プラナス・ガール3
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絆ちゃんは本当にかわいいなあ。こんなにかわいいんだから女の子なはずがないよな。
コミックス派であるがため半年くらい待たされたのに、物語自体には進展という進展はないのだけれど、正直それでもいいんじゃないか感がすごい。というか本当に終始学園で起こるイベントの事あるごとに、絆ちゃんと槙くんがいちゃついているだけ。なんだけど! そうなんだけど! なんなんだろうこのニヤニヤ感は! もう二人のいちゃいちゃには慣れてるはずのに。これはもういい意味のマンネリになってもらいたいと思う。そう大丈夫だ、問題ない。
偽装デートの話があるのだけれど、あれって突き詰めれば野郎三人でショッピングしているってことなんだよね。
そうやって冷静に考えるとふつうは憐れみの気持ちが出てくるはずなのに、槙くんいつにも増してワイルド系イケメンになってたり、絆ちゃんはちょっとだけ露出多くていつにも増して大胆になっていたり、あれなんだろう勝手に拳が壁にめり込んだぞ。
と、通常の感覚が麻痺するくらいにはまんまデートじゃんこれ!! って思ってしまう。どう見ても完全にカップルですありがとうございました。やべえ、ふつうに羨ましいって思っちゃった。
ここまできても「藍川絆は自称男子。ただし誰も確かめたことがない」という不明瞭かつ曖昧な境界線の存在のおかげで、絆ちゃんの性別が揺らいでおります。もうこれだけは絶対なこだわりなんだろうなあ、って思ったけど最後の胸タッチの回がそれを突き崩しそうだった気がする。まあなんか槙くんがヘタレなおかげで流れたっぽいけど。性別不詳でもそこがキャラクターを引き立てているし、読者としてもこの境界線は今後も崩してほしくないですね。
あと遅まきながら絆ちゃんが女子の制服着てることは教師も公認なんだなってわかった。
読み終わってしまうのがあっという間だったけど、今回もニヤニヤ楽しむことができました。
どうすればこんな子に懐かれるんだろう……。
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