GCPEditer でカスタムPOIを作成し、nuvi205に入れる
Garmin nuvi205にルートラボで作成したルートを入れるという記事を書きましたが、今回はnuvi205にカスタムPOIを入れることにチャレンジしてみました。
nuvi205(に限りませんが)には、内蔵地図に予め主要な施設のPOI情報が含まれていて、名称を選択することで指定の場所へのナビゲーションが開始されます。
逆に、POI情報が無いと、行きたい場所を指定するのが結構面倒臭いのです。「お気に入り」のポイントを作成して、というのが一つの手段なのですが、この作成自体が、これまた面倒臭いのです。
後述しますが、逆にPOIのリストにある地点を「お気に入り」に入れるのは簡単なんです。
そこで、nuvi205に内蔵されていないPOI情報を作成し、内臓データに追加してみようというのが今回の試みです。
ソフトをダウンロードしてインストールします。
起動して「ウェイポイント個別編集画面」を選択すると、地図が表示されます。
POI情報を作成したい地点に行き、ダブルクリックするとその地点にマーカーが表示されます。
次に「マップから経度緯度取得」ボタンをクリックすると、ウィンドウ右側上部の「経度」と「緯度」の欄に、それぞれ取得された数値が代入されます。
名称を付けて、その下の方にある「シンボル」を選んで「編集確定」ボタンを押します。
「ウェイポイント一覧表示」タブで、必要なら「説明」や「コメント」などを記入して保存すると、GPX形式で作成したデータのファイルが保存されます。
ダウンロードした POI Loader をインストールし、nuvi205 をPCに USBケーブルで接続した状態で起動させます。
「保存オプション」で「Garminデバイス」を選択し「次へ」いくと、接続されているデバイス(この場合はnuvi205)が表示されます。
さらに「次へ」行き、「デバイスに新しいカスタムPOIをインストール」を選択します。
データファイル(上記、GCPEditerで作成したPOI情報のデータファイル)が保存されているディレクトリを選択し「次へ」。
「これで、1個の主要ポイントがデバイスにインストールされました。」と表示され、完了です。
「目的地検索」→「その他」→「カスタムPOI」と進むと、「二子橋信号下」というPOIが作成されているのが分かります。
ただ、残念ながらGCPEditerの編集画面で入力した「説明文」が表示されません。
POIのリストの「二子橋信号下」をタッチすると、「詳細」のアイコンが表示されるはずなのですが、これが出てきません。
まだ使い方に習熟していないので、どこかの操作が間違っているのかもしれません。
でも、地図では間違いなく「二子橋信号下」というPOIが表示されているのが分かると思います。
但し、写真のPOI地点の目印である“グリーンのボックス”は、GCPEditerで選んだ「シンボル」が表示されているわけではありません。
POIを「保存」すると、「お気に入り」に登録され、この「お気に入り」の画面で「編集」し、「記号」を選んだ結果として表示されているものです。
もう一点、問題が。
上のリスト表示で、POIが「二子橋信号下」の一つしかないと思いますが、実際にはこの「二子橋信号下」というPOIを入れる前に、他のPOIがあった筈なのですが消えてます。
もしかしたら新しいPOIは“追加”されるのではなく、“書き換え”られてしまうのかもしれません。
上記手順の POI Loader でデータファイルが保存されているディレクトリを選択する場面で、そのディレクトリに2つのGPX形式のPOIデータを置いて作業をしてみた結果、上の写真のようになりました。
「二子橋信号下」と「栄橋信号」という二つのPOIと「全カテゴリー」という表示が見えると思います。
それにしても、このGCPEditer というソフト、非常に多機能で、今回はその機能の内の一つを使っただけですが、HOW TO USEなども充実しているので、更に使いこんでみたいと思います。
カスタムPOIを作成し、Garmin nuvi205に入れる
POIとは、「Points Of Interest」の略で、大まかに言うと道路(地図)上の目標物のことです。nuvi205(に限りませんが)には、内蔵地図に予め主要な施設のPOI情報が含まれていて、名称を選択することで指定の場所へのナビゲーションが開始されます。
逆に、POI情報が無いと、行きたい場所を指定するのが結構面倒臭いのです。「お気に入り」のポイントを作成して、というのが一つの手段なのですが、この作成自体が、これまた面倒臭いのです。
後述しますが、逆にPOIのリストにある地点を「お気に入り」に入れるのは簡単なんです。
そこで、nuvi205に内蔵されていないPOI情報を作成し、内臓データに追加してみようというのが今回の試みです。
今回の作業に必要な2つのソフトの内の一つ GCPEditer を使う
ネットでいろいろと先人の方々のやり方を学ばせて頂きましたが、今回の目的に最も適していそうなGCPEditerという、Garmin社のnuviシリーズなどで扱うことのできるカスタムPOIの作成・編集を支援してくれるソフトを使わせて頂くことにしました。ソフトをダウンロードしてインストールします。
起動して「ウェイポイント個別編集画面」を選択すると、地図が表示されます。
POI情報を作成したい地点に行き、ダブルクリックするとその地点にマーカーが表示されます。
次に「マップから経度緯度取得」ボタンをクリックすると、ウィンドウ右側上部の「経度」と「緯度」の欄に、それぞれ取得された数値が代入されます。
名称を付けて、その下の方にある「シンボル」を選んで「編集確定」ボタンを押します。
「ウェイポイント一覧表示」タブで、必要なら「説明」や「コメント」などを記入して保存すると、GPX形式で作成したデータのファイルが保存されます。
今回の作業に必要なもう一つのソフト POI Loader を使う
二つ目のソフトPOI Loaderをいいよねっとさんからダウンロードします。ダウンロードした POI Loader をインストールし、nuvi205 をPCに USBケーブルで接続した状態で起動させます。

さらに「次へ」行き、「デバイスに新しいカスタムPOIをインストール」を選択します。
データファイル(上記、GCPEditerで作成したPOI情報のデータファイル)が保存されているディレクトリを選択し「次へ」。
「これで、1個の主要ポイントがデバイスにインストールされました。」と表示され、完了です。
nuvi205 に実際にデータが転送されたか確認してみると
nuvi205 をPCから取り外し、起動させます。
ただ、残念ながらGCPEditerの編集画面で入力した「説明文」が表示されません。
POIのリストの「二子橋信号下」をタッチすると、「詳細」のアイコンが表示されるはずなのですが、これが出てきません。

でも、地図では間違いなく「二子橋信号下」というPOIが表示されているのが分かると思います。
但し、写真のPOI地点の目印である“グリーンのボックス”は、GCPEditerで選んだ「シンボル」が表示されているわけではありません。
POIを「保存」すると、「お気に入り」に登録され、この「お気に入り」の画面で「編集」し、「記号」を選んだ結果として表示されているものです。
POI Loader って、データを“追加”してくれるのではなく書き換えなのかな?

上のリスト表示で、POIが「二子橋信号下」の一つしかないと思いますが、実際にはこの「二子橋信号下」というPOIを入れる前に、他のPOIがあった筈なのですが消えてます。
もしかしたら新しいPOIは“追加”されるのではなく、“書き換え”られてしまうのかもしれません。
上記手順の POI Loader でデータファイルが保存されているディレクトリを選択する場面で、そのディレクトリに2つのGPX形式のPOIデータを置いて作業をしてみた結果、上の写真のようになりました。
「二子橋信号下」と「栄橋信号」という二つのPOIと「全カテゴリー」という表示が見えると思います。
それにしても、このGCPEditer というソフト、非常に多機能で、今回はその機能の内の一つを使っただけですが、HOW TO USEなども充実しているので、更に使いこんでみたいと思います。
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