操作法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 21:06 UTC 版)
1号消火栓(易操作性以外)の場合や屋外消火栓の場合は必ず2人以上で下記の通り操作する。 消火栓ポンプ起動スイッチを押す(消火栓箱表面または近傍に取り付けられた自動火災報知設備の発信機が起動スイッチを兼ねている場合と、消火栓箱内に独立した起動スイッチが設置されている場合の2通りのパターンがあるので、消火栓の扉を開けたら内部にスイッチの有無を確認する)。 消火栓ポンプが起動し、放水可能な状態になると消火栓箱表面または近傍の赤色表示灯が点滅する(独立起動スイッチ方式の場合、赤色表示灯は点滅せずスイッチ部分に付随した起動表示灯が点灯または点滅する場合もある)。 筒先担当は筒先を持ちホースを完全に伸ばして火元に走り(ホースは一部でもフックに掛かったままバルブを開放するとホースの流水障害になる上、水圧でホースが膨張してフックから外し難くなるので予め全て外す必要がある)、しっかり筒先を構えてバルブ開閉担当に放水始めの合図をする。 バルブ開閉担当は筒先担当の放水始めの合図を待ち、安全を確認してバルブを反時計回りに(Oの方向)廻して放水を開始する。 2号消火栓や易操作性1号消火栓の場合は元バルブを開き、ホースを任意の場所に引き出して、ノズルのコックを開けばよい(バルブの開放操作に連動して自動的に消火栓ポンプが起動する。またホースは保形ホースが使われているので余長分は巻いたままでも問題なく放水できる)。
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