トレドとは? わかりやすく解説

tread

別表記:トゥレッド、トレド

「tread」とは・「tread」の意味

「tread」とは、足を踏み入れる、歩く、踏むといった意味を持つ英単語である。過去形は「trod」、過去分詞は「trodden」または「treaded」となる。また、名詞としても使用され階段一段タイヤの溝、歩行機の歩行部分などを指すことがある

「tread」の発音・読み方

「tread」の発音IPA表記で /tréd/ である。アクセント第1音節に置かれる日本語では「トゥレッド」「トレド」などと表記される

「tread」の語源・由来

「tread」は、古英語の「tredan」に由来し、「歩く」「踏む」といった意味を持っていた。さらに遡ると、インド・ヨーロッパ語族語根「*der-」が語源であるとされる

「tread」の類語

「tread」の類語には、step, walk, trample, stomp, marchなどがある。これらの単語は、歩く、踏むといった意味で使われるが、ニュアンス使用場面異なことがある

「tread」を含む用語・関連する用語

「don't tread on me」とは

don't tread on me」は、自由を求めアメリカ歴史的なスローガンであり、踏まれることを拒む意味が込められている。独立戦争時代使用され、現在でもアメリカの自由を象徴する言葉として知られている。

「tire tread」とは

tire tread」は、タイヤ表面にある溝のことを指す。これらの溝は、路面との摩擦高めることで安定した走行可能にし、や泥などを排除する役割がある。

「tank treads」とは

tank treads」は、戦車履帯を指す言葉である。履帯は、戦車様々な地形移動する際に安定性機動性確保するために使用される

「tread(スラング)」とは

「tread」は、スラングとして使用されることがあり、特定のコミュニティ文化において独自の意味を持つことがある例えば、スケートボード文化では、滑走面の摩耗を指すことがある

「tread water」とは

「tread water」とは、水中で足を動かして体を浮かせることを指す。水泳ライフセービング技術一つであり、疲労抑えながら水中待機することができる。

「a tread」とは

「a tread」とは、階段一段を指す言葉である。階段構成する部分のうち、足を踏み入れる平らな部分を指す。

「tread」の使い方・例文

1. He treaded carefully on the icy sidewalk.(彼は氷で滑る歩道慎重に歩いた。)
2. The hikers trod on the narrow mountain path.(ハイカーたちは狭い山道を歩いた。)
3. The cat treaded softly on the grass.(草の上静かに歩いた。)
4. The protesters were chanting ""Don't tread on me!""(抗議者たちは「私たち踏みつけるな!」とシュプレヒコール上げていた。)
5. The tire tread was worn out and needed to be replaced.(タイヤの溝がすり減っていて交換必要だった。)
6. The tank treaded through the rough terrain with ease.(戦車荒れた地形容易に進んだ。)
7. The athlete treaded water while waiting for the race to start.(選手レースが始まるのを待ちながら水中で足を動かしていた。)
8. The old staircase had a broken tread.(古い階段には壊れた段があった。)
9. The worker trod on a nail and injured his foot.(作業員は釘を踏んで足を負傷した。)
10. The elephant trod through the jungle, crushing plants underfoot.(象はジャングル歩き足元植物押しつぶした。)

トレド【Toledo】

読み方:とれど

[一]スペイン中央部都市タホ川に臨む。西ゴート王国首都として、またイスラム時代の8〜11世紀繁栄画家エル=グレコの家アルカサルの城などがある。1986年古都トレド」の名で世界遺産文化遺産)に登録された。

[二]米国オハイオ州北西部都市エリー湖南西岸に位置しミシガン州との州境に近い。良港恵まれ、積出港として発展ガラス工業が盛ん。トレド大学ガラス工芸品を収蔵するトレド美術館がある。

トレドの画像
トレドの町なみ
トレドの画像
トレド西端太陽の門

トレド(スペイン)

トレド

トレドはマドリッドから南へ70キロところにある県及び市で、スペイン古都として知られています。1986年トレド大聖堂など旧市街全域歴史地区としてユネスコ世界遺文遺産登録されました。街全体中世そのままの姿で保存されているうえ、新しい建物周囲の環境調和するよう工夫なされてます。画家グレコ16世紀にトレドに魅せられ、トレドの景観描き続けました今日のトレドの景観比べてみてもあまり違わないほど、街の美しさとその保存には定評あります


