影≒光 突破編 [★★]
影・光 シャドウ・ライト 突破編 (影・光 シャドウ・ライトシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) 影名 浅海 植田 亮 集英社 2010-12-25 売り上げランキング : 7580 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ミンティを連れて学院に向かっている光輝たち一行は途中、“花の街”ハロゲイトに到着する。いつものように御影とルーシーが光輝の主導権を争う中、ひとりミンティだけが浮かない顔をする。そうハロゲイトはミンティにとって忘れられない街だった――。ひとつのリボンがミンティ・ジュエル・ベルタの三人を結びつけ、絡み合った三者のわだかまりを陰陽師の双子の姉弟が解きほぐす……。
三年半ぶりの新刊!! 待ってました。本当に待っていました。
この作品はですねえ、私が高校生のときから読んでて思い入れ深い作品でしてね……。さすがにもう新刊は望めないと思っていたのですが、刊行予定にこれが上がってきたときには本当に嬉しかったですね。
というわけでキャラとか展開とか色々忘れていたりした部分もあるのですけども、やっぱり懐かしいなあって思いのほうが大きかったですね。光輝に御影、あとはルーシーとか「そうそうこういうやつだった」って思いながら読んでいました。ルーシーは相変わらずぶきっちょといいますか、まったくデレないといいますか、まあそこが微笑ましい部分ではあるんですけども! なんだかんだでこの姉弟ラブラブだからな……。
ミンティ、ジュエル、ベルタの因果問題もこの姉弟がすんなり解決! まあ根に持つ性格のベルタが意外にもまだ聞き分けがあったことに救いがあったんだろうか。ぶっちゃけ言えばジュエルと対峙しているところとか「まだためらってたんだ……」って思ってたほどですからね。まあ血を見ないに越したことはないので良かったと思います。ベルタがミンティを送り出すところも良かったし。
というわけで展開も熱いしで色々懐かしさに当てられながらの楽しい読書でした。
完全復活とか書いてあるし、もう一年以上待つってことはないんですよね……?
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影・光 シャドウ・ライト 突破編 (影・光 シャドウ・ライトシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫 か 10-6) 作者: 影名浅海,植田亮 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2010/12/25 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 2回 この商品を含むブログ (8件) を見る 「三年ぶりだけ
2011-01-12 23:14 :
愛があるから辛口批評!
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