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2012-06-20

第 170 回 TOEIC の結果

TOEIC の成積が発表された (ref. clmemo@aka: 第 170 回 TOEIC を受験する)。

350 (Listening) + 285 (Reading) = 635

目標の 600 点越えを達成。

前回の 600 点越えは、大学院時代で英語の論文をバリバリ読んでいて集中力もあった。その後、体調を崩してから TOEIC を受験するも、600 点を越えることはなかった。今回の 600 点越えで、ようやく集中力に復調の兆しが見えたように思う。

次回は 600 点の点数維持を最低条件に、上を狙いたい。

過去の記録

  • 170: 350 (L) + 285 (R) = 635
  • 167: 240 (L) + 280 (R) = 520
  • 164: 290 (L) + 255 (R) = 545
  • 162: 265 (L) + 290 (R) = 555
  • 159: 275 (L) + 240 (R) = 515
  • 109: ??? (L) + ??? (R) = 615

2012-05-27

第 170 回 TOEIC を受験する

今日、第 170 回 TOEIC を受験する。

目標は、相も変わらず 600 点台。そろそろ、500 点台は脱したいところ。

ref

2011-12-19

第 167 回 TOEIC の結果

TOEIC の成積が発表された (ref. clmemo@aka: 第 167 回 TOEIC を受験する)。

240 (Listening) + 280 (Reading) = 520

最悪の体調で受験して悪結果。リスニングの得点が過去最低。確かに半分くらい問題文が耳の右から入って左へ抜けてってたからねぇ。さもありなん。

何の言い訳もない。

過去の記録

  • 167: 240 (L) + 280 (R) = 520
  • 164: 290 (L) + 255 (R) = 545
  • 162: 265 (L) + 290 (R) = 555
  • 159: 275 (L) + 240 (R) = 515
  • 109: ??? (L) + ??? (R) = 615

2011-11-26

第 167 回 TOEIC を受験する

明日、第 167 回 TOEIC を受験する。

目標は 600 点台。う〜ん、我ながら低い理想。

最近、風邪をひいたり、集中力が足りなかったり、英語から遠ざかっていることが多かったりと、TOEIC の準備不足が... まあ、なんとか頑張ってこよう。

ああ、その前に髪を切って、写真を撮っておかなくちゃ。

ref

2011-06-20

第 162 回 TOEIC の結果

TOEIC の成積が発表された (ref. 第 162 回 TOEIC を受験した)。

265 (Listening) + 290 (Reading) = 555

この前受けた第 159 回では、275 (L) + 240 (R) = 515 点だったので、Listening で 10 点下がり Reading が 50 点増したことになる。確かに、今回リスニングで聞き取りにくいことが多かった。それがそのまま点数に出た気がする。リーディングの点数が 50 点上がったのは、集中力が増したのが良かったのだと思う。

総合結果は 40 点の上昇。次回は 600 点越えを着実に狙いたいね。

過去の記録

  • 162: 265 (L) + 290 (R) = 555
  • 159: 275 (L) + 240 (R) = 515
  • 109: ??? (L) + ??? (R) = 615

2011-06-14

科学論文の英語用法百科 (グレン・パケット)

先のエントリーで、日本人がよく間違える英語を解説した新書「猫舌流 英語練習帖」を紹介した。

「猫舌流 英語練習帖」は主に「小説」を読む時に間違え易い英語表現を中心に解説していた。

本エントリーで紹介する「科学論文の英語用法百科」は科学論文を書く人向けの参考書。

科学論文の英語用法百科〈第1編〉よく誤用される単語と表現
グレン パケット 理論物理学刊行会 Glenn Paquette

4876986290
京都大学学術出版会 2004-09
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