トレド

作者平塚壮吉

収載図書トレド
出版社文芸社
刊行年月2004.1


トレド

名前 Toledo; Toletus

トレド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 04:50 UTC 版)

Toledo

  


ビサグラ新門
 カスティーリャ=ラ・マンチャ州
 トレド県
面積 231.76 km²
標高 529m
人口 83,334 人 (2014年[1]
人口密度 359.57 人/km²
住民呼称 toledano/-a
自治体首長
(2015年)
Milagros Tolón Jaime
PSCM-PSOE[2]
議会構成 [2] PSCM-PSOE:9
PPCM:9
Ganemos Toledo:4
C's:3
守護聖人 San Ildefonso、Santa Leocadia
Toledo
スペイン内トレドの位置
Toledo
トレド県内トレドの位置

北緯39度52分0.8秒 西経04度01分45.9秒 / 北緯39.866889度 西経4.029417度 / 39.866889; -4.029417座標: 北緯39度52分0.8秒 西経04度01分45.9秒 / 北緯39.866889度 西経4.029417度 / 39.866889; -4.029417
トレド公式サイト

トレドToledo)はスペインカスティーリャ=ラ・マンチャ州ムニシピオ(基礎自治体)。カスティーリャ=ラ・マンチャ州の州都であり、トレド県(人口約60万人)の県都である。マドリードから南に71kmの距離で、タホ川に面する。

かつての西ゴート王国の首都であり、中世にはイスラム教ユダヤ教キリスト教の文化が交錯した地である。「町全体が博物館」と言われ、タホ川に囲まれた旧市街は世界遺産に登録されている[3]。また、ルネサンス期のスペインを代表するギリシア人画家のエル・グレコが活躍した町としても有名。金銀細工の伝統工芸品「ダマスキナード」がある[4]

歴史

先史時代から人が住んでおり、ローマの領地となってからは「トレトゥム」と呼ばれた。西ゴート王国イベリア半島を支配したのち、560年にアタナヒルド王によって首都とされた。トレドでは400年に第1回トレド教会会議が開かれていたが、西ゴート時代にもたびたび教会会議が開かれた。これによりトレド司教座の権威が高まり、イベリア半島全体の首座大司教座(トレド大司教英語版)となった。

711年ウマイヤ朝の指揮官ターリク・ブン・ジヤードによって征服され(グアダレーテの戦い英語版)、イスラム支配下に入った。1031年後ウマイヤ朝が崩壊すると、タイファ諸国の1つトレド王国の領域となった。1085年カスティーリャ王国による長期の包囲ののちトレドは降伏し、アルフォンソ6世5月26日にトレドに入城した。1086年10月23日サグラハスの戦いムラービト朝ユースフ・イブン・ターシュフィーン英語版が率いるイスラム軍の救援部隊の前にアルフォンソ6世は敗走したものの、カスティーリャはムラービト朝の攻撃からトレドを守り抜いたため、トレド征服はレコンキスタの節目の1つとなっている。

歴代のトレド大司教は首座大司教の権利を他の大司教と争いながら、トレド教区の発展に尽くした。特に1209年から1247年まで大司教だったロドリゴ・ヒメネス・デ・ラダはレコンキスタとカスティーリャ文化の発展に生涯を捧げ、1212年ナバス・デ・トロサの戦いに向けてキリスト教諸国を和睦で結集させ自らも参戦、戦後もレコンキスタで占領した土地をトレドに組み入れ、モスクを教会に転用する活動も行った。文化面でも功績を残し、トレド翻訳学派と呼ばれる学者集団を支援、古代文献をアラビア語からラテン語に翻訳する彼等の活動を奨励、自らも1226年トレド大聖堂建設を始め、1243年年代記『ゴート史』を書き残した[5]

