Apple は 2015-03-09 (米時間) に開催された Spring Forward イベントで ResearchKit を発表した。医療機関向けにデータを送信するためのフレームワークで、「常に身につけている」スマートフォンの利点を活かしたデータの日常的な取得を可能にする。ResearchKit はオープン・ソースで 2015 年 4 月に公開予定。
2015-03-10 (今日)、ResearchKit に基づいた 5 つのアプリがリリースされる。対象は病気ごとで、以下の通り (括弧内はアプリ名):
- パーキンソン病 (Perkinson mPower study app)
- 糖尿病 (GlucoSuccess)
- 心臓病 (MyHeart Counts)
- 喘息 (Asthma Health by Mount Sinai)
- 乳癌 (Share the Journey)
日本という閉鎖的な国で、これらのアプリが活かせるのかどうか。ResearchKit を使ったアプリが普及するのかどうか。疑問はあるけれど、もしもアメリカで成功するようなら、医療面でのイノベーションが起きそうな予感。