緋弾のアリアⅦ 火と風の円舞 [★]
緋弾のアリアⅦ 火と風の円舞 (MF文庫J) 赤松中学 こぶいち メディアファクトリー 2010-08-21 売り上げランキング : 130 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
東京武偵高校、そこは武力を行使する探偵――通称『武偵』を育成する特殊な学校。強襲科の超エリートでSランクの最強武偵・アリアのパートナーに選ばれてしまった(普段は)ただの一般人・遠山キンジは、戦闘不能におちいったレキを京都に残し、東京への帰路についていた。アリアとの仲も修復できていない……そんな状態の中、再び『万武』の魔の手が迫り――。理子の座席に仕掛けられた『加速爆弾』によって暴走特急と化した列車を舞台に、アリアとキンジの超高速リベンジバトルが始まる!そして舞い降りる、一陣の風――。大スケールアクション&ラブコメディー第7弾!!
前回敵で出てきた万能中華娘は三つ子だったのか、というオチ。しかもイ・ウーに絡んでたやつだっていうし。
一人であの能力だったらまさに怖いものなしな強さだったと思うけど、これなら話は別。超高速で走る新幹線での戦いは見ものでした。まあ、いつも通りありえん技もいっぱい出てきますけどね。それにしてもヒスったキンジは相変わらずタラシですなあ。カッコいいのは否めないんだけどね。
この戦いを経てようやくチーム結成が成り立ったわけですけども、ジャンヌいないのな……。
まあその代わり前回同様レキに焦点が当たっていたし、ようやく人間らしい感情もでてきて微笑ましいことです。アリアとも仲直りできたし、サブタイとのマッチングの余韻もいい。ようやっとレキもヒロインらしくなってきたってもんです。
そして終盤はヒスってないのにキンジがタラシ……だと……。思わず敬語になっちゃうアリアには思わず「かわいい」と漏らしてしまった。
にしても次巻はまたキナ臭いことになりそう。イ・ウーが消えたいま、再び覇権争いが繰り広げられるのは必須であるからして、またびっくり人間のオンパレードになりそうだな。
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