2024-12-03

anond:20241203092213

小生は瀬戸内海に面した福山市生地のゆえ、ごくごくたまに思いついたように出掛けることがあるのだが、土地名物は蝦蛄(シャコ)とそれからクワイであるクワイ焼酎なるものもあり、初めて呑んでみたときは確かにクワイのあの土臭い(失敬)芳香がしたとおもった、シャコのほうは…、まだ未就学児童だったころ、母親が鍋で煮ていた様子を何故か時折おもいだすくらい情景の向こうに浮かぶ食材だったのだが、成人してほぼ初めて再度食したとき感想は「フニャフニャのグズグズで付けダレの三杯酢の味しかからぬ」という寂しいものであった、あと「なにこのおっきいヤゴ…」(2nd失敬)、で、幼少期の居場所を再々度訪問して、再度訪問したときの小料理屋(!)で新しく出逢ったのが、『クワイ素揚げ』なる頗る旨い献立なのである大人人差し指第一関節までくらいの小さな芋を二、三十も揚がったのを和紙の敷かれた器に盛って熱々に塩だけ振って出て来たものを頂いた、正直おすすめの品書きにあったのを旅行のついでの面白半分で頼んだだけだったが、あの御節で苦くて少し硬いだけの里芋崩れ(再三失敬)がこんなに美味しい揚げ芋になるとは!苦味など何処にも無く甘味すら感じるのを塩が(キリッと引き締めている、

もっとも見掛けは毛の生えた陰嚢みたようで、もりやまつる氏のボクシング漫画主人公の知人が無理やり口をきいてもらって同じジムに入会するも反発して退会するときジムオーナーかまし最後っ屁のセリフ「なんじゃワレ金玉みたぁな顔しよってからに!」を想いだしてしまったのである

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