京都大学学術出版会が出版。ページ数は 688。

作者のグレン・パケット (Glenn Paquette) 氏は京都大学基礎物理学研究所 (湯川記念館としても知られる) の研究員。基礎物理学研究所が出版する物理学論文誌「Progress of Theoretical Phisics」において 9 年間、英語論文の校閲をしてきた実積がある。本書は、約 2,000 本という (日本人が書いた) 英語論文にチェックを入れてきた経験を集体成したもの。

各章ごとに、誤り易い「表現」が取り上げられている。章の数は 133 にのぼる。誤用の例文が多く示されていて、何故それが誤りなのかを丁寧に解説している。

例を 2 つほど挙げてみる。

1 つ目は「Since」(Chapter 115, p.550)。本書は 学術論文においては、接続詞 since を because の同義語として用いるには注意が必要 と言う。何故か? 長々と説明が続くが、乱暴にまとめると because の同義語として用いられていることが明らかな場合でも、since は必ず時間的なニュアンスを伝える ため。本書は 6 ページ使って、since の不自然な用法や正しい用法を説明する。

2 つ目は「on the other hand」(Chapter 91, p.431)。英和辞書をひくと「一方で」と訳が出るこの成句。本書は 留意すべき点が二つある と言う。その一つは、on the other hand がつなぐ文の主題は同じでなければならないということである。もう一つは、これらの文は、その主題について異なった見方を示さなければならないということである。日本人は話題を変える時にさえ「一方で」を使ってしまうが、「on the other hand」の意味は日本語の「一方で」よりも狭く限定されている。本書が on the other hand に割くページ数は 13。それだけ日本人が誤って使うということを示している。

ぼくは since も on the other hand も、間違った用法で使うことが多かった。上の例を見ても分かる通り、本書は、科学論文だけでなくビジネス英語でもやらかす間違いを指摘しているので、英文を本気で書くつもりの人は買っおいて損はない。

続編は?

本書のタイトルに「第 1 編」とある。序文には、「科学論文の英語用法百科」について全五巻での完結を目指していると記されている。その内訳は次の通り:

  1. よく誤用される単語と表現
  2. 冠詞、前置詞、代名詞
  3. 動詞
  4. 文法、構文、言葉遣い
  5. 物理学、数学における特別な問題

本書の第 1 版は 2004 年に発売された。以降、続編は発刊されていない。本書の質が高いだけに、続編が出版されることを願う。

2011-06-04

猫舌流 英語練習帖 (柳瀬 尚紀) を読む

猫舌流英語練習帖 (平凡社新書)
柳瀬 尚紀

4582850936
平凡社 2001-06
Amazonで詳しく見る
by G-Tools

一風変わった「英語」の本。特徴は「日本人が間違えやすい英語」に絞って解説している点。

第一章では、「I am 〜」の文法でどれだけ豊かな英語表現が出来るか教えてくれる。例えば「I am a Xantippe.」という英文。Xantippe を辞書でひけばソクラテスの妻と出る。この Xantippe、ソクラテスを罵った悪妻として有名。そこから訳文は「どうせ私は悪妻ですよ」となる。なるほど、英語は奥が深い。

第二章は第一章の復習問題。豊富な実例文を出して、読者の理解を深める。

第三章は前章まで触れた「about」「little」「with」「oneself」等の使い方を詳しく解説している。一例を挙げると、「A few swallows still wheeled about the walls, giving shrill little cries」。訳文はこうなる。「燕が数羽、なおも壁から壁へ旋回しては、甲走った鳴声をあげた」。作者はここで、「little」の用法を注意する。little は、特に形容詞の後ろに添えて、話者もしくは書き手の感情をこめる (p.87)。知らないと、いろんな所で「小さな」と訳して意味を取り違えそう。

第四章は第三章の復習。特に辞書を引くことの重要性 (と失敗談) を書いている。

最後の第五章は長文に挑む。対象は「物語」ではなく「新聞」。物語と新聞では、使う英語も変わってくる。第五章ではイギリスの大衆向け週刊紙 The Weekly Telegraph から 2001-02-07 付けの記事を一本丸々取り扱う。たった一本の記事なのに、これでもかと誤訳しそうな例が飛び出すのは驚くばかり。

