抗凝固薬とは? わかりやすく解説

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抗血液凝固薬

読み方:こうけつえきぎょうこやく
別名:抗凝固薬

血液凝固阻止する作用をもった薬物

抗血液凝固薬を用いることで、血液凝固阻害することができる。このため血栓症などのような血液凝固によって引き起こされる疾患予防改善用いられる

また、人工透析などで血液体外に出す際、血液凝固しないようにする目的でも、抗血液凝固薬が用いられている。

抗血液凝固薬の例としては、ヘパリンやワルファリンなどを挙げることができる。ヘパリン皮下注射で、ワルファリンは内服によって投与される

こうぎょうこ‐やく〔カウギヨウコ‐〕【抗凝固薬】

読み方:こうぎょうこやく

抗凝固剤」に同じ。


抗凝固薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 04:45 UTC 版)

抗凝固薬(こうぎょうこやく)は、血液凝固を阻害する薬物である。




「抗凝固薬」の続きの解説一覧

抗凝固薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/28 02:46 UTC 版)

プロトロンビナーゼ」の記事における「抗凝固薬」の解説

第Xa因子阻害トロンビンの活性化防止し血栓形成防止する。そのため、第Xa因子はいくつかの抗凝固薬の直接的または間接的な標的となっている。例えば、フォンダパリヌクス第Xa因子の間接阻害薬である。フォンダパリヌクスアンチトロンビンIII結合し第Xa因子阻害活性化するフォンダパリヌクスアンチトロンビンIII第Xa因子対す親和性強化しその結果アンチトロンビンIII第Xa因子対す阻害効果300倍に増加するアンチトロンビンIII第Xa因子結合した後、フォンダパリヌクス解離し他のアンチトロンビン活性化する第Xa因子間接的に阻害する他の薬剤としては、イドラパリヌクス(英語版)がある。イドラパリヌクスもアンチトロンビン結合するが、その親和性フォンダパリヌクス比較して30倍強い。イドラパリヌクスはフォンダパリヌクス比較して半減期長いため、フォンダパリヌクス毎日皮下注射を行う必要があるのに対し、イドラパリヌクスは週毎の投与が可能である。 リバーロキサバンアピキサバン直接第Xa因子阻害薬である。リバーロキサバンアピキサバンは、プロトロンビナーゼ複合体中であるか遊離型であるかに関係なく、第Xa因子活性部位結合する。これらの直接第Xa因子阻害薬は、直接トロンビン阻害薬であるダビガトラン同様に経口投与が可能である。 フォンダパリヌクスリバーロキサバンアピキサバンダビガトランエドキサバンは現在FDAの承認受けた抗凝固薬として利用されている。イドラパリヌクスの開発中止されている。

※この「抗凝固薬」の解説は、「プロトロンビナーゼ」の解説の一部です。
「抗凝固薬」を含む「プロトロンビナーゼ」の記事については、「プロトロンビナーゼ」の概要を参照ください。

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