まあ何といいますか、
モナド万歳。
90までレベル上げてから挑んだら、先日一時間以上しつこく食い下がった末に負けた過去の自分に「哀れな……力量の差も測れぬとは……」とか訳知り顔で呟きたくなるくらいに楽勝でした。
10ちょっとのレベル上げだけでここまで明確に戦力アップするとは思わなんだ。ペルソナステータスの「1」の差って大きかったのだねぇ。
考えてみると、前作までは「レベルアップ時に一つのステを集中して上げる」ことで主人公だけは(ある程度)ペルソナ交換に依存しないキャラに育てられたのに対し、今回は役割が真逆になってたのですな。主人公はペルソナ変えないと本当にどうにもならない。けど、仲間はレベルさえ上げれば勝手に個性を伸ばしてどんどん強くなる。(個性が微妙に外してる一部を除いて。
アワーとかそれは事故だよねとかはいてないとか(一人じゃねえか))。
でも、仲間のステータス確認自体が妙に面倒な仕様だし、レベルアップ時に「レベルアップしたぞ!」しか言わないから、それで強くなった感がひじょ~に薄いのですな。雑魚戦は基本的に「弱点ついて総攻撃」が出来るかどうかなんで、攻撃時のダメージなんてそんなに細かく気にしないし。ぱっと見で分かるHPSPはほんの一桁増えてるだけだしね。そこが落とし穴だった。武器防具なんて変えなくても、ちゃんと強くなるじゃないか……感動したよ。もう。
↓以下、エンディングに言及するため追記送り↓
さて、長かった戦いもめでたく終わり、プロローグ部分に勝るとも劣らない長さを誇る
アトラスの壮大な釣りプレイヤーに想像の余地を残すエンディングをのんびりと鑑賞したわけですが。
うーーーーーーーーーん……
微妙にすっきりしない終わり方だなぁw
案の定というか、
アトラスの狙い通りというか、これの解釈についてはわりとあちこちで議論を呼んでいるようです。
大雑把に(私の知ってる限り)派閥をまとめてみるとこんな感じ。
主人公死んじゃったよ派├―ニュクス封印スキルでHPを使い切ったのが響いたよ派(システム絶対派)
| └─ニュクス封印時に死んだけど約束を守るために卒業式まで居てくれたよ派(神木派)
├―命の答えに辿り着いたことで死の先へ行ったよ派(綾時はこう言った派)
| └─アイギスが生きて守りたいのは主人公との思い出だよ派(君の中で生きる派)
├―作品のテーマが死だから死ぬのが自然だよ派
├―作中の様々なネーミングが死を思わせるよ派
├―実は10年前に既に死んでたよ派
├―エンディングの歌がどう考えても死んでる風だよ派(歌詞重視派)
└─女性陣に三股がばれる前に自ら命を絶ったよ派(修羅場逃亡派)
主人公死んでないよ派├―理由なんてどうでもいいから生きていて欲しいよ派(感傷派)
├―日常が戻ってくるって綾時が言ったよ派(綾時は敵であり友達でした派)
├―アイギスが守るって言ってんだから生きてるよ派
├―たまたま体がだるかっただけだよ派(ご都合主義派)
├―エンディングの歌がレクイエムには聞こえないよ派(メロディ重視派)
├―ニュクス封印で無理をしたからしばらく眠りについたんだよ派(眠り姫派)
├―13番目の死神を乗り越えたんだから次は節制だよ派(タロット信仰派)
├―プレイヤーによる主人公への介入が終わる暗喩だよ派(overs派)
| └─アイギスの発言は実はプレイヤーに対するお別れの言葉だよ派
└─アイギスに膝枕して欲しくて伏線を張ってたよ派(超演技派)
中立派├―宇宙のアルカナの力で人間でもペルソナでもない第三の存在になったよ派(ヴィクター派)
| └─生死さえ超越した宇宙そのものになったよ派(AKIRA派)
├―アイギスに命を譲り渡したよ派(チドリ派)
├―生きてるか死んでるかはプレイヤーそれぞれが決めることだよ派