猫舌流について

本書は、翻訳家の飼い猫が執筆した設定になっている。これは夏目漱石の「わが輩は猫である」のオマージュ。ただし、単なるオマージュに終わらない所が本書の魅力。

英文を訳すには日本語のセンスも重要。漱石の文章を引きながら、その実例を示している。それも原書のままで。例えば第二章冒頭で引用する文章は次の通り。

鼠を捕るのは思つたより六づかしい者である。

ここで使われる「者」は「者」の旧字体。「者」を漢検 漢字辞典で引くと 2 つ目の意味に「こと。特定のことがらを指す」とある。前者、後者の「者」ね。最近の人はこういう用例では「もの」を平仮名書きするけれども、漢字を使うなら「者」なんだねぇ。ぼくも知らなかった。

辞書

本書は、「辞書を引け」「辞書を引け」と何度も訴えている。英語上達に辞書は欠かせない。

本書で登場する辞書も様々。OED, POD, American Heritage Dictionary, Merriam-Webster's Collegiate Dictionary, Merriam-Webster's Third New International Dictionary, Shorter Oxford English Dictionary。OED は別として、一冊は持っておきたいもの。

失敗談

最後に、第 4 章にある辞書びきの失敗談が面白かったので引用して、本エントリーを終える。

不細君はあるとき唐突に、守人にこう尋ねた。

——ユーエヌって、どこの国でしたっけ?

守人は即座に答えた。

——辞書を引け。

瞬時にそう返答したが、実はその瞬時の間に、守人の脳裏には次のような考えが渦巻いた。(中略)

守人は考えた。ユーエヌ? UN? ロシアのウクライナ (Ukraine; 英名ユークレイン) の属領? イタリアのウンブリア (Umbria; 英名アンブリア) にあった古代王国? アフリカのウガンダ (Uganda; 英名ユーガンダ) に生れた新興国? 見当がつかないので顔がゆーがんだ。

そのあと守人は、パソコンに収められている辞書や事典、書棚のありとあらゆる答書や事典を調べていた。インターネット検索も試みていた。しかし UN がどこの国かは突きとめることができない。

翌日、守人はさりげなく訊いた。

——ユーエヌ、分ったか。

——ユーエヌ? あ、国じゃなくて、国連よね。UK がイギリスだから、ふと UN がどこの国かと思って。

守人は絶句した。

2006-12-22

Extension と Extention

「拡張」を英語に訳すと、「エクステンション」。では、その綴は?

「Extension」ね。

今まで「Extention」だと思ってた。だって、「エクステンション」って「extent」って動詞の名詞形っぽく見えるじゃない。でも違った。「extent」自体が「物の広がり, 限度, 範囲, 程度, 限界, 広さ」って名詞なのね。動詞じゃなかった。

語源を調べてみると、「extent」はフランス語の「extente」を語源に持つらしい。一方、「extension」は動詞「extend」の派生語とのこと。

それにしても、この歳になるまで、ずっと綴を間違てたってのは恥ずかしいね。

きっと、「はてなブックマーク」につけてる「Firefox Extension」ってタグも、綴を間違えてんだらうなぁとチェックしてみたら、「Exention」って書いてた。もうボロボロ。すぐに修正したよ。

clmemo@aka の中でも間違いはあると思うけど、全部はチェックできないので、気付いた時に個別対応しませう。

2006-09-14

2 days of Saturday という表現

一昨日の Remember the Milk のエントリーで、次のような英語表現が現れた。

within 1 week of today

その時は、初めてお目にかかる言い回しだったので意味が取れなかった。少し調べてみたので、成果を書いておく。

辞書を引いて...

困った時は、辞書を引きませう。リーダーズ+プラス V2 で前置詞 of を引いた。

上の表現として合いさうなのは、6 番目の説明。引用してみやう。

6 [距離・位置・分離・剥奪] …より, …から.

