開できなくなったりWebサイトサービスの終了などによってそのまま消失してしまったりというところもあり、消えていても普及台数の多さから数があるPC-98シリーズやBIOSやOSが無償公開され今でも熱狂的なユーザーが情報交換しているX68000シリーズとは違い、どうも現存する情報が少なすぎる。 オープンソースのエミュレータ「津軽」やその互換BIOSによって、FM TOWNS実機はなくともソフトだけは入手して仮想TOWNS環境は構築できるようになったが、当時現役TOWNSユーザーではなかった利用者やかつては使っていたものの20
令和3年に登場した新たなFM TOWNS用移植ゲーム「DOOM」です。まだまだ現役のTOWNSユーザーでDOOMを遊ぶためにTOWNS用LinuxやWindows 95を導入したという皆様、心行くまでTownsOSネイティブ版DOOMを堪能してください。 Google ドライブ - FM TOWNS用ソフト「DOOM」(2021年11月4日更新 V1.1 L30) CPU 486以上 高速モード設定推奨(機種でいうとFM TOWNS II MX以上)、メモリ8MB(空きメモリ6MB以上・空きがあれば+4MBをキャッシュ用に使用)必要・ハードディスク必須・TownsOS V2.1 L40(WAVEサウンドライブラリ使用)以上推奨・MS-DOS 6.2を組み込んでいる環境だと10MB以上メモリが無いと空き不足で起動しないかも。 必要動作環境のためFM TOWNS マーティーでのプレイは不可能で
前回のジャンクXbox Oneの修理に続いて、今回は1993年にNECホームエレクトロニクス(会社解散済み)より発売されたPCエンジンDUO-Rの動作未確認というジャンク品を入手し修理してみることにした。 付属品は初代PCエンジン用のゲームパッド(PI-PD001)のみで、ACアダプタやAVケーブルはない。 今回、それらケーブル類は代用品を使ったり自作することとする。 ACアダプタについてはサウンドハウスより発売されている「電源アダプター DC9V 1A 1.7mm センタープラス」というACアダプタがPCエンジン DUO-R用の代用品として使える。 電圧や電流は9V・1Aで純正アダプタ「PAD-129」と全く一緒なものの、コネクタの外径が0.7mmほど小さい。ただし内径は同じ1.7mmで本体のACアダプタ接続部にはちゃんと噛むし、外径の端子は金属板が押さえて接触するようになっているので問
2003年に真・女神転生シリーズのナンバリングタイトルとして発売された「真・女神転生III-NOCTURNE」をHDリマスター化やボイスの追加を施し現行機種に移植した「真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER」のSteam版が発表および予約の開始が3月20日よりなされた。 このHDリマスター版では、追加要素が加えられた「真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス」及びそのマニアクス版から一部データを変更した「クロニクルエディション」という限定的に発売されていたバージョンも、デジタル豪華版にそれぞれ「ゲーム拡張:マニアクスモード追加」「ゲーム拡張:クロニクルモード追加」というDLCで付属している。 だが、実はこのデジタル豪華版がとある地域でコンテンツ内容に差異が生じているのだ。 それが韓国版。なんとDLC「ゲーム拡張:クロニクルモード追加」だけが付属せず、専用バージ
1996年に任天堂より発売された家庭用ゲーム機「NINTENDO 64」 CPUはR4300 93.75MHz、GPU/チップセットはRCP(Reality Co-Processor) 62.5MHz、メモリはRDRAM 4MB(8MBに拡張可能)というスペックだが、採用されているCPU R4300は133MHz駆動までのものが発売されていたこともあり、実は動作クロックにマージンがあった。RCPからのベースクロック×倍率がCPUクロックとなるので、倍率を変えることでオーバークロックが行え、一部のゲームで発生する処理落ちを改善するという改造が何年も前から一部で施されているのだが、今回は自分も試しに行ってみた。 まずは64の分解から 本体上部にあるメモリー拡張スロットの蓋を外し、ターミネータパックもしくはメモリ拡張パックを本体から引き抜く。本来はターミネータパックインジェクタというものを使い抜
農林水産省の公式サイトが攻略情報に使えると騒がれ、かなり本格的な稲作が行えることから話題になっているアクションRPG「天穂のサクナヒメ」 異様なバズり方をみせており、PS4・Switch版の物理パッケージ版が至る所で売り切れ、Steam版に関しても同人ゲーム・パブリッシャーを務めるXSEEDが過去に販売したタイトルと比べてもSteamの同時プレイヤー数が倍以上を記録しており好調さが伺えるが、それに伴いあまりPCゲーム・Steamに馴染みのないユーザーもSteam版をプレイし始めてPCゲーム特有のトラブルに巻き込まれているケースが何件か見受けられる。 ここでは、特に報告の多いトラブルに関して解決方法の一例を紹介しておく。 コントローラが動かない、右スティックが反応しない 「Input Device Chenged」という緑色のメッセージが出て、一瞬操作が出来なくなる。 ある程度進めるとランダ
セガ ソニックチームが1996年にセガサターン用ソフトとして開発した「ナイツ NiGHTS into Dreams...」のSteam版が海外セガ 設立60周年記念サイトにおいて無料配布が行われている。要メールアドレスとSteamアカウント。 SEGA 60th Anniversary Site 実際に登録して入手できるか確認したところ、問題なく日本Steamアカウントにゲームが追加されることを確認済み。 かつてSteam版ナイツが収録されていたDreamcast Collectionはおま国にも関わらず長らくの間バンドル版が普通に日本から購入可能となっていたが、現在ではストアページが表示不可となってしまったので今回の無料配布が日本から入手することができる数少ないチャンスとなる。 キーの在庫切れ次第配布終了となるようなので入手はお早めに。 日本語にも対応。Steamクライアントからゲームを
メガCD・PCエンジン DUO-R・Xbox Oneとマイナーなゲーム機ばかりを修理しているので、今回はメジャーハードである任天堂「スーパーファミコン」の修理に挑戦。 調べてて思ったんだが、意外なことにあんまりスーパーファミコンの修理について書かれたblogやWeb記事って少ないんだな。壊れにくいという任天堂機特有の耐久性の高さを表す証拠ではあるんだが、流石に発売から30年近くも経過し経年劣化に勝てず映像の乱れや電源が入らないという故障が出てきている機体は割とよくある。 メガドライブ(メガCD)・PCエンジンの修理と同様、もちろんこれらの原因はコンデンサの液漏れによる容量抜けや基板の腐食によって回路が断線している状態なので、コンデンサを取り換えて腐食した回路パターンをリード線でつなぎ直せば復活する可能性大。 今回分解した880円で購入したジャンクのスーパーファミコン(コントローラ2個・AV
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