【外燃機関】(がいねんきかん)
機械外部で燃料を燃焼させて動力を取り出す機関。
そのほとんどは、蒸気機関や蒸気タービンなど、ボイラーで水蒸気を作ってそれを動力とする機関である。
(例外として、シリンダーに密封された気体を加熱・冷却して動力を得るスターリングエンジンが存在する)
艦船のエンジンや発電所(汽力発電)等で使われている。
関連:内燃機関
外燃機関
熱機関は作動流体を介して熱エネルギーを機械的仕事に変換する装置であるが、作動流体の加熱方法によって内燃機関と外燃機関に分けられる。外燃機関には蒸気機関、蒸気タービン、スターリングエンジンなどがあり、燃焼炉や原子炉などエンジンの外部で発生させた熱エネルギーを、熱交換器などを介して作動流体に与えて作動させる。外燃機関の特徴は熱源の種類を問わず対応できることであり、各種燃料の燃焼熱、原子力、地熱、太陽熱、液化天然ガスの極低温など、温度差を生じさせることができればどのような熱源でも利用可能である。
参照 内燃機関、熱機関外燃機関
外燃機関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 03:11 UTC 版)
詳細は「外燃機関」を参照 外燃機関は、熱交換器により熱源の熱を作動ガス(作動気体)に与え、この作動ガスがピストンを押す・タービンを回転させるなどの仕事をするものである。代表的な実用例である蒸気機関車では熱効率10 %程度と効率のよい物ではないが、発電所の汽力発電系では40 %弱の効率を引き出している。なお理論的には、スターリングエンジンはカルノーサイクルに最も近い効率を引き出すことができる。作動流体と熱源・燃料が分離されているという原理から、熱源・燃料については、液体(重油)・固体(石炭・薪など)・原子力・太陽熱・廃熱などなど、自由度がある。
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