田光沼とは? わかりやすく解説

田光沼

読み方:タッピヌマ(tappinuma)

所在 青森県西津軽郡車力村


田光沼

読み方:タッピヌマ(tappinuma)

所在 青森県

水系 岩木川水系


田光沼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/30 06:02 UTC 版)

田光沼

田光沼周辺の空中写真。
2014年6月22日撮影。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
所在地 青森県つがる市
位置 北緯40度54分36秒 東経140度21分53秒 / 北緯40.91000度 東経140.36472度 / 40.91000; 140.36472座標: 北緯40度54分36秒 東経140度21分53秒 / 北緯40.91000度 東経140.36472度 / 40.91000; 140.36472
面積 1.25[1] km2
周囲長 5.7 km
最大水深 -- m
平均水深 -- m
貯水量 -- km3
水面の標高 1 m
成因 堰止湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 富栄養湖
透明度 0.9 m
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

田光沼(たっぴぬま)は、青森県つがる市にある堰止湖

概要

津軽平野岩木川西側に平行して北流する山田川の流域にあり、山田川は13キロ下流で十三湖に流入する。縄文海進期から平安時代後期までは古十三湖の一部だったと考えられる、平野西部の三角州性低地に残存した沼沢地である。陸地化後も萱に覆われた湿地帯であったが、津軽藩が着手した上流側からの新田開発と用排水路整備は近代以降も続けられ、現在はほぼ水田に囲まれている。

伝承

津軽一統志』は、高倉明神と岩木権現の争いによる洪水と津波(白鬚水)によって田光沼が生じたとする[2]。多都比姫は岩木山神社の祭神の一つである[3]が、これに関連して「岩木山縁起」(1811)に田光の竜女の岩木山入りに関する伝承がある。[4]

文学

太宰治『津軽』では春の山上からみた湖面を「古代の鏡」と形容している。

脚注

  1. ^ 国土地理院 (2015年3月6日). “平成26年全国都道府県市区町村別面積調 湖沼面積 (PDF)”. 2015年3月8日閲覧。
  2. ^ 長谷川成一(1995)「近世十三湊に関する基礎的考察」『国立歴史民俗博物館研究報告』64.237-255.
  3. ^ 下沢保躬編(1879)『岩木山神社縁起略諺解』(近代デジタルライブラリー蔵)
  4. ^ 小館衷三(1980)『岩木山信仰史』北方新社

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

','','','','','','','','','','','','','','','','','',''];function getDictCodeItems(a){return dictCodeList[a]};

すべての辞書の索引

「田光沼」の関連用語




4
8% |||||

5
8% |||||


7
8% |||||



10
6% |||||

田光沼のお隣キーワード
検索ランキング
';function getSideRankTable(){return sideRankTable};

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



田光沼のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの田光沼 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS