ちょっと前に、バッ直をやり直したワゴンRのDEH-970、せっかくだからタイムアライメントとイコライザーの再調整を行った。
DEH-970には、オートタイムアライメントが付いているが、オートなんか使わん。だって、定位がぐちゃぐちゃになるもの。
タイムアライメントの調整方法は、皆さんそれぞれのやり方があるようだ。
私の場合は、以下の手順で調整している。
1 ヘッドレストとツイーター・ウーファーとの実測値を入力
2 まずはツイーターとウーファーそれぞれのセンターを出す。センターを出すために必須なのが、
『カーオーディオ・パーフェクト・セオリー・ブック 2 サウンド・チューニングMaster(CD付)』(以下セオリーブック)に収録されている、「奥行き確認のパルス信号」。
プッ、プッとパルス信号が鳴っているだけの音源だが、これを流しながら、タイムアライメントを調整する。
タイムアライメントの数値を上下させると、パルス音も左右に移動するから、センターに来るように調整する。
なお、数値をいじるのは左側だけ。右側は最初の実測値で固定している。
当然ながら、ツイーターはツイーターだけで、ウーファーはウーファーだけで調整する。
最後に、ツイーターとウーファー、サブウーファーすべて鳴らしながら微調整する。
3 試しに「セオリーブック」収録の奥行き確認の音源で違和感がないか確認する
「セオリーブック」に収録されている、
15. サブウーファーの前方定位確認(ティンパニのソロ演奏)
18. 奥行き感確認のモノラル録音信号(コルネットのソロ演奏)
19. 奥行き感確認のパン確認-1(7ポイントのドラム音源1)
20. 奥行き感確認のパン確認-2(7ポイントのドラム音源2)
を使って、センターや音場の状態を確認する。
たいてい、「15 サブウーファーの前方定位確認」で、違和感を感じる。ティンパニのセンターがでないのだ。
ウーファーのタイムアライメントをいじっても解決出来ない時は、ある程度で妥協して、イコライザーで調整する。
「18 モノラル録音信号」のコルネットも、音程によって左右にばらつきがでることがあるが、タイムアライメントで調整できないときは、最終的にはイコライザーで調整するから、ここでは放っておく。
「ドラム音源1、2」についても同様。
4 イコライザーの調整
基本的に、ちゃんとインストールされたスピーカーシステムなら、イコライザーはいらないと、達人たちはおっしゃる。
だが、DIYでスピーカーをインストールした初心者だいさんの腕では、ハードの設定だけで良い音が出せるとは思えない。
だから、イコライザーで「お化粧」する必要がある。
まずはスマホにRTAアプリを入れて、各周波数の状態を確認する。
左右のウーファーとツイーターそれぞれ別々にピンクノイズを流し、それぞれのスピーカーごとに周波数帯の凸凹を調べる。
だいさんのワゴンRの場合、200hz以下の低音域と3.15khz以上の高音域で、凹みがあったためそこを補正。
また、500hzと800hzの間にピンポイントで深い凹みがあったが、イコライザーの調整範囲ではなく、ここは諦めた。
ただ、この調整方法では、イコライザーの設定がとんでもない形になる。
周波数帯ごとの左右の音量差も結構あるので、不安になる。
また、この段階では、ざっくりのイコライジングなので、周波数によっては定位がずれることがある。
わかりやすく言うと、ドレミファソラシドのうち、ドレミファまではセンターで鳴っているのに、ソラだけ左にずれて聞こえ、シドで再びセンターに戻るなどということもある。
これは最終的には、DEH-970のイコライザーで調整可能な各周波数帯のスポット信号を流し、センター定位が出るようにバランスをとっていく。RTAアプリで確認もするが、ここは自分の耳を信じたい。
難しいのは、センター定位にこだわると、空間的な広がりが失われること。
これは未だに理屈がわからない。
ちゃんと調整シたはずなのに、妙に真ん中に縮こまって聞こえる。
むしろピンクノイズだけでざっくり調整したほうが、良い音に聞こえることもある。
DEH-970との付き合いももう1年になるが、未だに完璧な調整方法が分からない。
分からない、ということが、面白いのではあるのだが。