12世紀から13世紀に活動したトレド翻訳学派は他宗派の学者集団からなり、イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒の共同作業によって、古代ギリシア・ローマの哲学・神学・科学の文献がアラビア語からラテン語に翻訳された。この成果が中世西ヨーロッパの12世紀ルネサンスに大きな刺激を与えた[6]。とりわけ、トレド出身であるカスティーリャ王アルフォンソ10世はラダに続いて翻訳を奨励、アラビア語のラテン語翻訳からカスティーリャ語(現在のスペイン語)翻訳に移り変わり、後にカスティーリャ語が公用語に定着していった。トレド翻訳学派の拠点はアルフォンソ10世の支援で広がり、セビリアムルシアにも翻訳研究の学校が設立された[7]

トレドは鉄製品[8]、特に剣の生産で有名となり、現在でもナイフなど鉄器具の製造の中心地である。トレド征服以降、カスティーリャ王国やスペイン王国は定まった首都を持たず、トレドは一時的な宮廷の所在地であった。1561年、フェリペ2世がトレドからマドリードに宮廷を移すと、マドリードが首都として確定し、トレドはゆるやかに衰退を始め、現在に至っている。

エル・グレコによる『トレドの情景』

1577年ごろギリシア人の画家エル・グレコがトレドに定住し、1614年に没するまで数々の傑作を残した。19世紀以降にエル・グレコは重要な画家として再発見され、現在ではトレドとエル・グレコは結び付けられて語られるようになった。

トレドのアルカサルは、19世紀から20世紀には有名な軍学校として使われた。1936年、スペイン内戦の初期に、共和国軍によってフランコ軍の守備隊に対するアルカサル攻囲戦(en)が行われた。

トレド全景

人口

トレドの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[9]、1996年 - [10]

名所

トレド大聖堂
  • トレド大聖堂 - 1226年にフェルナンド3世の命により建築が開始され、1493年に完成したゴシック様式のカテドラル。聖具室にはエル・グレコの『聖衣剥奪』や『十二使徒』などの絵画が飾られている。
  • アルカサル - ローマ時代に宮殿があった場所で、アルフォンソ6世やアルフォンソ10世の時代に改築され、16世紀に今の形になった。
  • エル・グレコ美術館(Museo de El Greco) - エル・グレコのアトリエが再現されている。『トレドの景観と地図』などの作品が展示されている。
  • サント・トメ教会(Iglesia de Santo Tomé) - モスクを14世紀に改装したもの。エル・グレコの代表作『オルガス伯の埋葬』を所蔵している。
  • トランシト教会(Sinagoga del Tránsito) - 14世紀に建てられたムデハル様式シナゴーグ。現在はセファルディム博物館となっている。
  • サンタ・マリーア・ラ・ブランカ教会 (Santa María la Blanca) - トランシト教会と同様にムデハル様式のシナゴーグ。12~13世紀に建てられた。馬蹄型アーチなどイスラム建築の様式を示す。
  • サン・フアン・デ・ロス・レージェス修道院 (Monasterio de San Juan de los Reyes) - 15世紀末、トロの戦いの勝利を記念してカトリック両王の命で建てられた。ゴシックとムデハル様式が混合したイサベル様式の典型。
  • エル・クリスト・デ・ラ・ルス(Cristo de la Luz) - 1000年ごろに建てられたモスク「ビーブ・マルドン」がキリスト教の「光のキリスト聖堂」に転用されたもの。
  • サンタ・クルス美術館(Museo de Santa Cruz) - 元はイサベル1世が完成させた慈善施設。エル・グレコの『聖母被昇天』などが展示されている。
  • タベーラ病院(Hospital de Tavera) - 内部には教会や美術館がある。エル・グレコの作品がいくつも展示されている。名称は建設を命じた枢機卿のち大司教にちなむ[11]
  • プエルタ・デル・ソル(Puerta del Sol、太陽の門) - 13世紀のムデハル建築。
  • ローマ劇場跡 - 壁外にあり、現在は公園。ローマ帝国の中でも最大級と紹介されている[12]

世界遺産

古都トレド
スペイン
プエルタ・デル・ソル
英名 Historic City of Toledo
仏名 Ville historique de Tolède
登録区分 文化遺産
登録基準 (1)(2)(3)(4)
登録年 1986年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

