しばらく前に図書館業務をCCCに委託し、T-ポイントカードの提携を行うと発表した。それに対して図書貸し出しの守秘義務などを理由にネット上で反対意見が起き上がった。図書館業務の民間委託は既にあったが、その情報処理については、思想信条に関する機微に触れるとの事で、外部に安易に渡すべきではないという話だった。
また、市長自身の不手際で住所などの情報が流出した。この時はさすがに落ち度を認めたが、その後、情報管理体制の変更は外部には告知されていない。そして、市長は相変わらずいろんな情報を外部に積極的に公開するなど、プライバシーについて却って無頓着になるばかりだった。つい数日前には、市の情報の生データを提供するという発表があった。もちろん大いに非難されたが、撤回する気配はない。
なぜだろうか。なぜあれだけの意見が出ているにも関わらず、市長は態度を変えないのだろうか。
高木のコメントの特徴は、丁寧に言えば率直、悪く言えば口汚さにある。いざとなれば、「黙れクソが」などと、中学生でも言わないような罵倒を平気で言う。事態が進めば進むほど口汚くなり、どんどんと説得から遠ざかっていく。最初はいいでしょう。でも、それが進むと、幼稚さが目立つようになり、話を聞く方は気力が失せてしまう。要するに、途中からは事態を悪化させるエンジンにしかならないのだ。
そして、もっと面倒なのが、その取り巻きである。高木の言った事を再度繰り返すだけの幼稚な取り巻き。これが事態の悪化に拍車をかける。
途中から、彼らは自分たちが何をしたいのかわからなくなり始める。事態を改善したいのか、悪化させたいのか。もう単なるイジメの集団でしかなくなる。
もちろん、きちんとした法的、技術的見地から説得を試みる良心のある人たちもいる。でも、高木と取り巻きの暴言によって市長は耳を塞いでしまった。それどころか、FacebookやGoogleに招待されたおかげで、彼は自分のやったことに自信を持ってしまった。もうこうなったら、取り返しは付かない。
じゃあ、どこで、どうすればこの悪化は防げたか。早めに上位の官公庁(たぶん総務省?)に注意を促して、より上位の立場から説得する必要があったのではないか(実際、そういう立場の人が全く説得に動かないのは、疑問もある)。それをせずに罵倒を浴びせるような真似を続けた事で、事態は悪化するばかりだ。
無知な紳士になるぐらいなら、僕は博学の蛮族になりたい。 ザルドース!!
賢い人類が予見出来る破滅の道を自ら進み行くはず無いだろ。市長はちゃんと市民の事を考えて選択するよ、角度とかを。 ……ってのを高木先生とかは信じてる。だから、そもそも議政...
あなたに信者たちを止める力がないのが失敗の原因では。 あなたがあふれんばかりのカリスマ性で皆を惹きつけて、あるいは自らが上位の官公庁とやらを動かせは良かったのでは。
そうか? そもそもこの問題は、市長自身に他人の話を聞き入れようという姿勢がないからじゃないのか? あくまでも自説がこの世で一番素晴らしい、他の意見は全て屑だ、というのが...
高木氏がどの様な影響を与えたとしても、最終的な責任は市長にある。そうでなければ市長である意味が無い。
そっかあ、高木さんには、自己中心で視野狭窄な人の機嫌そこねないように、 カウンセラーみたいにして指摘する責任があったのかあ。 大変だなあ。