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47NEWS：野田氏がマルチ業界擁護の質問　「勉強不足」と釈明、９６年

　野田聖子消費者行政担当相が１９９６年の国会質疑でマルチ商法をめぐり「一部の悪質な例ばかりが強調されると、一生懸命頑張っている人のやる気をなくし、新たな産業をつぶしてしまう」と業界擁護とも受け取れる発言をしていたことが１６日、明らかになった。

　野田氏は同日午前の参院予算委員会で自らこの質問を取り上げ「自分の勉強不足で、消費者の視点に立った質問ができなかった」と釈明した。

　麻生太郎首相は衆院選をにらみ、消費者行政を重視する姿勢を示している。マルチ商法をめぐっては、前田雄吉衆院議員が業界からの資金提供問題の責任を取って１５日に民主党を離党しており、野田氏の過去の発言も波紋を呼びそうだ。

　議事録によると、野田氏が質問したのは、業者による電話勧誘の規制を強化する訪問販売法改正案を審議していた９６年４月１１日の衆院商工委員会。弁護士や業界団体役員らを呼び、参考人質疑が行われた。

　この際、野田氏はマルチ商法について「連鎖販売取引という形の訪問販売が、現在の消費者のニーズにかなっている」「大多数は（業界の）自主規制の中で良いものが育ってきている」と指摘。消費者保護に関し「消費者が賢明で強くならなければならない」「守ることだけがいい消費者（保護）活動ではない」と述べ、消費者の自主判断を重視する考えを示した。

民主党・前田雄吉衆院議員がマルチ商法業界から利益の供与を受けて業界擁護をする質問を繰り返していた事が発覚し、マルチ商法業界を擁護する民主党議員達の名前が公表され話題になりました。
民主・前田氏、献金もらって国会でマルチ商法を擁護…業者が民主パーティ券購入、議員複数に献金も
次は自民党の野田聖子消費者行政担当相の番です。１９９６年４月１１日の国会質疑で同様の質問を行っていた事を今日１６日に公表しました。

って、知ってた人も多かったと思うんですが？あれ？おや？
野田聖子氏がネットで批判される事が多い理由の１つがこの『マルチ業界擁護発言』なんですけどねぇ。私も知っていましたしｗ
これも私が野田聖子氏を支持出来ない理由の１つです。
口では綺麗事を並べながら、何かとトラブルの多いマルチ業界を擁護していれば批判する意見が出ても当然と言えるでしょう。

このマルチ商法擁護の質問が、献金などの利益誘導によって行われたのかどうかですね。民主党・前田氏同様にマルチ業界からお金が行っていたようならばそのお金は賄賂とみなされても仕方がないでしょう。受託収賄は犯罪です。

マルチ商法業界側がお金をばら撒き続けた結果、マルチ商法は今日現在あくまで『合法』ですからねぇ。
私個人はマルチ商法は問題が多いと思っています。マルチに係っているようなモラルのない議員は全員いらないです。野田氏も民主党の石井一氏、藤井裕久氏、前田雄吉氏、山岡賢次氏、松木謙公氏、それと最近民主党を離れた松下新平氏は辞めて貰いたいと個人的には思っています。

しかし『合法の事で処分されるのもおかしい』という意見ももっともです。
やはり客観的に判断した場合『賄賂』を受け取っていたのかどうかが『基準』でしょう。それが『線引き』なのでしょうかね。

んで野田聖子氏はお金貰ってたの？一番大事なことが書いてない。


しかしこの元記事の終わりの方の

消費者保護に関し「消費者が賢明で強くならなければならない」「守ることだけがいい消費者（保護）活動ではない」と述べ、消費者の自主判断を重視する考えを示した。

この理屈を何故こんにゃくぜりーの時には使わないんだろう？
普通の感覚だと『マルチ商法』は『規制し取り締まるべき』。
『蒟蒻ゼリー』は『規制せずに食べるかどうかは消費者の自主判断に任せるべき』物なんだけどねぇ。
マルチ商法のトラブルで苦しめられている人の方が遥かに多いだろうし、自殺者も沢山居るだろうに。
何基準で真逆に動くのだろう？頭の中が見てみたいですね。
やっぱり基準はお金の話なのですか？
元記事もそれを皮肉って書いているんだろうけど。

やはり私はこの人は支持出来ませんね。再確認しました。


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