  1. within ten miles of London ロンドンから 10 マイル以内に.
  2. ten miles north of Chicago シカゴの北 10 マイル.
  3. deprive sb of a thing 人から物を奪う.
  4. recover of a cold かぜが直る.
  5. back of… _…の後ろに (behind).

用例としては、一番最初のものが適当かな。「within 離れた分 of 起点」で、「起点から離れた分までの間」という用法があるらしい。

「within 1 week of today」は、「today」が起点になって、そこから「1 week」分離れた所。つまり、「今日から一週間の間」という意味になる。

少し応用例を書き出してみやう。

  • within 10 days of Monday. 月曜から 10 日以内
  • within 2 weeks of tomorrow. 明日から二週間以内
  • within 1 month of 1st. 月初めから一か月以内 (1st は月の 1 日目のこと)
  • within 7 days of 7/4. 7 月 4 日から 7 日間以内

ところで、この用法は方向の指定がない。つまり、「within 10 days of Monday」は月曜日から前後 10 日という風になる (と思う)。

Remember the Milk では...

Remember the Milk の中で、「within ○○ of □□」の使える検索構文は二つある。

一つは dueWithin: で、もう一つは completedWithin:。前者は「期限」を、後者は「タスクの完了」を指定する検索構文。

注意すべきは、dueWithin: は未来を、completedWithin: は過去を検索するということ。

例えば、dueWithin:"2 days of tomorrow" は、明日から前後一日。つまり、今日・明日・明後日以内の due (期限) を探しそうなものだけど、Remember the Milk は「明日から未来へ一日」。つまり、「今日と明日」の due を探す。

同じように、completedWithin"2 days of 1st" は、その月の 1 日と 2 日、そして前の月の最後の日に完了したタスクを探しそうなものだけど、Remember the Milk は「その月の最初と前の月の最後の日」の完了タスクを検索する。

これが、英語としても正しいのか、Remember the Milk 特有の構文なのか分からない。英語に詳しい人、教えて!

2006-08-10

Long Tail の駄洒落

山下たつを氏が、Long Tail の駄洒落を書いていた。

ロングテールをロンジテールだけじゃダメなのです!

[を] ロングテールを論じているだけじゃダメだ より引用

面白いのでブックマークしていたら、Long Tail World の satomi さんがそれを見つけて、記事にした。

satomi さんのブログは、英語を交えたスルドイ切り口が特徴。英語ブログの面白い記事を、日本語に訳して下さったりと、参考になる。

で、この駄洒落を英語でどう料理したのかな? と思ったら、こんな風になっていた。

ウマイ!

2006-07-10

英文文末にはスペースを二つ

英文でのちょっとしたノウハウ。文末には、スペースを二つ入れるといい。メリットは文末の区切りが見易くなること。つまり、センテンスが見え易くなる。

文末のスペース

英文は単語の区切りにスペースを一つ入れる。これは常識。けれど、文末だけは (例外的に)、スペースを二つ入れるようにする。つまり、文末のピリオド (.) 、クエスチョン・マーク (?)、そしてエクスクラメーション・マーク (!) の後にはスペースを余分に一つ足すようにする。カンマ (,)、コロン (:)、セミコロン (;) の後ろには、通常通りスペースは一つだけにする。

こうすると、センテンスの終わりに余分なスペースが加わることで、見栄えが良くなり、どこが文章の終わりかが見易くなる。

少し例を書いてみませう。まず、文末のスペースが一つだけの場合。

Mr. Sherlock Holmes, who was usually very late in the mornings,
save upon those not infrequent occasions when he was up all night,
was seated at the breakfast table. I stood upon the hearth-rug
and picked up the stick which our visitor had left behind him the
night before. It was a fine, thick piece of wood, bulbous-headed,
of the sort which is known as a "Penang lawyer." Just under the
head was a broad silver band nearly an inch across. "To James
Mortimer, M.R.C.S., from his friends of the C.C.H.," was engraved
upon it, with the date "1884." It was just such a stick as the
old-fashioned family practitioner used to carry--dignified, solid,
and reassuring.

