少なくとも『果てしなきスカーレット』と『国宝』なら、脚本が酷いのは圧倒的に『国宝』の方だと思ったが。奥寺佐渡子がかつて細田守作品の脚本を担当していたという事で、奥寺に戻ってもらうべきだと語る人が多かった。世の中には商業的に成功さえすれば内容も素晴らしいものだと思い込む人が如何に多い事か。
『国宝』の何が酷いって、主人公を捨てて歌舞伎役者の跡取りのボンボンと駆け落ちしたクソ女が、ボンボンとの間に男児を産み奥方に収まって胸糞悪すぎるNTR展開。
主人公との間に娘を産んだバカ女とそのバカ娘も、最後に物語を締めるという美味しい所を持って行って終わり。それまでの歌舞伎に纏わる悲喜こもごもは一体何だったと言わんばかりの子孫繁栄万歳、妊娠出産が大正義エンドである。
しかもこんだけクソ女どもの大勝利エンドなのに、フェミニスト達からは何故か男尊女卑で女性の扱いが酷いという明後日の理由で叩かれてるから意味不明。
はあ?なんでだよ?何の努力もなく強者男性に股を開いて子供を産みさえすれば安泰で、実に恵まれてるじゃん。
それに対して『果てしなきスカーレット』の方は主人公の父から主人公の母を寝取った主人公の叔父も、夫を捨てた主人公の母も地位を追われるオチなので
安泰ってなにが?