- 2017/10/25(水) 00:44:18|
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ExpressRipを試してみた
秋の長雨で、散歩も庭仕事も出来ない。
暇なので、久しぶりにレンタルCDを山ほど借りてきて、リッピング。
これまでは、フリーソフトのXrecordⅡを使っていたが、最近、なぜか起動しなくなった。
仕方なく、Windows Media Playerを使い始めたが、リッピング速度がなんとなく遅いような気がする。
CD1枚に10分程度かかる。
試しに「最速!」をうたうフリーソフトExpressRipを使ってみた。
念のため、ストップウォッチでリッピング速度を測ってみた。
MediaPlayerよりは速いかな?……いや、気のせいか。
「リッピング中」表示が、いかにも速そうに見せているだけのような……
果たして計測結果は……
ドリカムベストの17曲で、
約10分。あれ?MediaPlayerとあまり変わらないぞ。
MediaPlayerが勝る点それどころか、MediaPlayerが勝る部分が多々ある。
例えば、CDのデータベース検索はMediaPlayerのほうが断然、ヒットしやすい。
たまに、中国語バージョンのデータを拾ってくることもあるけれど……
ExpressRipは、2つのデータベースへアクセスするようだが、今回、ドリカムのCDが、なぜかマライヤ・キャリーのCDになっていた。
ファイル名の指定も、自分の好みと合わない。
私は、トラック番号をファイル名冒頭に組み込みたいが、一桁のトラック番号が「01、02……」にならない。
なぜ、そんな些細なところにこだわるのかというと、車のデッキのDEH-970の再生方法に関係がある。
DEH-970は、音楽データファイルを再生するときには、書き込み順に再生される仕様になっている。
一旦、パソコンのHDに取り込んだCDデータは、その後、車載用HDに移すのだが、この時、何かのはずみでトラック番号順に書き込まれないことが何度かあった。
J-POPならまだ許せるが、クラシックの組曲ではさすがに気持ち悪い。
そんなことがあったから、念のため、パソコンのHD上でトラック番号順のソートをかけてから車載用ハードディスクに移している。
そのときに、ソートしやすいようにファイル名冒頭にトラック番号を入れているのだ。
これが、「1,2,3」では、正確なソートができない。
一部のタグも、文字化けするし、なんだかなあ。
他にも、MediaPlayerの良いところはある。
CDをトレイに入れれば、自動で取り込みを始めてくれたり、リッピング終了後に自動でCDトレイを開いてくれたりする。
こういう些細な使い勝手は大事だと思う。
大量リッピングの時は、ある種流れ作業のように進んでいくから、CDを次々と入れ替えるだけで何も考えずに作業ができることはとても良い。
最近、FLACにも対応してくれるようになったし……
音質や使い勝手が悪いと、何かと不評のMediaPlayerだが、現状の私のリッピング頻度では十分使えるソフトだった。
見直したよ。MediaPlayer。
- 2017/10/19(木) 10:07:55|
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WISHの純正デッキの不満
我が家のWISHには、純正のCDプレイヤーと純正のスピーカーが付いている。
いずれもかなり年季が入っていて、いろいろと不満が目立つようになった。
デッキは、2004年製造の富士通製。まだデジタルオーディオプレーヤーが出始めた頃の製品だから、スマホや外部ストレージとUSBで繋いで音楽ファイルを再生する、などということは当然できない。
AUX端子もないから、アナログ線でスマホと繋いで音楽を再生することすらできない。
音質の調整も大雑把なことしかできない。
さらに、CDプレーヤー部の挙動が怪しい。CDが取り出せなくなったり、音飛びしたりする。
こうなると、ただのラジオでしかない。
しかも、そのラジオの感度が非常に悪いから、もはやカーオーディオの体をなしていない。
純正デッキをMVH-390へ交換
さすがに耐えられず、ついに改善に乗り出した。