├―そんなことよりアイギスの膝枕の感触はどうなのかが重要だよ派
└─フラグ立ってないのにアイギスエンドになったけどこれバグ?派(ギャルゲー派)
まあ、
いくつかは作ってますけどだいたいこんな感じです。カオスですねえ。這い寄る混沌ですねえ。
個人的な意見で言うなら……
……
とりあえず無事ではないんじゃないかなあ……
ただ眠っただけって言うにはアイギス泣き過ぎ、思わせぶりなこと語り過ぎ。
何よりあの執拗な「体がだるい」描写。
死んだ!?と思うのが普通じゃないですか。
ただ、ラスボス後の展開から考えればあそこで死ぬのは「?」なんですよねえ。
やはり綾時の「彼にとっても、君たちにとっても」日常が戻ってくる、って発言が引っかかってしまう。一ヵ月後に死ぬとか眠りにつくとか、どう考えても日常が戻ってくるなんて言える流れじゃないぞ。
それに、「死は誰にも訪れるものであって目を背けちゃいけないんだよー」なんていってみた所で主人公の死は仲間たちにとって間違いなく悲しいことなわけで(しかもクライマックスになってよくわからん理由で突然沸いて出た死)。絶対死なせねぇー!って滅茶苦茶頑張ったじゃないですか。それが無駄でした!ってのをあんな爽やかに締めるのはおかしい気がする。
だってどうなのよ、ようやく記憶を取り戻して約束の場所に皆でかけつけたら
笑顔のアイギスと主人公の死体ってのは。
これなんてホラー?
…………やっぱわかんねえや!!(爆)確信犯的に分からなくしてるのは分かってるけど、こうも思い通りに踊らされると……くー。うがー。悔しい。
<考え直し>
うーん。とりあえず、エンディングを見直すと少なくとも「死」というのとはどこか違うニュアンスのように思えます。
(ダンスホールの占い師の発言)
「あなたからはもう何も見えない」
「あなたはどこにでも行けるし何にでもなれる」
「あなたの中に宇宙があり、宇宙の中にあなたがある」
これを踏まえると、主人公はやはり「少なくとも普通の人間ではない宇宙的何か」になったのだと考えてよさそう。で、我ら凡人には計り知れぬ理由によってひと時の眠りについた。こういうことならどの描写にも矛盾しないかな……と思います。
ラストの「すぐにまた会えるから、今は眠って」という台詞も、死に行く者への言葉としては少々不自然な気がするし、アイギスの態度は「私の主観としてはしばらく会えないけど、お別れじゃない」的なものを感じるんだよねえ。
そういうわけで私は暫定「俺の胃袋は宇宙だ派」ということで、これにて終了(本当にテキトーだな)。
あとは毎度おなじみ、攻略本のインタビュー待ちということで。
さて、長かった戦いもめでたく終わり、プロローグ部分に勝るとも劣らない長さを誇る
アトラスの壮大な釣りプレイヤーに想像の余地を残すエンディングをのんびりと鑑賞したわけですが。
うーーーーーーーーーん……
微妙にすっきりしない終わり方だなぁw
案の定というか、
アトラスの狙い通りというか、これの解釈についてはわりとあちこちで議論を呼んでいるようです。
大雑把に(私の知ってる限り)派閥をまとめてみるとこんな感じ。
主人公死んじゃったよ派├―ニュクス封印スキルでHPを使い切ったのが響いたよ派(システム絶対派)
| └─ニュクス封印時に死んだけど約束を守るために卒業式まで居てくれたよ派(神木派)
├―命の答えに辿り着いたことで死の先へ行ったよ派(綾時はこう言った派)
| └─アイギスが生きて守りたいのは主人公との思い出だよ派(君の中で生きる派)
├―作品のテーマが死だから死ぬのが自然だよ派
├―作中の様々なネーミングが死を思わせるよ派
├―実は10年前に既に死んでたよ派
├―エンディングの歌がどう考えても死んでる風だよ派(歌詞重視派)
└─女性陣に三股がばれる前に自ら命を絶ったよ派(修羅場逃亡派)
