緋弾のアリアⅤ 序曲の終止線 [★]
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東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジの前に、犯罪組織『イ・ウー』のリーダーである『教授』がついに姿を現した。しかし、その人物はアリアにとって、かけがえのない大切な「あの人」で――。キンジに銃を向けるアリア、避けられない運命、二人の前に立ちはだかるのは全てを予知する力――『条理予知』。それはまだ始まりの終わり、舞い戻る日常、新たなる敵――。大スケールアクション&ラブコメディー第5弾!!
ごめん、ちょっとこれは正直読むの辛くなってきた。
あんだけつええつええ言われてたイ・ウーの面々がいて、その頂点たる『教授』があんな特攻でやられて、『緋弾』としてのアリアが目覚めてその力が云々だとさんざん聞かされて、正直「ええ……」って感じだった。4巻なんだったんだよ……これ茶番だろ……。2巻のジャンヌ戦がかわいくみえる。というか正直ここまでバトル要素詰め込まなくてもよかった気がするんですが。
そんでこれで「まだ」序章だっていうんだから、もうついて行ける気がしない。ここでレキがやってくれるのか。
せっかくの山場だったのにバトルも全然燃えなかったし、というか一旦負けて仕切り直すとかならまだよかったんだけど、急ぎすぎなんじゃないですかね色々。だからアリアと袂を分かちそうだったところも全然きゅんとこなかったんだけど。
ただその後の白雪の妹だとかサッカーのお話だとか、ぎりぎりのところで留年が危ぶまれていたキンジの単位を取り戻すところは普通におもしろかったんですけどね。
超展開を楽しむってしても限界はありますし、ちょっと次巻の購入は保留するかもしれません。
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