まずは純正デッキを外して、以前ワゴンRで使っていたcarrozzeriaのMVH-390に交換した。
MVH-390は、6,000円もしない超廉価版1DINデッキで、なんとCDプレイヤーは付いていない。音楽は、USBに繋いだストレージから再生する。何と潔い設計。
***
まずは、バッテリーのマイナス端子を外して作業開始。
最初に、シフト部分のパネルから外していく。
パネルの外し方の細かい作業過程については、ネットのセンパイたちに聞いてもらうとして、だいさんの感想としては、トヨタ車はパネル外しが差し込みづらい。パネルのかみ合わせがしっかりしている印象。
ただ、一旦、パネル外しが隙間に差し込まれると、あとはあっさり外れてくれる。さすがトヨタ。整備性は抜群。
***
次に、デッキ・ハンドル周りのパネルを外す。10系WISHは、デッキ周りからハンドルまで一体型のパネルなので結構大きい。外すには勇気がいったが、こちらも問題なくパカっと外れてくれた。
純正デッキを外して、MVH-390を装着。MVH-390は1DINなので、下部の空間には汎用1DINボックスをネットで購入して装着。ネットで1,000円しなかった。
ケーブル周りは、トヨタ専用のカプラーを購入して接続した。10系WISHのデッキパネルはワイドパネルで1dinより少し幅が広いので、左右の空間を埋めるパーツが付属しているカプラーを選んだ。
***
パネルをもとに戻す。はめ込むときのカッチリ感は、やはり世界のトヨタ。
バッテリーのマイナス端子を接続し、あとは時刻やイコライザーの設定をしておしまい。
ワゴンRよりも、短時間で交換ができた。
***
さて、肝心の音は?……純正よりもかなりスッキリした印象。
このあたり、デッドニング調整の効果もあると思う。
ただ、純正のほうがPowerがあったような気がする。
まあ、6000円のデッキだからな。
これで、ハードディスクに溜め込んだ音楽ファイルがガンガン聞ける!
長距離ドライブが快適になりそう!
オマケ
お化けが出そうなくらい暗かったフロントのイルミランプをLEDに交換。
こちらが使用前。
こちらが使用後。
ちょっと明るくなった。
- 2017/10/09(月) 12:00:00|
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半年ほど前に、WISHの純正スピーカーを、余っていたcarrozzeriaのTS-F1730に交換した。
ついでに簡易デッドニングも施した。薄いウレタンシートを使って、ドアの穴をすべて塞いだ。鉛シートなどを使った制振は施していない。
純正よりは良くなるだろうと思いきや、手抜きしたものだから、低音のボワ付きがひどく聞いていられない。また、ツイーターも、キンキン尖って耳障り。
やっぱり、ちゃんとデッドニングすべきだったと反省。
デッドニングのセンパイたちの情報では、外部アンプを使わないデッドニングは、かえって音が悪くなるとか。
非力なデッキのアンプでは、密閉したドアの空気に負けて、スピーカーがボワ付いて音が悪くなるらしい。
……その前に、スピーカー裏のデッドニングがいい加減すぎた。
薄いウレタンシートをペタッと貼っただけ。これでは、スピーカー裏の音を消しきれない。
というわけで、デッドニングの再調整。
ちょうど、余っていた消音ウレタンがあったので、それをスピーカー裏のアウターに貼り付けた。
サービスホールを覆っていたウレタンシートも一部剥がして、音抜けの良さを狙った。
さて、視聴。うん、音のボワ付きは少し取れた。だが、低音が減った分、ツイータの尖り具合が気になった。
こうなると、デッキの交換が必要になる。
そもそも、純正のデッキは色々問題がある。
で、デッキの交換まで一気にすすむのだが、それはまた別の機会に。
- 2017/10/08(日) 23:00:00|
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ワゴンRのオーディオ構成
ワゴンRのオーディオは、ちょっとだけいじってある。
ヘッドユニットは、carrozzeriaのDEH-970。
アンプはSONYのXM-3046。
スピーカーはcarrozzeriaのTS-C1710A。
