2025-07-16

結局、現政治家たちへの不満はさ

結局、現政治家たちへの不満は今の政治富裕層優遇エリート生活優遇って写ってるからでさ。

でも表に出てくるのは、エリートへの不満だけしかない。

格差社会が気に入らないなら、共産党にでも票を入れればいいじゃんと思うんだけど、そこはなぜか頑なに拒否される。

「それはちょっと…」って顔される。いや、理由は何?って聞いても、たいてい言葉に詰まる。

 

一方で、社会に対しては「自分たちに有利な制度にしてくれ」って要求は山ほどある。

でもその制度が、今の格差を生み出してる根本、つまり富裕層優遇構造とつながってることには目をつぶる。

金融所得課税を強化するとか、累進課税もっときつくするとか、明確にお金を回す仕組みはいくつもあるのに、それには誰も乗ってこない。

 

代わりに「消費税を下げろ」が大声で叫ばれて、結果的に一番得するのは上の方の人たち。

自分も助かるからって言うけど、それ、相手の懐の分厚さと比較してる?

 

経済の話になると、「努力が報われる社会じゃないと」みたいなことを言い出す人がいて、そういう人に限って、そもそも報われた経験なんてない。

なぜか年収400万の人が年収4000万の人の味方をして、「下のやつらがずるしてる」とか言い出す。

競争自己責任自由市場。どれも聞こえはいいけど、実際には体力勝負の殴り合いで、持ってるやつが勝つに決まってる。

 

本当におかしいのは、そういう構造を支えてる政治なのに、それを変えようとする政党には「極端すぎる」とか「怖い」とか言って敬遠する。

でもその一方で、「今の日本はあの勢力支配されてる」なんて主張する政党には、なぜか感情的共感が集まってたりする。

 

それ、ほんとに笑えないんだよ。

「目覚めてる自分たちけが真実を知ってる」みたいな顔してるけど、実際には税制も、経済政策も、格差是正も何も変わらないまま。

得してるのは、結局いつもの“あの人たち”なんだよな。

 

で、皮肉なことに――

「あの勢力」に支配されてるって言ってる人たちを支持してる人たちが、

実はもうとっくに「あの勢力支配されてしまってる人たち」になってるって、気がつかないものかね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん