2008-12-05(Fri)
CHAOS;HEAD #09 拒絶 -rejection-
いよいよ佳境に差し掛かったカオスヘッド。
三者三様の背景が少しずつ明らかに。
妹ちゃんの拉致映像で引いた前回から打って変わってまずは友愛。やはり集団ダイブの被害者の中にいた女の子は友愛の妹でした。友愛は事件を受けて単独で調査していたらしい、ということは組織(NOZOMIやらテンセイシンコウカイやら)の調査員として動いていたわけではない? 個人的調査でネカフェのログまで取っちゃうのはどういうことだ? と思わなくありませんがそういうことにしておきましょう。ここで例の若い刑事が怪しい動きを見せていました。先週の長回しカットと含めてますます怪しいです。
そして第六のニュージェネ事件が発生。今度は先日タクを襲ったドキュン連中が被害者とか。ノータリン事件以降の被害者はタクと関係した者になりいよいよ「将軍」の手が伸びてきている緊迫感が感じられます。さて次の被害者は誰でしょう?
怪しいといえばあやせの入院する病院のメガネ看護婦も怪しいです。あやせの頭痛を「薬の副作用」と告げていますが何か裏がありそうな。
その目だれの目を書いた昔の原稿用紙を裏返すとそこにはラクガキと共に「fun^10×int^40=Ir2」の公式が書かれていました。将軍も書いていたこの公式が何やら一連の事件に関わっているらしい。この作文を書いたのはタクが小学4年の時であり、つまりその頃から無意識のうちに事件に関わっていた? 「常に誰かの視線を感じ続けてきた」というのは気のせいでは無かったようです。
そんな所へ妹ちゃんから入電。「たすけて…」と呟く声をいたずらと感じて軽くスルーしてしまうタクでしたが声の調子を聞けばふざけているように思えないだろうに…。ものすごくイヤーンな予感。
タクたちがあやせを見舞い。梨深は何故かこっそりと離脱して単独にてあやせと密会、何を話しているのか穏やかではない様子です。タクたちはあやせの病室へ到着してもベッドはもぬけの空で枕元に怪しい本が残っているのみ。
はぐれた(?)梨深を探すタクが迷い込んだ白い病棟、通りかかったナースステーションに件の看護婦の姿がありモニタを前に「シンコウの救いあれ…」と呟く姿はじつに怪しい。
タク基地のガサ入れをするセナ&こずピーは例の原稿用紙を見て愕然です。セナの様子を見るとどうやらこの原稿用紙に書かれている内容が様々な事件の発端となっていることが確定?
病院ではあやせの帰還と共に語られるあれこれ。5秒おきに水滴が落ちる拷問っていつの時代の話ですか…。この拷問シーンは真っ暗な背景に白く浮かぶあやせの姿が印象的、虚ろな眼から絶叫を含めてなかなか真に迫った映像でありました。この拷問は以前言っていた精神病院(アークハートメディカル会)で行なわれたもの? 精神的に極限状態まで追い詰めることによって発動するらしいディソード、タクがディソードを手にするためにはまだまだ苦行が続きそう?
見舞いからの帰り道、再び妹ちゃんから「たすけて…」と入電。さすがのタクもヤバいと感じたのか心配する素振りを見せました。遅いって。
一方の友愛&刑事さんはゲロカエルンの店へ。金曜日に新作が発売されるこの店はつまり「週末にGEレートが上がると徳をする」という例の条件に合致します。まあたいていの店は土日に以下略。店へ新作ゲロカエルンを配送してきた「有限会社シンコー」という会社が怪しい? というか「テンセイシンコウカイ」と何か関わりが? そういえば例の看護婦も「シンコウの救いあれ」と言っていましたね。これらの「シンコウ」は共通したものなのだろうか。
帰宅したタク&梨深を出迎えたのは例の原稿用紙を見てテンションが上がり切っているセナであります。そんな所に立ってると下から丸見えですよ(笑
タクに向かってディソードを振り下ろすセナ、対する梨深も普通にディソードを出して迎え撃ちます。ミニスカ少女がファンタジーな剣を振り回している絵面は少々不思議時空でありますがなかなかの迫力を見せます。セナのディソードが梨深の胴体を通過するシーンも面白い効果でした。
さて梨深を抜けてタクと対峙したセナは後に立つ男の姿に唖然。この男って渋谷の街にて「この目だれの目」の看板を持って座り込んでいる人物じゃ?
