2015年08月09日
アントのお尻でアピール
<どこにでもいるアリンコ…お尻(=腹部)、デカッ。>
渋い出のヤマメ達に効くのではないかと、アントフライを一工夫。
オリジナルは、島崎憲司郎さんのマシュマロ・アントですが、
私なりに工夫して、ADW(エアロドライウィング)で作ってみました。
まずは、フライの作り方から…
<ADW マシュマロ・アント>
・ フック: c46FWBL-4XF(バーブレス) #14
・ スレッド: ブラック
・ ボディ: ADW Fine ブラック 2束を加工
(胸部付近にはRedシェニール)
・ パラシュートポスト:ADW Regular 蛍光オレンジ
・ ハックル:コックハックル、ブラック
<ADWマシュマロ・アント>
一番の特徴は、シャンクが曲がったカーブド・フックを使って、
エクステンドボディ構造を強調。ADWで作ったアントの腹部を
しっかりアピールするようにしてみました。
また、胸部付近にはサンワンワーム用の赤いシェニールでアク
セント。(赤いシルクフロスが手元になくて、代用してみました。)
パラシュートポストは頭部と胸部の間付近に立て、ハックルも
大き目のものを使い、長い足だけでなく、触角も想定してます。
(…頭部と胸部は、もう少し改良するかもしれません…)
…ということで、試作品を持って、早速釣りに行ってみました。(笑)
<2015.8.8 某渓流、天気晴れ/曇、気温20~23℃、水温19℃、平水>
この日は、このフライを釣行開始から使用。
まず、このフライ、ADWのFine2束だけで作ったのが功を奏して
軽くて水切れが良く、扱いやすいフライだと思いました。腹部に
ドライシェイクを擦り込んでおけば、なおのこと浮力は増します。
また黒のボディに蛍光色のインジケーターは、順光でも逆光でも
見やすいですね。朝の早い時間は、水面がギラギラすることも
ありますが、視認性は〇。
ちょっと難儀したのが、蜘蛛の巣に引っ掛かった後です。
ADWは蜘蛛の巣にまとわりつきやすいようで、その後の処理が
結構厄介でした。(まあ、どのフライでも嫌ですね…汗)
朝の高活性の時間帯ということもあったのか、開始早々から、
このフライで問題なく釣れました。
ビデオにもありますが、岩陰の流れにADWマシュマロ・アントを
流して仕留めた22cmのヤマメがこちら。
胸鰭と尾鰭が立派でした!
残念ながら、持って行った3本の試作品を早々にロストしてしまい
一番渋い時間帯に試すことができませんでした。
増産したので、もう一度試さなくっちゃ!(笑)
※ この日は15時まで釣り上がり、7尾の釣果でした。
この日は、このフライを釣行開始から使用。
まず、このフライ、ADWのFine2束だけで作ったのが功を奏して
軽くて水切れが良く、扱いやすいフライだと思いました。腹部に
ドライシェイクを擦り込んでおけば、なおのこと浮力は増します。
また黒のボディに蛍光色のインジケーターは、順光でも逆光でも
見やすいですね。朝の早い時間は、水面がギラギラすることも
ありますが、視認性は〇。
ちょっと難儀したのが、蜘蛛の巣に引っ掛かった後です。
ADWは蜘蛛の巣にまとわりつきやすいようで、その後の処理が
結構厄介でした。(まあ、どのフライでも嫌ですね…汗)
朝の高活性の時間帯ということもあったのか、開始早々から、
このフライで問題なく釣れました。
ビデオにもありますが、岩陰の流れにADWマシュマロ・アントを
流して仕留めた22cmのヤマメがこちら。
胸鰭と尾鰭が立派でした!
残念ながら、持って行った3本の試作品を早々にロストしてしまい
一番渋い時間帯に試すことができませんでした。
増産したので、もう一度試さなくっちゃ!(笑)
※ この日は15時まで釣り上がり、7尾の釣果でした。
この記事へのコメント
こんにちは
ありさんいい反応だったようですね、
昼になくなるっていうのも・・残念。
蜘蛛の巣・・半分位蜘蛛の巣と格闘?なんて時期ですね~
では又。
ありさんいい反応だったようですね、
昼になくなるっていうのも・・残念。
蜘蛛の巣・・半分位蜘蛛の巣と格闘?なんて時期ですね~
では又。
Posted by TATA GP at 2015年08月09日 18:49
jbopperさん、こんにちは!
アリのフライなんてあるんですね。
確かにアリは夏になればたくさん出てきますし、タンパク質豊富で渓魚にとってはごちそうなんでしょうね。
アリのフライなんてあるんですね。
確かにアリは夏になればたくさん出てきますし、タンパク質豊富で渓魚にとってはごちそうなんでしょうね。
Posted by papachan at 2015年08月10日 19:15
> TATA GPさん
今年初めての小渓で、枝木に苦戦でした…(汗)
蜘蛛の巣は、あれば先行者なしの印ですが、対処は大変です…
> papachanさん
この時期はフライも陸生昆虫が中心になります。
アリに、芋虫、バッタに…甲虫を意識したフライなんかもあります。
お尻(腹部)が大きければ、おいしそうに見えるかも?!(笑)
今年初めての小渓で、枝木に苦戦でした…(汗)
蜘蛛の巣は、あれば先行者なしの印ですが、対処は大変です…
> papachanさん
この時期はフライも陸生昆虫が中心になります。
アリに、芋虫、バッタに…甲虫を意識したフライなんかもあります。
お尻(腹部)が大きければ、おいしそうに見えるかも?!(笑)
Posted by jbopper at 2015年08月11日 18:17