読み易いかしらん。

同じ文章を、文末にスペースを二つ入れて書いてみませう。

Mr. Sherlock Holmes, who was usually very late in the mornings,
save upon those not infrequent occasions when he was up all night,
was seated at the breakfast table.  I stood upon the hearth-rug
and picked up the stick which our visitor had left behind him the
night before.  It was a fine, thick piece of wood, bulbous-headed,
of the sort which is known as a "Penang lawyer."  Just under the
head was a broad silver band nearly an inch across.  "To James
Mortimer, M.R.C.S., from his friends of the C.C.H.," was engraved
upon it, with the date "1884."  It was just such a stick as the
old-fashioned family practitioner used to carry--dignified, solid,
and reassuring.

どうです。文末にスペースが二つある方が読み易くないですか?

上の文章例にあるやうに、省略語を表すピリオド (Mr. や C.C.H.) の後にはスペースを二つ入れない。あくまで、文末に対してスペースを二つ入れる。

ノンフレンチ・スペーシング

組版の世界にあって、文末のスペースを広めに取る規則を「ノンフレンチ・スペーシング」という。一方、文末のスペースを単語間と同じ広さに取る規則を「フレンチ・スペーシング」という。お察しの通り、フランスでは、フレンチ・スペーシングが基本。英米ではノンフレンチ・スペーシングが採用されている。

タイプライターの世界では、「多少」広めのスペースを取ることが出来ないため、スペースを二回打つという代替案を採っていた。

今回のノウハウは、タイプライターで使われていたアイデアをコンピューターに適用したもの。海外の人とやり取りすると、時々このノウハウを使ってる人を目にする。

HTML

HTML では複数のスペースは、一つのスペースと見なされてしまうので、「文末の二つスペース」を入れる意味はない。けれど、編集中の文章を読み易くする分には、十分効果的だと思う。

Emacs

Emacs では、M-e (M-x forward-sentence) や M-a (M-x backward-sentence) といった命令が、「文末に 2 つスペースを置く」ことを前提にしている。従って、Emacs は Mr. といった省略用のピリオドを文末と誤認識しない! Emacs で英文を書いているなら、是非文末にスペースを二つ入れる習慣をつけませう!

あとがき

この記事は、H & A さんのエントリーに影響を受けて書いた。よければ、こちらのエントリーもお読み下さいませ:

2006-07-03

英文タイピング・スピードの測定

秋元さんのブログで、英文のタイピング・スピードを測定してくれるサービスを見つけたので試してみた。

ページをロードしたらほんのちょっと待って、テキスト・ボックスをクリックする。英文が画像で表示されるので (コピペ防止でせうね)、テキスト・ボックス内にコピー・タイプする。全部のテキストを誤りなく入力し終えたら、ポップアップ・ウィンドウが結果を教えてくれる。

間違って入力すると、テキスト・ボックスの下にある「Good! Keep it up」という緑色のテキストが、「Oops! Quickly, you made a mistake!」(赤色) になって知らせてくれる。

ぼくの結果は下の通り。

Wow! Your typing speed (with 5 mistakes) is:

70.83 wpm
290.23 cpm

wpm は、words per minute、つまり一分間に入力したワード数。cpm は、characters per minute、一分間に入力した文字数。

分間 290 打。もう少し上を狙いたいなぁ...