サブウーファーはcarrozzeriaのTS-WX120A。
まあ、ビンボー初心者の構成(照)。
XM-3046なんて誰も知らないだろうなあ。
96年製、ヤフオクのジャンク品を1,000円で落とした。
90W×4(4Ω)と非力だが、だいさんの耳には十分すぎる出力。
なかなか柔らかく品の良い音がする。
ちなみに、TS-C1710Aもヤフオクで落とした。
全部足しても33A
当然、バッ直はしてある……が、バッテリーからのメインケーブルが5sqなので、電流は40Aしか流せない。
40A だと、アンプに使っておしまい。ああ、8sqにしておけばよかった。
だが、よくよく考えてみると、もしかしたら40Aのケーブルでも行けそうな気がしてきた。
アンプの最大出力は90W×4=360W。
ということは、最大電流は360W÷12V=36A。
しかし、360Wすべて鳴らし切ることはまずない。
実際、アンプのゲインはかなり絞っている。
ツイーターは3割程度、ウーファーですら6割も出していない。
だから、ここは定格出力時の消費電流の24A(カタログから)で十分だろう。
他方、サブウーファーの最大出力はカタログでは7Aとなっている。
さらに、ヘッドユニットは2A(ヘッドユニットのアンプ機能を切る)。
全部足しても33Aで、40Aもいらない?十分、バッ直できそう。
バッ直成功
で、やってみた。ちょっとヒヤヒヤ。
……幸い、火は出なかった。
これまでショボかったウーファーが急に元気に鳴り出した。
ヘッドユニットも元気になり、音の余韻が増したような気がする。
どこでどの楽器が鳴っているのか、以前よりもはっきりと区別が付くようになった。
ヘッドユニットとウーファーのバッ直は、以前やったことがあるけれど、アンプを繋いでのバッ直は今回がはじめて。
こんなに立体的な音になるとは思わなかった。
これでアンプをデジタルに換えたら?
アース線もバッ直したら?
ああ、オーディオ沼、ずぶずぶ。
- 2017/10/05(木) 00:15:00|
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ワゴンRのバンパーを擦った
ああ、やっちまった。
家を出る時に、前の家の壁でワゴンRのバンパーを擦ってしまった。
白い車の傷って、すごく目立つんだよなあ。
ここはDIYで修理だな……ということで、ワゴンRのバンパー修理にチャレンジ!
タッチアップペンとエアタッチでやってみる
バンパーの傷の修理方法をネットで検索すると、プライマーやボカシ剤など、スプレー関係だけで何本も準備しなくていけないみたい。
全部そろえたら、なんだかんだで、1万円くらい行きそう。
ただの傷の修理に、そんなにお金をかけたくない。
そもそも、バンパーはぶつけるためにあるんだ!パット見で傷が目立たなきゃ良いんだよ。
なんか、こう、チャッチャッてできるやつはないかと探したら、あるじゃないの。
ソフト99 タッチアップペン
「はあ?あれ、マニキュアみたいに傷に塗るやつでしょ?かえって傷目立つよ!」
いやいや、今は、タッチアップペンに装着して、簡易エアブラシになるキットが有るんだ!
2つ合わせても2,000円いかない。これはいい。どうせバンパーだ。
……しかしなあ、いくらなんでも、こんな玩具みたいなエアブラシもどきで、ちゃんと塗れるのだろうか?
不安は尽きないが、ま、失敗したら、もう一度塗装を落としてやり直せば良いのだ。
さあ、チャレンジだ。
まずは耐水サンドペーパーで磨く
まずは、傷がついた部分を洗剤で洗ったあと、耐水サンドペーパーで磨く。
番数は150→350→600→1000番と磨いていく。
耐水サンドペーパーはソフト99のシリーズにもセットで売っているが、だいさんは、わざわざホムセンの木工コーナーで一枚69円のものを4種買った。
セットもの買ったら負けのような気がして……
磨きながら、傷が意外と深いことに気づく。
が、今更、パテまで買いに行く気力もなく、「バンパーだからさ。」と自分に言い聞かせて、磨く、磨く、およそ20分。
最後は、コンパウンドを粗目→中目→細目の順にざっくり掛けておしまい。
なんとなくザラッとしているが、「バンパーだからさ。」
養生をしてスプレー開始……のつもりが!
磨き終わったら、十分にすすいで、全体を乾かす。
ついでに脱脂スプレーをかけて脱脂しておく。
傷を乾かしている間に、養生をする。
「塗装の8割は養生」というプロの言葉をきいたことがある。
ソフト99のHPでは養生をしなくても大丈夫なようなことが書いてあるが、ここは安全のために念入りな養生をする。
タイヤを新聞で覆い、ライト付近からボンネット辺りまで養生ビニールテープで覆う。
タッチアップペンをエアタッチに装着する。
ところが、ここでトラブル発生!
タッチアップペンのフタが外しにくくて、すこし力を入れたとたんに、スポンといきなり外れてくれた。
飛び散る塗料!ああっ!ボディーに塗料が!
幸いなことに、養生をしておいたおかげで、被害は最小限で済んだ。良かった、良かった。
今度こそスプレー開始
さて、無事タッチアップペンをエアタッチに装着し、いざ、スプレー開始!
懐かしいなあ。昔、プラモデルを作っていた頃を思い出すなあ。
液垂れ?そんな初歩的なミスをするわけがないだろう!
なんたって、だいさんは、プラモデル屋の息子だよ!
薄く薄く、焦らずに焦らずに、重ね塗り。タテ・ヨコ、タテ・ヨコ。
時々、乾かしながらスプレーすることおよそ20分。
ようやく、下地が見えなくなってきた。
完成!少しムラはあるけれど……
作業開始から、およそ1時間、下地が見えなくなったところで塗装終了。
あまりにも簡単で、あっけない。とても塗りやすい塗料だ。
ただ、写真をよく見るとわかるのだが、やはり、塗りムラは出てしまった。これは自分の腕の無さに原因がある。
さらに、深い傷には対処しなかったので、よく見れば傷がわかる。
まあ、今回は「なるべく安く、簡単に、パット見、傷がついたことが分からない程度にすること」がゴールなので、この出来栄えには文句はない。
完全に乾いたら、軽くコンパウンドとワックスを掛けてみよう。
まとめ:タッチアップペンとエアタッチのコンビはなかなか良い!
最初は、あんなおもちゃみたいなエアブラシもどきで、上手く塗れるのかと疑っていたが、なかなか良い仕事をする。
塗料の量も、見た目よりはたくさん入っているようで、今回の30センチ四方の塗装くらいなら、綺麗に塗れる。
エアタッチのガスも、まだ半分くらい残っている。意外と、コスパが高い。
スプレー缶で塗っても良いのだろうが、結局は余らせてしまって、塗料が無駄になることも多い。また、こちらのほうが細かいコントロールがきくので、自分は扱いやすかった。
タッチアップペンとエアタッチのコンビはなかなか良いぞ!
- 2017/09/30(土) 17:09:00|
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WISHがだんだん好きになってきた
買ってから数年間、どうも相性が悪かったWISH。
生来の使い勝手の良さや、合理的な作り込みについては、アタマでは理解していたけれど、キモチが受け入れられない、という最悪の関係だった。
ところが、ある出来事をきっかけに「やっぱり、WISHだよな。」と、感情が180度変化した。
それは、2016年の4月14日に起きた熊本地震だった。
人生初の車中泊が熊本震災支援!?
カミさんの実家は震源からほど近いところにあった。幸い、義父母も無事で、建物も大きな被害は免れたが、家の中はぐちゃぐちゃ。
その片付けのために、熊本に帰省することとなった。
しかし、九州新幹線は不通。その他の公共交通機関も、たどり着くか怪しい状態。
実家への支援物資も運ばなくてはならず、諸々考えた末、WISHで熊本に行くことになった。
余震がひどくて、家の中ではとても寝られない、と聞いていたので、後部荷室をフルフラットにして寝ることも決定した。
こうして、人生初の車中泊となった。しかも6泊7日!
