よく‐りゅう〔‐リウ〕【抑留】
抑留
【英】: pipe sticking
同義語: スタック
掘削作業中に、予期しないところで、ドリル・ストリング、ケーシング、チュービングなどが、井戸の中で動かなくなる事故のことをいう。このような事故は、掘進中、ケーシング降下中、ドリル・ストリングの揚降管中、チュービング降下中などの、坑内作業を行っているときに、以下のような原因により発生する。(1) 浸透性の高い地層に対し、坑内の泥水中圧力が地層圧よりも高いため、ドリル・ストリング、ケーシングなどが坑壁に吸い付けられる。これを差圧抑留(differential pressure sticking)という。(2) 特に傾斜井において、坑壁に形成されたキー・シートに、ドリル・ストリングやケーシングがはまり込んでしまう。(3) 坑壁の不安定により、坑径が狭くなっている部分に、各種ストリングがはまり込んでしまう。(4) 坑壁の崩壊が激しいために、ドリル・ストリングが抑留される。(5) チュービングの場合は、パッカーが外れなくなり、抑留されることがある。これらの抑留の原因は数多くあげられるが、掘削技術者はあらゆる原因を考慮して仕事を進め、抑留事故が発生したらすぐに対応策を立てられるように、いろいろな種類、サイズの採揚器を準備しておかなければならない。 |
スタック
抑留 Stuck Pipe
抑留
抑留
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/12 04:44 UTC 版)
1941年12月7日の日本軍の真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争(太平洋戦争)のさなかの1942年、日系カナダ人も拘留された。総数20,881人、そのうち75%がカナダ国籍を所持していた。当時、アメリカでも同様の事態が起こった。 戦後、日系カナダ人の財産、不動産は没収され、連邦政府はロッキー山脈以東の地域への移住、又は日本帰国を命じた。その後1970年代後半から1980年代、日系カナダ人抑留に関する記録が公開され、1983年から全カナダ日系人協会(NAJC)によって、損害賠償を請求する運動が開始された。NAJCは、抑留によって生じた経済的な損失を算出すべく、プライスウォーターハウスクーパースにその業務を委託し、1986年に抑留時に4億4,300万ドルの損失があったことを訴えた。この運動は、リドレス運動(redress movement)と呼ばれる。 1988年9月22日、 ブライアン・マルルーニー首相は損害賠償を行うことを決定(1人につき、21,000ドル)。賠償終了の1993年、約18,000人の抑留された生存者があった。 「日系人の強制収容#カナダ」も参照
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抑留
出典:『Wiktionary』 (2021/09/23 13:33 UTC 版)
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