2006-05-26

Google Reader のメンテナンス

2006-05-25 の早朝、Google Reader のメンテナンスがあった。メンテナンス時間は、おそらく午前 5 時から 6 時の間。たまたまその時間に Google Reader を開いたので、メンテナンス画面を拝むことができた。

clerihewGoogle Reader のメンテナンス画面は、とってもシンプル。clerihew (クレリヒュー) という meter (韻律?) の一定しない四行詩があるだけ。

Google Reader's
built with electrons and leptons, meters and liters.
We're off dealing with those particles
so we can bring you your articles.

a Clerihew by Daniel Bentley

詩の良さがなくなってしまうけど、訳して意味だけ取りませう。「Google Reader は / エレクトロンとレプトンで出来ている。メーターとリッター。/ 我々はそれらのパーティクル (粒子) の対処をしている / だからあなた方のアーティクル (記事) をあなた方に届けられる」

「エレクトロン」と「レプトン」、「メーター」と「リッター」と「リーダー」、「パーティクル」と「アーティクル」が脚韻を踏んでいる。レプトンは素粒子物理の用語で、電子 (エレクトロン) やニュートリノなどの総称。「メーター」は最初、「計器」のメーターかと思った。けど「リッター」がいわゆる「リットル」(体積の単位) だから、「メートル」(長さの単位) でせうと訳し直した。

まぁ、詩の言葉遊び、音遊びだから、言葉の意味なんて重要じゃないけどね。

あなたも、朝早く起きると、Google Reader のメンテナンスの詩を読めるかもしれない。ただし、次も同じ詩かどうかは分からないよ :P

2006-05-10

Alert と Alarm

二つ前の記事、

にて、「Alert」を「Alart」と誤記していたので修正した (お知らせ下さった、toshi さん、ありがとうございます)。

Blogger の仕様では、記事のパーマリンクを記事タイトルに含まれる半角英数文字から生成する。そのため、今回の記事タイトル修正で、パーマリンクも変わってしまった。もし、リンクを張ったりブックマークして下さった方、いらしっゃいましたら新パーマリンクに直して下さいませ。ご迷惑、おかけします m(_ _)m。

記事タイトルとパーマリンクの関係については、クリボウさんの記事を参照のこと。

Alert と Alart

さて、alert という名詞は、「警報、警告」という意味を表す。ぼくは、よくこの単語を alart と書いてしまう。

同じ「警告」を表す名詞に、「alarm」がある。この単語と混同してるのかな?

そこで、alert と alarm の語源を調べてみた。alert の語源は、フランス語のフレーズ à l'erte (on the watch)。意訳すれば「油断なく警戒して」。更に、このフランス語はイタリア語の all'erta (to the height) を語源に持つという。一方、alarm の語源は、イタリア語の all'arme (to arms!)。意訳すると「武器を取れ!」。

alert と alarm は、もともと違う語源。「高い所へ」と「武器の所へ」から、数百年を経て、同じような意味で似た単語になってる。ちょっと不思議な感じ。

今回、語源を調べたことで alert が頭の中にインプットされたかな? イタリア語が分かれば、覚えもよかったらうになぁ。

2006-04-12

SimplePie が Yahoo! と叫ぶ

ウンデンの Big Brother さんから、SimplePie なるツールを教えてもらった。

最初、何をするツールなのか分からなかったのだけど、phpspot開発日誌さんのページを読んで朦げながら実体がつかめてきた。どうやら、SimplePie というのは PHP のクラス・ライブラリーのようで、フィード (RSS や Atom) をパースしてくれるらしい。SimplePie の売りは、パースが高速でかつ使い易いこと。ユーザーは、そのパース結果を利用して自分用のフィード・リーダーを作ることができる。

SimplePie を使えば、サーバー・インストール型のフィード・リーダー (フレッシュリーダーみたいなの) を簡単に作れるようになるんでせう。

Yahoo! と叫ぶ

SimplePie のトップページには簡単な機能解説が並んでる。そこで目についたのが、次の見出し。

Yahoo! Bloglines is del.icio.us!
Time to feed, The Newsgator Plucks a Google of Rojo Newsvines.