1986年、トレド大聖堂など旧市街全域が古都トレドとしてユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録された。現代化をまぬがれ、古代ローマから西ゴート王国、後ウマイヤ朝、スペイン黄金時代といった2千年紀にわたる文明の痕跡を残していること、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教による異文化の混合がムデハル建築に示されていることなどが評価された(ICOMOSの勧告書)。

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

交通

マドリードから中距離高速鉄道AVANTが直通しており、30分で結ばれる。1日約10便。

姉妹都市

ギャラリー

参考文献

  • 『地球の歩き方 スペイン 2015~2016年版』ダイヤモンド・ビッグ社、2015年、P120 - P125。
  • 『わがまま歩き スペイン』(第10版第1刷)ブルーガイド、2015年、P118 - P128。
  • 『新訂増補 スペイン・ポルトガルを知る事典』平凡社、2001年、P231 - P233。
  • 『世界遺産を旅する2 スペイン・ポルトガル・モロッコ・チュニジア』近畿日本ツーリスト、1997年、P73 - P74。
  • 『世界の歴史と文化 スペイン』新潮社、1992年、P80 - P82。
  • D.W.ローマックス著、林邦夫訳『レコンキスタ 中世スペインの国土回復運動刀水書房、1996年。
  • 芝修身『古都トレド 異教徒・異民族共存の街昭和堂、2016年。

脚注

  1. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero” (スペイン語). INE(スペイン国立統計局). 2015年10月15日閲覧。
  2. ^ a b Corporación Municipal” (スペイン語). Ayuntamiento de Toledo. 2015年10月15日閲覧。
  3. ^ 『名景世界遺産 水辺編』パイインターナショナル、2014年、69頁。ISBN 978-4-7562-4525-0 
  4. ^ Toledo
  5. ^ ローマックス、P135、P173 - P174、P190、P195、P200、P213 - P214、芝、P168、P121 - P127。
  6. ^ 文学関係では、ドイツ中世の詩人ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ (Wolfram von Eschenbach, 1160年/1180年頃 - 1220年頃またはそれ以降)は、その聖杯騎士物語『パルチヴァール』において、彼の典拠とした物語の由来は、トレドで発見されたアラビア語の書物にまで遡ると記している。- ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『パルチヴァール』(加倉井粛之、伊東泰治、馬場勝弥、小栗友一 訳) 郁文堂 1974年 ISBN 4-261-07118-5。改訂第5刷 1998年、242頁上、453詩節。
  7. ^ 芝、P121、P129 - P131、P139 - P140。
  8. ^ エッシェンバッハは『パルチヴァール』において、主人公と一騎討をする騎士の楯は彼のためにトレドで製作され、その金属部分(縁の金輪と中央の盛り上がった部分)は特に頑丈に造ってあったと記している。- ヴォルフラム・フォン・エッシェンバハ『パルチヴァール』(加倉井粛之、伊東泰治、馬場勝弥、小栗友一 訳) 郁文堂 1974年 ISBN 4-261-07118-5。改訂第5刷 1998年、136頁下、261詩節。
  9. ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
  10. ^ Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
  11. ^ P.4に記載あり。(日本語版)『スペイン トレド』(プレスリリース) スペイン政府観光局 (日本語)、2011年。「建築を命じたタベラ枢機卿」 
  12. ^ P.20に記載あり。(日本語版)『スペイン トレド』(プレスリリース) スペイン政府観光局 (日本語)、2011年。「ローマ市に残る大劇場と並び称されていた」 

関連項目

外部リンク


トレド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/12 10:42 UTC 版)

メタルマックス3」の記事における「トレド」の解説

ギンスキーの命により、コーラ連れ戻しに来たハンターフリーランスモンスターハンターだが、おもにギンスキーからの依頼中心に活動している。ゼイン同郷で、煮えカカシ創設メンバーでもある。イヴリン惚れていたが、彼女がゼイン一筋であることに加え当のゼインがかつて死んだ恋人忘れられイヴリン見向きもしなかったために大喧嘩となり、煮えカカシ抜けた

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