等とは? わかりやすく解説

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とう【等】

読み方:とう

[音]トウ(呉)(漢) [訓]ひとしい ら など

学習漢字3年

でこぼこがなくそろっている。ひとしい。「等価等分均等対等同等・平等(びょうどう)・不等式

順序段階クラス。「等級高等差等初等・上等・親等・特等品等優等

同列仲間。「等輩郎等(ろうどうろうとう)」

名のり]しな・たか・とし・とも・ひとし

難読等閑(なおざり)


とう【等】

読み方:とう

【一】[名]段階等級階級。「刑罰の—を減じる

【二】接尾

同種のものを並べてその他にもまだあることを表す。など。「英・仏・独—のEU諸国

助数詞階級順位数えるのに用いる。「一—、二—」


など【等/×抔】

読み方:など

[副助]副助詞「なんど」の音変化名詞活用語連用形一部助詞などに付く。

一例挙げ、あるいは、いくつか並べたものを総括して示し、それに限らず、ほかにも同種類のものがあるという意を表す。…なんか。「赤や黄—の落ち葉」「寒くなったのでこたつを出し—する」

「よき程なる人に成りぬれば、髪上げ—さうして」〈竹取〉

ある事物例示し、特にそれを軽んじて扱う意を表す。否定的な表現の中で多く使われる。…なんか。…なんて。「わたしのこと—お忘れでしょう」「金—いるものか」

婉曲に言う意を表す。…でも。…なんか。「お茶召しあがりませんか」「今インフレに—なったら大変だ

「そこ近くゐて物—うち言ひたる、いとをかし」〈・四〉

引用句、または文を受けて)それが大体の内容であることを表す。…というようなことを。「断る—とは言っていられまい」→なぞ(副助) →なんぞ(副助) →なんか

「心あてに、それか、かれか、—問ふなかに」〈源・帚木


ら【等】

読み方:ら

接尾

人を表す名詞代名詞などに付く。

複数で、一つとどまらないこと、その他に同類があることの意を表す。「君—」

藤原のときざね、のすゑひら、長谷部のゆきまさ—なむ御館(みたち)より出でたうびし日より」〈土佐

謙遜(けんそん)または蔑視の意を表す。「私—」「お前—」

「憶良—は今は罷らむ子泣くらむそれその母も吾を待つらむぞ」〈万・三三七

親愛の意を表す。

「かもがと我(わ)が見し子—かくもがと我(あ)が見し子に」〈記・中・歌謡〉

名詞に付く。

語調整える。「野—」

豊国の企救(きく)の高浜高々に君待つ夜—はさ夜更けにけり」〈万・三二二〇〉

事物おおよそに示す意を表す。「今日—」

「この男の友だちども集まり来て、言ひなぐさめなどしければ、酒—飲ませけるに」〈平中・一

指示代名詞付いて事物方向・場所などをおおよそに示す意を表す。「あち—」「ここ—」「いく—」

「山ならねども、これ—にも、の経(へ)あがりて」〈徒然八九

形容詞語幹擬態語などに付いて、その状態であるという意の名詞または形容動詞語幹をつくる。

「あなみにく賢(さか)し—をすと酒飲まぬ人をよく見ばにかも似る」〈万・三四四

「浜に出で海原見れば白浪八重折るが上に海人小舟はら—に浮きて」〈四三六〇〉

→達(たち)[用法]


【英】Iso-[Equi-]
読み方:とう

等しいことを表す接頭語

読み方
ひとし

その他

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/17 10:22 UTC 版)

その他(そのた、そのほか)は、特定の事柄以外のものを一つにまとめて指す語。

統計の際、どの分類項目にも属さない事項をまとめて「その他」とすることがあり、この項目はバスケット項目と呼ばれる[1]

名前が挙げられた7ヶ国以外の国が白色の「その他」の項目にまとめられているグラフの例

多くのヨーロッパ言語やその影響を受けた言語では、ラテン語et cetera(エト・ケーテラ)の略字である etc. や &c. が使われることが多い。日本語では「エトセトラ」と読む。ラテン語で et は「および」、cetera は「残り」を意味する。

日本の法令

法令用語では「その他の」の後には前に列挙されたものを包括する概念を述べ、「その他」の後には単に列挙に並列する概念を述べるとされる。ただし、「の」の重複を避けるために「その他の」を使わないこともある[2]

接尾辞として、「など」または「等(とう)」を用いることもある。法令以外の公用文では平仮名の「など」を用い、「等」は用いない。

解釈

歴史上の事典目録で「その他」(: miscellaneous)というカテゴリーに分類されたものを吟味することによって、編纂当時の体系に収まらなかったものが何かが分かるので、知識体系の歴史を知る手がかりになるとピーター・バークは示唆した[3]

関連項目

脚注

  1. ^ 統計委員会統計基準部会での指摘事項と対応一覧(前回部会 回答分まで)、第7回統計基準部会配布資料、資料1-2、総務省、2009年、pp. 6, 15。
  2. ^ 『法令用語辞典第9次改訂版』学陽書房、2009年(平成21年)
  3. ^ ピーター・バーク『知識の社会史 : 知と情報はいかにして商品化したか』新曜社、2004年、p. 161。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 19:07 UTC 版)

ムーンライト・シャドウ (吉本ばなな)」の記事における「等」の解説

さつきの恋人

※この「等」の解説は、「ムーンライト・シャドウ (吉本ばなな)」の解説の一部です。
「等」を含む「ムーンライト・シャドウ (吉本ばなな)」の記事については、「ムーンライト・シャドウ (吉本ばなな)」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 13:38 UTC 版)

発音(?)

助詞

  1. などトウ例示列挙を表す。

接尾辞

  1. トウ順位等級
    、上、特

熟語

ひとしい
順位

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「等」の例文・使い方・用例・文例

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