Yahoo! (My Yahoo!)、Bloglines と、フィード・リーダー関連のサービス名が並んでるだけのように見えて、ちゃんとした文章になってる。ちょっと訳してみやう。

いやっほー! ブログのひもは美味しいよ!
エサの時間だ、ニュースゲーターは 10 の 100 乗もの赤いニュースの蔓 (つる) を引き抜く。

何となく意味が通るでせう。よく考えたものだなぁ、と感心しちゃった。

一応、簡単な註をば。Yahoo は、「イャッホー」とか「ワーイ」みたいな感嘆詞。lineには、「行」や「線」のほかにも「ひも」という意味があったので、Bloglines は「ブログのひも」としてみた。delicious は「美味しい」でよいよね。feed は「エサを与える」という動詞。Newsgator はよい訳が思いうかばなかった。ぼくのイメージでは、ワニ (alligator, gator) の親戚なのだけど、皆さんはいかが考えます? Google of は、十の百乗を表す数学用語「googol」(Google の社名の由来でもある) を言ってるんだと思う。Rojo は、「赤」を意味するスペイン語。vine は、「ブドウの木」または「蔓 (つる)」。最後に Pluck は、「むしり取る」「引き抜く」「摘む」という意味の動詞。

もっとよい訳があれば、コメント・トラックバックを下さいな ;)

2006-04-09

Emacs で ispell を利用して英単語補完

Emacs で英単語を入力する時、 dabbrev (dynamic abbrev) 機能のお世話になってる人もあること思う。

簡単に説明すると、dabbrev は「単語」の補完を「動的」におこなう機能。普通の (静的な?) abbrev が「補完候補」を定義する必要があるのに対して、補完候補の定義を必要としないことを「動的」と呼んでいる。では、どうやって補完するのかというと、バッファーの前の方を見て候補を探す。

例えば、次のような文章を書いていて

Expands to the most recent, preceding word for which this is a prefix.

prec と入力。その直後で、M-/ (M-x dabbrev-expand) とすると、precpreceding に展開される。これは、Emacsprec で始まる単語を走査し、preceding を見つけて展開している。

ispell-complete-word

dabbrev は便利だけど、Emacs バッファ中のどこかで「一度使われた単語」でないと展開できない。初出の単語についても「補完」をするには別の手段が必要。

そこで役に立つのが ispell-complete-word というコマンド。ispell は有名なスペル・チェック用のコマンド。このスペル・チェックの辞書を流用して、英単語の補完をしてしまいませう。というアイデアですね。dabbrev と同じように使える。

ぼくは、C-h / でこのコマンドを呼び出すようにしている。

;; C-h prefix
(define-key help-map "/" 'ispell-complete-word)

dabbrev ほど活用はしないけど、いざ、長めの単語を書く時重宝してる。

2005-12-13

a.k.a. ってなに?

Google Analytics検索キーワードを調べたところ、「a.k.a.」でうちのブログを訪ねてくる人がちらほらといた。その時の記事の抜粋:

うちのブログが clmemo@aka で、ぼくが @aka なんて名乗ってるせいで、a.k.a の検索に引っかかってしまったんだなぁ。aka の説明なんて、何もしてないよ。ごめんねー。

そんなこんなで、aka で検索してくれる人も居ると分かったので、a.k.a. に関するエントリーでも書いてみ ようかな? なんて考えてみたりする。

そんなわけで公約どおり (?)、a.k.a. に関するエントリーを書いてみる。a.k.a. でうちのブログを探してくれた人達を落胆させないために...

a.k.a. ってなに?

New Pocket Oxford Dicitionary (POD) 9 ed. を引いてみた。

aka * abbrev. also known as.

驚いたことに、The Pocket Oxford Dictionary (POD) 8 ed. には aka の項目はない。

続けてリーダーズ プラスを引くと

_n. 《俗》 別名, 偽名.

