トキソイド【toxoid】
トキソイド [Toxoid]
トキソイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 14:37 UTC 版)
トキソイド(英: toxoid)は、外毒素をホルマリンなどで処理することにより、免疫原性を有した状態でその毒性を消失したもの。類毒素とも呼ばれる。不活化ワクチンの一種であるとされることもあるが、不活化ワクチンが病原体そのものを対象とするのに対して、トキソイドは細菌の外毒素を対象とするものであり、両者は異なる概念であるとされることもある。破傷風、ジフテリアの予防に利用される。
関連項目
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4-88500-610-4
- 東匡伸、小熊惠二編集 『シンプル微生物学 改訂第3版』 南江堂 2000年 ISBN 4-524-22057-7
- Michael T. Madigan他著 室伏きみ子他監訳 『Brock微生物学』 オーム社 2003年 ISBN 4-274-02488-1
外部リンク
- 「ワクチンってな~に?」~ワクチンの種類についての説明 - 予防接種に関するQ&A集
- 予防接種情報 - 厚生労働省
- 予防接種情報 - 国立感染症研究所
- 主なワクチン - 海外勤務健康センター 研究情報部
- 海外渡航者向け予防接種機関検索 - 厚生労働省成田空港検疫所
- Know VPD! - NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会
トキソイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 22:55 UTC 版)
「トキソイド」も参照 ある病原体の産生する毒素のみを予め抽出して、ホルマリンなどで処理し、毒性を抑えて抗原性のみを残したものを人体に接種し、その毒素に対する抗体を作らせるもの。病原体そのものを攻撃する抗体を作らせるわけではないので、厳密にはワクチンに含めないという考え方もある。
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「トキソイド」の例文・使い方・用例・文例
- ジフテリアトキソイド
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