人生初の車中泊が6泊7日で、しかも震災支援というのもものすごい話だ。
WISHの車中泊は意外と快適だった
だいさんは、若い頃、オートバイ・キャンプ・ツーリングが趣味だったから、車中泊は全く抵抗がない。
他方、カミさんは、キャンプの経験も少なく、狭い車中泊では、途中で音を上げるかもしれない、と、だいさんは心配していた。
ところが、何泊かしたあとに、カミさんに感想をきいてみたら、ケロッとした顔でこう言った。
「ぐっすり眠れたわ。ホテルよりも車中泊のほうが気楽でいいわ。」
だいさんも、テントで寝るよりも安心感があり、WISHの車中泊は意外と快適だった。
ワゴン車は防災用品
熊本地震では、余震による被害を恐れて、多数の人々が車の中で長期間の寝泊まりを余儀なくされた。
中にはアルトやミラのような軽自動車で、車中泊されている方もおられた。
その時、だいさんは思った。ワゴン車は防災用品だと。
静岡県は東海地震の発生が50年以上前から予想されているから、他県よりは防災意識は高い。
だが、車は防災用品という発想はなかった。
WISHのようなワゴン車やミニバンならば、体を伸ばして寝ることができる。
いわゆるエコノミー症候群は、かなり防げるのではないか。
こうして、だいさん家では、「WISHは防災用品の一つ」という位置づけがなされた。
WISH以上の快適さでなければ買い換える意味がない!
熊本までの往復2000キロの高速走行を、抜群の安定感で走りきったことも、WISHへの再評価に繋がった。
ん?熊本地震当時って、すでにWISHは購入9年目?俺、WISHの良さに気づくのが遅すぎだな!
車中泊の快適さを知ってしまっただいさん夫婦は、長めの休暇が取れると、WISHにキャンプシートと枕と毛布、そして温泉グッズを放り込んで、あちこちに出かけるようになった。
最近は、慣れたもので、小一時間ほどで、出発準備が完了する。
こうして、熊本地震を期に、だいさんはWISHと車中泊が大好きになっていった。
もちろん、新しい車も欲しいけれど、今のWISHの快適さと同程度以上の車でなければ買い換える意味がない。
この先、どこまでWISHに乗っているか、わからないけれど、次の車検は確実に通すだろう。
現在のWISHのオドメーターは12万キロ。せめて15万キロまでは、乗りたいなあ。
(WISHと車中泊 完)
- 2017/09/28(木) 00:42:52|
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WISHはコスパ最強なのだ前回に続き、WISHの良いところを挙げている。
WISHの強みは、コストパフォーマンスの高さだ。
7人乗りミニバンなら他にもある。走りがいい車も他にもある。
だが、200万以下の予算で、7人乗れて、そこそこ走ってくれる車は実はそう多くない。
7人乗りミニバン、でググってみればわかるが、大概のミニバンは220万円くらいからが相場。
価格だけで勝負できるのは、おそらくシエンタのみ。
WISHが安いのも道理で、ハイブリッド設定もなく、クルーズコントロールも一世代前のものだし、自動ブレーキもない。
やはり、一世代前の設計の車なのだ。
だが、「一世代前」というのは悪いことでもない。なぜなら、技術が安定しているとも取れるからだ。
最新の衝突安全装置も、賢いクルコンも付いていないけれど、車の基本性能だけは安定している。
実際、この11年間、故障らしい故障は一度もない。さすが、ベースがコロナ。
また、車が一番売れなかった時代に生まれているので、そこそこのグレードを買えば、ほぼ満足のいく装備が付いてきた。
地味な車だが、WISHは、丈夫で長持ち、お買い得なくるまだったのだ。
WISHのデザイン、発売時は斬新!今でも、そこそこ行ける?デザインについては、賛否両論あるとは思うが、発売当時は、斬新なデザインだったと記憶している。
7人乗りのミニバンのくせに、それほど背丈が高くなくてスマートな印象だった。
当時のライバルのプレマシーやラフェスタに比べたら、ずいぶんスマート。
唯一、負けたと思ったのは、ホンダのオデッセイだった。あれはペッタンコでかっこよかった。
WISHは、パッと見ると実際の車高よりも背が低く見える。
ミニバンというよりも、ステーションワゴンに近い印象がある。
ヘッドライト周りも、最近の車に比べるとシンプルで、造形も大雑把だが、当時はかっこよいと思った。
というか、今の車のヘッドライトは、ごちゃごちゃ異形すぎて、深海魚みたいで馴染めない。
WISHは、今でもそれほど古めかしく見えない……と思うのは贔屓目だろうか?
