零崎双識の人間試験 [★]
零崎双識の人間試験 (講談社ノベルス) 西尾 維新 take 講談社 2004-02-05 売り上げランキング : 3693 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
「零崎一賊(ぜろざきいちぞく)」――それは“殺し名”の第3位に列せられる殺人鬼の一族。その長兄にして切り込み隊長、“二十人目の地獄”にして奇怪な大鋏“自殺志願(マインドレンデル)”の使い手、息をもつかせぬ波乱の向こう側に双識を待つものは……!? 新青春エンタの最前線がここにある!
戯言シリーズの番外編、零崎一賊に視点を当てた人間シリーズもついに読み始めました。
あんまり順番関係ないらしいんだけど、まあ順当に刊行順に読んでいこうかなという次第です。
相変わらずクセの強いキャラがたくさん出てきますが、中でも普通の女子高生のはずの無桐伊織が一番の異常者なんじゃないかということを考えてしまった。というか終盤までいくと随分変わるよなこの子。性格はまあ一貫してるんだけど、なんなんだろうね。
あとやっぱり人識くんは最高のキャラだなあと痛感した。
ところどころで例の「あいつ」をにおわす表現もあったことだし、実はこんときから「あいつ」のこと結構気にしてる人識くん萌え。
あとは零崎一「賊」の本当の意味がわかった気がしました。
双識さんいい兄貴だったなあ。限りなく変人の類だったんだけど、終盤になってわかる家族の長兄としての振る舞いが無性に涙を誘う。
コメントの投稿