「どうしようも無かった、私はお前の母さんを生贄に捧げるしか無かった」とセナに告げるその男、話の流れからしてこれはセナの父親でしょうか。以前「この男はタクの将来の姿?」と予想したのですが大ハズレのようですね(笑。セナはその男にディソードを突き刺し、しかしその後優しく抱きしめられて涙目に。。というのは梨深が見せた妄想でした。梨深がこの妄想を送ったということは…梨深はどこまで知っているのやら。何やらこずピーも例の男と知り合いだったようでこの男もかなりの重要人物ですね。まあセナの父親ってことなら重要性は言うまでもありませんが。
さて身を呈してタクを守った梨深は「タクを覚醒させたら大変なことになる」と言っていました。それはつまり「目の前のタク」はこの世界に存在すべき人物ではないということ? その言葉を裏付けるようにタクの帰る家は無くなり、例の白い病棟にて将軍が入った病室には「西條拓巳」のネームプレートが…。やはり将軍はタクの分身? というかパラレルワールドに住まうタクが将軍? それともやはり胡蝶の夢状態なのだろうか。
そういえば将軍を前に梨深は「タクを消す?」と言っていたのに今回は全力で守っていたのは何故でしょう。セナのディソードによって追い詰められたタクの覚醒を防ぐため? ならばその役が梨深に変わったところで結果は同じような気がしますが。
ほぼ全員の背景が明らかになりつつ共通点がちらほらと見えつつ、しかして情報量の詰め込み方が激しいためサラッと見ただけでは理解しにくい作りです。わざとそうしているのでしょうけれどもきちんと収拾付くのかなこれ。井上氏の脚本はホームランか空振り三振かの二択なので残り3話でどちらへ転ぶか楽しみだったり怖かったり。
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三者三様の背景が少しずつ明らかに。
妹ちゃんの拉致映像で引いた前回から打って変わってまずは友愛。やはり集団ダイブの被害者の中にいた女の子は友愛の妹でした。友愛は事件を受けて単独で調査していたらしい、ということは組織(NOZOMIやらテンセイシンコウカイやら)の調査員として動いていたわけではない? 個人的調査でネカフェのログまで取っちゃうのはどういうことだ? と思わなくありませんがそういうことにしておきましょう。ここで例の若い刑事が怪しい動きを見せていました。先週の長回しカットと含めてますます怪しいです。
そして第六のニュージェネ事件が発生。今度は先日タクを襲ったドキュン連中が被害者とか。ノータリン事件以降の被害者はタクと関係した者になりいよいよ「将軍」の手が伸びてきている緊迫感が感じられます。さて次の被害者は誰でしょう?
怪しいといえばあやせの入院する病院のメガネ看護婦も怪しいです。あやせの頭痛を「薬の副作用」と告げていますが何か裏がありそうな。
その目だれの目を書いた昔の原稿用紙を裏返すとそこにはラクガキと共に「fun^10×int^40=Ir2」の公式が書かれていました。将軍も書いていたこの公式が何やら一連の事件に関わっているらしい。この作文を書いたのはタクが小学4年の時であり、つまりその頃から無意識のうちに事件に関わっていた? 「常に誰かの視線を感じ続けてきた」というのは気のせいでは無かったようです。
そんな所へ妹ちゃんから入電。「たすけて…」と呟く声をいたずらと感じて軽くスルーしてしまうタクでしたが声の調子を聞けばふざけているように思えないだろうに…。ものすごくイヤーンな予感。
タクたちがあやせを見舞い。梨深は何故かこっそりと離脱して単独にてあやせと密会、何を話しているのか穏やかではない様子です。タクたちはあやせの病室へ到着してもベッドはもぬけの空で枕元に怪しい本が残っているのみ。
はぐれた(?)梨深を探すタクが迷い込んだ白い病棟、通りかかったナースステーションに件の看護婦の姿がありモニタを前に「シンコウの救いあれ…」と呟く姿はじつに怪しい。
タク基地のガサ入れをするセナ&こずピーは例の原稿用紙を見て愕然です。セナの様子を見るとどうやらこの原稿用紙に書かれている内容が様々な事件の発端となっていることが確定?