更に通信用語の基礎知識から

[エイケイエイ] (AKA: Also Known As) 〔名詞〕 ◇アメリカンネットワーカーの使う3文字略語. ◇X aka Y で "X としても知られている Y" の意.

ということで、別名を表すための略語ということが分かる。

更に Wikipedia (英語版) によると

aka, a.k.a., or a. k. a., and comparable, capitalized spellings are initialisms for also known as.

訳すと

aka 若しくは a.k.a. 若しくは a. k. a. 及びそれらを大文字にしたもの、は also known as の頭文語からなる略語 (initialisms) である。

だそうな。aka. は a.k.a. と各々の略字の後にピリオドを打っても省いてもよいらしい。また、大文字で書いてもよいらしい。

使い方

通信用語の基礎知識にあるように

名前 aka. 別名

で、「別名としても知られる名前」という風に使う。例えば、複数のペンネームを持つ作家であれば

野村胡堂 aka. あらえびす
エラリー・クイーン aka. バーナビー・ロス
ジョン・ディクスン・カー aka. カーター・ディクスン

という風に使う。

最後に、aka の後ろに全く知らない名前を持っくるのはナシだと思う。例えば、今度ノッポさん (本名 高見映) が歌手デビューするそうだけど、ノッポさんの本名はほとんどの人が知らなかったわけで、「高見映 aka ノッポさん」というのは「ノッポさんとして知られる高見映」でいいと思うけど、「ノッポさん aka 高見映」という語順は「高見映として知られるノッポさん」になってマズい気がする。

2005-12-08

Blogger で小さなトラブル

Blogger Buzz のエントリー「Blog*Spot is Happy Again」でこんなことが書かれている。2005-12-06 (PST) の記事。

You may have noticed a bit of an unplanned outage for Blog*Spot blogs yesterday afternoon. We're really sorry about this. There was an unlikely problem with some of the Blog*Spot machines that took our engineers and operations folks a few hours of work to track down. In something of a Catch-22, both Buzz and Blogger Status are hosted on Blog*Spot, so we weren't able to get the word out that things weren't working properly and that we were fixing them.

We didn't lose any posts because of this, but if you posted to your blog during the outage, there's a chance that you'll need to republish to see the changes.

大意は「昨日 (日本だと 12/04 か 12/05 かな?)、Blog*Spot のマシンに問題があったので unplanned outage (計画にないマシンの停止) をした。停めたマシンの中に、(公式サイトの) Blogger Buzz や Blogger Status がホスティングされてたので、ユーザーにお知らせすることができなかった。この障害で失われた記事はないが、マシン停止中に記事を投稿した方々は変更を反映するために republish (再構築) する必要がある」とのこと。

再構築の方法は以下のサイトをご覧あれ。

clmemo@aka でも、今週頭から数日前の記事を読もうとしたら記事がないと言われた。リンク切れのような症状にも見えるので、そんな時はまず再構築してみるとよいでせう。

だそく: 上の引用にある「In something of a Catch-22」ってどういう意味なんでしょ? 分かる方、コメントかバックリンクを下さい m(_ _)m。

2005-07-23

staff と stuff

短期間 (なのかな?)、新しい人達と一緒に仕事をすることになった。それでスタッフ用のメーリング・リスト [email protected] に登録してもらった。

出会いは大切。一期一会。挨拶メールを送る。

十分経過。メールが来ない。まだ、配送されてないのかな? 登録手続が済んでない? そんな疑問を胸に、 ルパン三世を見に家へ帰る。

今朝、メールをチェックすると bounce mail が届いてた。宛先を見てみたら... stuffstaff を間違えてた orz

staff
スタッフ, 杖, 職員, 人員, 職員を置く
stuff
1.〜を詰め込む, 2.がつがつ食べる, 3.材料, (漠然と)物, たらふく食べる, はく製にする, 詰める

やられた。再送したけどこの土日に、挨拶メールはスタッフの目に留まるのだろうか...