2018-03-30(Fri)
アイカツスターズ! #100 まだ見ぬ未来へ☆
憧れたその瞬間、それがあなたのスタートライン!
アイカツスターズ! 大団円の最終回です。
アイカツランキング、S4決定戦、そしてひめ様との対決を終えてついにアイカツスターズ!最終回。いやはや2年が早い早い。前回までに話のヤマを片付けてしまったため最終回はどんな形で纏めるやら? と始まったファーストカットは車窓越しのキャッキャウフフ、私服姿のいつもの五人が電車に乗ってドコかへお出かけ…なるほどシリーズ定番のクール締めオフタイム回で2年間を締める、エピローグ的最終回としてはなかなか良い感じであります。佳境の緊張から解き放たれた五人の自然な笑顔が眩しい。また今回は細かい所作や表情描写など作画も気合い入りまくり、終わりゆく作品に対するアニメータ諸氏の思いを映すようにファーストシーンからぬるぬる動きます。
ほどなく海沿いの駅に到着すると草原へ走って写真撮影大会へ。最初の記念写真ではセルフタイマーをかけたゆめが慌ててコケてナイスキャッチのお約束。キワッキワのゆめ脚にドキリ!と思ったらゆめ以外は脚を出していません。脚アニメの本作には珍しい現象、というかパンツスタイルで脚ラインを強調する作戦かも(笑。そこからトリック写真撮影を楽しむ一連もみなさん心底楽しそうでほっこり。小春ちゃんのカットが某CMマンマだったり、今期大ハマリした「宇宙よりも遠い場所」のOPにも同様カットがあったり、今どきこういうトリック撮影が流行っているのだろうか? これって実際に試すと遠近のフォーカスが上手く合わなくて結構難しいのよね。
「ローラ楽しそうで良かった」
「うん。小春ちゃんとお別れした時は失敗しちゃったから、今度はちゃんと笑ってお別れしたいんだ」
笑顔で駆け回るローラを見守りながらしみじみ語る二人。なるほど一緒に過ごせる最後の時間への思いは旅立つ本人以上にセンシティブかもしれません。特にゆめは悲しい別れを体験しているだけになおさら。
入り江のロッジに場所を移してバーベキュー大会。ビーマンが苦手なローラを叱る真昼ママ(笑)のヒトコマを口火に各キャラ持ち回りで今後のカツドウ報告が始まります。まずあこはM4との共演映画の話、すばるきゅんはともかくかなた君を「かなた先輩」と呼んでいた辺り何やら穏やかじゃないものを感じたり(笑。また「Fuwa Fuwa Dream ランドセル」のCMでは以前のスポンサーであるセイバンのCMKOH(子供想い品質)のパロがサクッと入って笑った。続いて真昼は「SKY-GIRL」の再結成で打倒エルザに燃えてます。今や定番の瓦割りも気合いマシマシドッカーン!。そしてゆめ&小春ちゃんはマイリトルハートとのコラボイベントの予定を語り…先のきららもそうですがアリアもまたナチュラルに合流、これでは劇的な船出の意味が無いような。
「今度はローラが連れていってあげて」
イギリスへ一人旅立つローラに思いがけない餞別、同じく一人旅立った小春ちゃんを支えたみんなの人形であります。仲間の思いが宿った人形たちは慣れない土地でのアイカツをきっと支えてくれるでしょう。この流れはある程度予想していたけれど実際に見ると結構刺さりました。ってなトコへ突然ゆずエンヌ先輩が登場!
「えへへ、来ちゃったゾ!」
「卒業する前にみなさんに伝えておきたい事があるのです」
辛い出来事に突き当たっても諦めず前を向く美しさ、そして掛け替えのない仲間たちとの出会い…卒業していく先輩から後輩たちへ贈る言葉は暖かい焚き火のように染み入ります。なーんてしっとりしたトコでゆず様の唐突な一声が!