病院ではあやせの帰還と共に語られるあれこれ。5秒おきに水滴が落ちる拷問っていつの時代の話ですか…。この拷問シーンは真っ暗な背景に白く浮かぶあやせの姿が印象的、虚ろな眼から絶叫を含めてなかなか真に迫った映像でありました。この拷問は以前言っていた精神病院(アークハートメディカル会)で行なわれたもの? 精神的に極限状態まで追い詰めることによって発動するらしいディソード、タクがディソードを手にするためにはまだまだ苦行が続きそう?
見舞いからの帰り道、再び妹ちゃんから「たすけて…」と入電。さすがのタクもヤバいと感じたのか心配する素振りを見せました。遅いって。
一方の友愛&刑事さんはゲロカエルンの店へ。金曜日に新作が発売されるこの店はつまり「週末にGEレートが上がると徳をする」という例の条件に合致します。まあたいていの店は土日に以下略。店へ新作ゲロカエルンを配送してきた「有限会社シンコー」という会社が怪しい? というか「テンセイシンコウカイ」と何か関わりが? そういえば例の看護婦も「シンコウの救いあれ」と言っていましたね。これらの「シンコウ」は共通したものなのだろうか。
帰宅したタク&梨深を出迎えたのは例の原稿用紙を見てテンションが上がり切っているセナであります。そんな所に立ってると下から丸見えですよ(笑
タクに向かってディソードを振り下ろすセナ、対する梨深も普通にディソードを出して迎え撃ちます。ミニスカ少女がファンタジーな剣を振り回している絵面は少々不思議時空でありますがなかなかの迫力を見せます。セナのディソードが梨深の胴体を通過するシーンも面白い効果でした。
さて梨深を抜けてタクと対峙したセナは後に立つ男の姿に唖然。この男って渋谷の街にて「この目だれの目」の看板を持って座り込んでいる人物じゃ?
「どうしようも無かった、私はお前の母さんを生贄に捧げるしか無かった」とセナに告げるその男、話の流れからしてこれはセナの父親でしょうか。以前「この男はタクの将来の姿?」と予想したのですが大ハズレのようですね(笑。セナはその男にディソードを突き刺し、しかしその後優しく抱きしめられて涙目に。。というのは梨深が見せた妄想でした。梨深がこの妄想を送ったということは…梨深はどこまで知っているのやら。何やらこずピーも例の男と知り合いだったようでこの男もかなりの重要人物ですね。まあセナの父親ってことなら重要性は言うまでもありませんが。
さて身を呈してタクを守った梨深は「タクを覚醒させたら大変なことになる」と言っていました。それはつまり「目の前のタク」はこの世界に存在すべき人物ではないということ? その言葉を裏付けるようにタクの帰る家は無くなり、例の白い病棟にて将軍が入った病室には「西條拓巳」のネームプレートが…。やはり将軍はタクの分身? というかパラレルワールドに住まうタクが将軍? それともやはり胡蝶の夢状態なのだろうか。
そういえば将軍を前に梨深は「タクを消す?」と言っていたのに今回は全力で守っていたのは何故でしょう。セナのディソードによって追い詰められたタクの覚醒を防ぐため? ならばその役が梨深に変わったところで結果は同じような気がしますが。
ほぼ全員の背景が明らかになりつつ共通点がちらほらと見えつつ、しかして情報量の詰め込み方が激しいためサラッと見ただけでは理解しにくい作りです。わざとそうしているのでしょうけれどもきちんと収拾付くのかなこれ。井上氏の脚本はホームランか空振り三振かの二択なので残り3話でどちらへ転ぶか楽しみだったり怖かったり。
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