主人公死んでないよ派├―理由なんてどうでもいいから生きていて欲しいよ派(感傷派)
├―日常が戻ってくるって綾時が言ったよ派(綾時は敵であり友達でした派)
├―アイギスが守るって言ってんだから生きてるよ派
├―たまたま体がだるかっただけだよ派(ご都合主義派)
├―エンディングの歌がレクイエムには聞こえないよ派(メロディ重視派)
├―ニュクス封印で無理をしたからしばらく眠りについたんだよ派(眠り姫派)
├―13番目の死神を乗り越えたんだから次は節制だよ派(タロット信仰派)
├―プレイヤーによる主人公への介入が終わる暗喩だよ派(overs派)
| └─アイギスの発言は実はプレイヤーに対するお別れの言葉だよ派
└─アイギスに膝枕して欲しくて伏線を張ってたよ派(超演技派)
中立派├―宇宙のアルカナの力で人間でもペルソナでもない第三の存在になったよ派(ヴィクター派)
| └─生死さえ超越した宇宙そのものになったよ派(AKIRA派)
├―アイギスに命を譲り渡したよ派(チドリ派)
├―生きてるか死んでるかはプレイヤーそれぞれが決めることだよ派
├―そんなことよりアイギスの膝枕の感触はどうなのかが重要だよ派
└─フラグ立ってないのにアイギスエンドになったけどこれバグ?派(ギャルゲー派)
まあ、
いくつかは作ってますけどだいたいこんな感じです。カオスですねえ。這い寄る混沌ですねえ。
個人的な意見で言うなら……
……
とりあえず無事ではないんじゃないかなあ……
ただ眠っただけって言うにはアイギス泣き過ぎ、思わせぶりなこと語り過ぎ。
何よりあの執拗な「体がだるい」描写。
死んだ!?と思うのが普通じゃないですか。
ただ、ラスボス後の展開から考えればあそこで死ぬのは「?」なんですよねえ。
やはり綾時の「彼にとっても、君たちにとっても」日常が戻ってくる、って発言が引っかかってしまう。一ヵ月後に死ぬとか眠りにつくとか、どう考えても日常が戻ってくるなんて言える流れじゃないぞ。
それに、「死は誰にも訪れるものであって目を背けちゃいけないんだよー」なんていってみた所で主人公の死は仲間たちにとって間違いなく悲しいことなわけで(しかもクライマックスになってよくわからん理由で突然沸いて出た死)。絶対死なせねぇー!って滅茶苦茶頑張ったじゃないですか。それが無駄でした!ってのをあんな爽やかに締めるのはおかしい気がする。
だってどうなのよ、ようやく記憶を取り戻して約束の場所に皆でかけつけたら
笑顔のアイギスと主人公の死体ってのは。
これなんてホラー?
…………やっぱわかんねえや!!(爆)確信犯的に分からなくしてるのは分かってるけど、こうも思い通りに踊らされると……くー。うがー。悔しい。
<考え直し>
うーん。とりあえず、エンディングを見直すと少なくとも「死」というのとはどこか違うニュアンスのように思えます。
(ダンスホールの占い師の発言)
「あなたからはもう何も見えない」
「あなたはどこにでも行けるし何にでもなれる」
「あなたの中に宇宙があり、宇宙の中にあなたがある」
これを踏まえると、主人公はやはり「少なくとも普通の人間ではない宇宙的何か」になったのだと考えてよさそう。で、我ら凡人には計り知れぬ理由によってひと時の眠りについた。こういうことならどの描写にも矛盾しないかな……と思います。
ラストの「すぐにまた会えるから、今は眠って」という台詞も、死に行く者への言葉としては少々不自然な気がするし、アイギスの態度は「私の主観としてはしばらく会えないけど、お別れじゃない」的なものを感じるんだよねえ。
そういうわけで私は暫定「俺の胃袋は宇宙だ派」ということで、これにて終了(本当にテキトーだな)。
あとは毎度おなじみ、攻略本のインタビュー待ちということで。