フィアットとは? わかりやすく解説

fiat

別表記:フィアット

「fiat」の意味・「fiat」とは

「fiat」はラテン語由来の英語単語で、直訳すると「させよ」という意味がある。しかし、現代英語では「命令」「布告」「権威による決定」などの意味用いられる法律政策など、権威者一方的に決定し、それが絶対的な力を持つことを指す。また、金融世界では「フィアット通貨」の形で使われ政府発行し価値保証する通貨を指す。

「fiat」の発音・読み方

「fiat」の発音は、IPA表記では/fiːæt/となる。IPAカタカナ読みでは「フィーアト」となり、日本人発音するカタカナ英語では「フィアット」と読む。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「fiat」の定義を英語で解説

「Fiat」 is a formal authorization or proposition; a decree. It is derived from Latin, and in the context of law and politics, it refers to an order issued by an authority that has absolute power. In finance, the term "fiat currency" is used to refer to a currency that is issued and backed by a government.

「fiat」の類語

「fiat」の類語としては、「decree」、「edict」、「order」、「command」などがある。これらの単語同様に権威による命令決定意味する

「fiat」に関連する用語・表現

「fiat」に関連する用語としては、「fiat currency」、「fiat money」、「legal tender」などがある。これらはいずれも、政府中央銀行発行し法的に価値保証されている通貨を指す。

「fiat」の例文

1. The king ruled by fiat, with no regard for the law.(王は法律無視して絶対的な命令統治した。)
2. The president issued a fiat to increase taxes.(大統領税金増やすための命令出した。)
3. The central bank controls the supply of fiat currency.(中央銀行はフィアット通貨供給管理している。)
4. The fiat was enforced without any discussion.(その命令議論なしに強制された。)
5. The government's fiat was met with resistance.(政府命令には抵抗生じた。)
6. Fiat money has no intrinsic value.(フィアットマネーには本質的な価値がない。)
7. The dictator's fiat was absolute.(独裁者命令絶対的だった。)
8. The fiat currency is backed by the government's credit.(フィアット通貨政府信用によって支えられている。)
9. The fiat was issued without any legal basis.(その命令法的根拠なしに発令された。)
10. The central bank issued a fiat to control inflation.(中央銀行インフレ制御するための命令出した。)

フィアット【Fiat】

読み方:ふぃあっと

イタリア最大企業グループ1899年、アニエッリ(G.Angelli)が設立経営は、自動車中心に機械鉄鋼船舶航空機マスコミ金融などなど広範に及ぶ。自動車分野ではアルファロメオランチアマセラティフェラーリなどのブランド所有社名は、Fabbrica Italiana Automobili Torinoトリノにあるイタリア自動車製造会社)の頭文字から。


フィアット

英語 FIAT

1899年、ジョバンニ・アニエッリがトリノにトリノイタリア自動車会社(Fabbrica Italiana Automobili Torino)として設立。Terra-Mare-Cielo(陸に海に空に)をモットーにし、1904年からレースにも積極的に出場07年にはフランスGPやタルガ・フロリオで優勝飾った。また20年代初めに登場したティーポ805は、グランプリ・マシンとして初めスーパーチャージャー備えていたことで知られるが、やがてアルファロメオ台頭してきたため27年限りレース活動打ち切ったその後モータースポーツ無縁時期続いたが、70年代初めにラリー競技へのカムバック果たしグループ傘下アバルト共同開発した131WRCメイクス部門タイトル3度獲得した。だがその後傘下フェラーリランチア活動を担うようになり、現在ではワークスとしてモータースポーツにはほとんどかかわっていない。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

フィアット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 23:03 UTC 版)

フィアット: FIAT S.p.A.)は、イタリア自動車メーカーである。現在は、ステランティス N.V. の子会社である。




「フィアット」の続きの解説一覧

フィアット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/01 04:56 UTC 版)

カロッツェリア・フィッソーレ」の記事における「フィアット」の解説

1950年代と1960年代にフィッソーレ社は数多くのフィアット車を基にした特装車製造し、その中の幾つか少量生産が行われた。これらの中には以下のものがある: フィアット 1100 TV フィッソーレ・クーペ (1953):フィアット・1100を基にしたファストバッククーペ。この車はフィッソーレ社にとり初の成功であったサブリナ (Sabrina):フィアット・ムルティプラ初代)を基に4 -6座のボディ架装した車。「マリネッラ」 (Marinella) と呼ばれるオープンのビーチカー版もある。 1500 Coupé1959年トリノ発表されたフィアット・1500を基にした2ドア・クーペ。 Mongho 650:アレッサンドロ・セッサーノ (Alessandro Sessano) がデザインしたフィアット・Nuova 500を基にした小型クーペ。より高性能求めて500エンジンジャンニーニ (Giannini) によりチューンナップされていたが、試作車段階から先に進まなかった。 フィッソーレ 127 スカウト (Scout):シトロエン・メアリ同種フィアット・127シャーシ利用したオープントップのファンカー (fun car)。1971年のトリノ・モーターショー (Turin Auto Show) で発表された。元々この車は「ジプシー」 (Gypsy) という車名MAINAという小規模な企業開発したのだったが、同社の手にあまりフィッソーレ社が生産と販売引き受けたオリジナル鋼管フレームグラスファイバー外皮被せたボディであったが、1974年からは応力外皮プレス金属製ボディとなった金属製ハードトップ版も提供された。同じ外観だがフィアット・126を基にした「ポーカー」 (Poker) と呼ばれるより小型の車も発表された。ギリシャでの生産計画された。 関連会社レイトン・フィッソーレ社と同時期にフィッソーレ社もフィアット・リトモコンバーチブル版を開発したが、最終的にリトモ・コンバーチブルの量産型にはベルトーネ設計案採用された。

※この「フィアット」の解説は、「カロッツェリア・フィッソーレ」の解説の一部です。
「フィアット」を含む「カロッツェリア・フィッソーレ」の記事については、「カロッツェリア・フィッソーレ」の概要を参照ください。

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