*****
実は、だいさん家では、この春、そろそろWISHを廃車にしようと考えた。
ところが、調べれば調べるほど、「う~ん、WISHでいいか。」となってしまったのだ。
さて、このお話は、次回、「WISHがだんだん好きになってきた」で詳しく……
(続く)
- 2017/09/26(火) 23:48:59|
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カメも人も、運動不足は食欲不振の原因。
最近、食欲がないヌマガメの流星号、涼しくなったからと言うのもあるけれど、それにしても食べなさすぎ。
9月と同程度の気温だった6月には、あんなにたくさん食べていたのに。
よく観察してみると、落ち葉の布団で、のんびりまどろんでいる(冬眠の訓練のつもりで、落ち葉をカメ桶に入れてみたのだ)。
目を覚まして、カメ桶内を移動しているときも、落ち葉の布団が邪魔で鬱陶しそう。
もしかして、落ち葉じゃまだった?
そして、運動不足だった?
落ち葉をすべて取り出して、再びベアタンク状態に。
その間、流星号は庭に放して……あああああ!猛ダッシュで逃げていく!
危ない!しばらく、洗面桶に隔離して、その間にカメ桶のお掃除。
うーん、やっぱり、すこし嫌な臭がする。糞や残渣が、腐敗しかけていたのかもしれない。
一昨日、水を変えたばかりなんだけどなあ。
ベアタンク状態に戻して、流星号を戻す。
おお、スイスイ泳いでいる。流星号、水換え後はいつも、カメ桶内を高速で泳ぎまくる。
多分、落ち着かないのだろう。別の場所に連れてこられたと思うのかな?
とにかく、食欲がないのが不安で仕方がない。
- 2017/09/25(月) 23:28:03|
- カメ
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WISHのシートアレンジは使い勝手が抜群!
WISHのシートアレンジは使い勝手がとても良かった。
このサイズで7人乗りは奇跡といっていいが、それでも、三列目シートの実用性は今ひとつ。
だが、子供ならば余裕で座れるため、スポーツ少年団の遠征のときには重宝した。
三列目を倒したことで生まれるスペースは、カローラフィールダーとほぼ同じで、普通のステーションワゴンとして使える。
後席シートを倒して、荷室をフルフラットにする際の操作は、2アクションで済む。ストレスはほとんどない。
2列3列目シートを倒すと広大な荷室が現れる。荷室長は2000mmを超え、しかも、フルフラットなのだ。
シートの凸凹が残る「なんちゃってフルフラット」ではなく、本当に真っ平ら。
2列めと3列目シートの間の隙間さえ埋めれば、たいした加工もせずにセミダブルサイズのベットが出来上がる。
WISHの荷室は商用車並!
さらにウイッシュは、天井高が89cmと比較的高めで、長い荷室長と合わせて商用車並の積載量を誇る。
吹奏楽部の顧問をやっていた時は、30人編成の管楽器のほとんどを積み込んで、演奏会場まで運んだことが何度もある。
まさか全部の管楽器が入るとは思わなかった!
WISHの底力を感じた瞬間だった。
(続く)
- 2017/09/24(日) 22:58:35|
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