【事故米不正転売】情報開示遅れ、状況認識甘さも 太田農水相(産経新聞) - Yahoo!ニュース
米粉加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市)の汚染された事故米が病院給食用などに使用された問題で、12日に会見した太田誠一農水相は「直接口に入れるものなので、重く受け止めている」と述べ、早急に事実関係の解明を進める意向を示した。一方で、「焼酎は製造過程で無害化されることもある」「(メタミドホスの混入は)ギョーザ中毒事件と比べれば60万分の1の量」などと発言し、農水省の情報開示の遅れとともに、状況認識の甘さも露呈した。
太田農水相は事故米が病院給食用に消費された可能性があることについて、焼酎など加工品の混入と比較し、「一層深刻に受け止めている」と述べた。だが、給食用に使用された事実を報告された時期を質問され、「昨日か一昨日か…思いだせない」と回答。「深刻に受け止めているのに忘れたのか」と突っ込まれると、「毎日いろんなことがあるから。記憶がない訳ではなく自信がないだけだ」と強弁した。
一連の問題では、三笠フーズから事故米を購入した業者名の公表が遅れるなど、農水省の情報開示のあり方も問題となっており、会見では質問が殺到。太田農水相は「事実関係が確認できないと公表はできない」と繰り返した。
また、「福徳長酒類」(東京)が自主回収を始めたというニュースも会見中に入ったが、「そうした事実は把握していない」。
農水省が過去5年間で100回近く三笠フーズに立ち入り検査を行ってきたにもかかわらず、不正を見つけられなかったことについて、太田農水相は「コメの流通は農水省の責任なので、長年不正を見抜けなかったのは残念」と農水省の責任を認めたうえで、担当部局の処分を検討していることを明らかにした。
ココは『流通させた業者が悪い』の一転突破で良かったのに。
中途半端に業者を庇うコメントを残すだけで『農水省もグルなんじゃないか?』と勘繰られるだけですからねぇ。
国民からしてみれば『全てを知っていた』も、『薄々感づいていたが見て見ぬフリをした』も、大して変わらないですからねぇ。
我々の感じている危機感と農水省側の感じ方の温度差がはっきりと出ていますね。
『ミニマムアクセス米は自動的に事故米扱い』って噂もありますね。
だから危機感が少ないって話もあります。
その辺の話も出てきますかね?もうそろそろ打ち止めですかね?
急性中毒症状が出る量じゃなくても、体内に摂取すれば確実に害はある。
そういう危険を孕んだ米を食品として流通させ、不当な儲けを得ようとした業者の低モラルは酷すぎる。食品を扱うにはあまりにずさんで悪質な三笠フーズは責められて当然である。
三笠フーズから事故米を購入した業者名の公表は早めにお願いします。
悪いのはあくまで汚染された米を輸出した中国と事故米を食料用に転用した三笠フーズ。
あとは事故米を流通させた、民主党の支持母体の1つである農政事務所(旧食糧庁の食糧事務所)と全農林がどこまで承知で事故米を流通させていたのかが気になる所です。
農水省には監督責任がありますが、こういう左巻き団体を監督していくのが大変である事は説明されなくてもコチラも解っています。不良職員を処分しようとすれば『訴えてやる!』とすぐに大騒ぎしますからねぇ…
難しい所です。
転売された業者はいわば『被害者』であり、混乱を避ける意味で慎重なのは分かります。しかし我々とて知らないうちに毒を食わされ死にたくは無いのです。
アフラトキシンの事を皆がスルーしている事も気になります。
- 関連記事
-
- 柔道金メダリストの石井慧がダウンタウン浜田を暗に批判、ネットで話題に
- 『町長選当選時にお祝いに来なかった』 町長指摘で工事落札業者が辞退 富谷町議会が調査
- 太田農水相『(メタミドホスは)ギョーザ中毒事件と比べれば60万分の1の量』
- 『事故米は工業用糊に限り販売』という農水省の説明は大ウソだった
- 駅コンセントで携帯充電の女子大生摘発 『盗みは盗みです』…JR相模原駅
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)