「次の生徒会長は小春ちゃんに引き継ぐゾ!」
四ツ星の生徒会長ってS4じゃなくても良いのだろうか? というか指名制? まあ第27代のメンツ的に小春ちゃんが生徒会長に収まるのはやぶさかではないけれど、会長選定のルールが全く判らん中で突然の指名には小春ちゃんと同じ顔になってしまった。
Bパート冒頭は明けて翌日帰りの駅。オフを満喫して満足顔のみなさんはホームで電車を待ちながら、忽然と消えたゆずエンヌを捜してキョロキョロ…口元に指を当てて周囲を見回すローラの表情&所作がかわいすぎてフットーしそう。
「間もなく旅立ちなんてめでたいたい!列車がまいります」
すると車掌&ツアーガイドのコスを纏ったゆずエンヌがひょっこり登場! なんと旅立つローラへの餞、特別編成列車のサプライズであります。頭を寄せて驚くゆめ&ローラ、他三名も揃って目を丸くしてびっくりくりくり! だからもうみんなかわいすぎるってば。びっくり箱の小春ちゃんをこれほど驚かせるとはさすがゆずエンヌ(笑。そしてほどなく到着しためでたいたい仕様のトロッコ列車に乗り込んで出発進行! 駅を出ると美しい新緑が車窓に広がり歓喜の声、しかしその眺望を暗く遮るトンネルにすぐ入ってしまい、するとローラは出口から溢れる光に気付いて前を向き――
国境の長いトンネルを抜けると桜の園であった。沿線に咲き誇る満開桜に迎えられまたも歓喜のみなさん、しかし本当のサプライズはここからが本番だったのです。
「みなさん、右手をご覧ください!」
「あ…うわ~!」
ゆず様の案内どおり視線を向けると、そこにはフアンたちからの送別メッセージが沿線を埋め尽くすように広がっていました。スターズの2年間で登場した数多のフアンや関係者たち総出の見送りには、やはり思わずローラと同じ表情になってしまったよ。うわ~! 最終回放送前のあにレコTVにて朝井さんが「1話から100話までいろんなキャラクターが出てきたんですけど、そのキャラクターが全員出てきます!」と言っていて、まあそれなりに登場するだろうけど話半分半分…くらいに思っていたらこの後の沿道シーン含めて本当に全員出てきて唖然ボーゼン、朝井さんごめんなさい(笑。電車が進むと今度はゆめたちへの応援が続き…沿線を埋める笑顔を見ると各々のエピソードが走馬灯の如く駆け巡ったりして、いよいよ幕引きなのだなあと改めて感じ入ったり。ううう。
「嬉しいね、ローラ」
「うん! う~、もうじっとしてられない!」
街に入っても続く声援に感極まったローラは電車を飛び降り駆け出すのでした。この「う~」のタメから破顔し飛び出す流れがじつにローラっぽくて頬が緩みっぱなしであります。初期から厳しく辛い事が多かったローラのフルスロットル笑顔を最後の最後にたくさん見られて本当に嬉しい。
五人が駆け出した沿道もまたこれまでの登場キャラたちが総出演、酢コンブアイス(違)の社長さんやめでたいたいの社長さん、プロデューサーやディレクターや映画監督、まきまきおばさんやシャイアカの二人など仕事関係のキャラが声援を贈っています。続いて横断幕を持った家族枠、そういやあこの両親は最終回で初登場か。他キャラは家族とのエピソードがそれなりにあったけれどあこだけ何も無かったのは残念。高飛車な振る舞いは貧乏出身の裏返しとか、子供に人気なのは施設出身だからとか、他にもすばるきゅんへの精神的依存の理由や計算高さの背景などなどあこの人と形についていろいろ妄想が捗っただけに何かドラマチックな一ネタが欲しかった。続いてVA衆がモニターカーで出演し、ほどなく到着した校門では教師陣やほたるさん、私服のミッキー先輩も! そして校舎前で待ち構えていた第25代とゆずエンヌ。駆けてきた五人を迎えた先輩方は周囲の生徒と共に携えた風船を空に放つと――
「うわぁ! まるで虹みたい」
風船の数が多すぎる気がするけどそこはご愛敬。空へ舞う風船は未来へ羽ばたくイメージで、それを本作のテーマイメージたる「虹」に重ねる演出はさすがドンズバであります。しかし電車を駆け降りた五人に先回りして着替えて待ち構えていたゆずエンヌはさぞ忙しかったでしょうね(笑
「だから私…ステージがしたいです!」
みんなからの応援にお礼を言いたい、そしてきちんと「行ってきます」と言いたい。溢れ出す感謝の気持ちをステージで伝えたいローラに対し先輩衆は合点承知準備万端、というわけで五人による感謝のラストステージへ。
「ここがまた私たちのスタートライン!」
「本気の…」
「五人の…」
「最高の…」
「忘れられないステージにしよう!」
「せーので…アイカーツ!」
五人揃った前室での円陣。五人の指で形作った星はスターズの2年間を締めるに相応しい感慨深さ。思えばどこか不自然だった四人星はこの完成形に至る長い前振りだったのかも。まあ第87話で1回やっているため少々割り引かれてしまうのだけれど。とはいえ第87話の五人星も素晴らしいタイミングだったので割引対象とするのは酷か。それより気合い入れのカットが第87話のバンクだったのが惜しい。今回は作画のノリも最高だったのでラストの気合い入れも新規作画で見たかった。
というわけで始まったラストステージは「アイカツステップ!」の5人ver.でした。第1話で初めて歌って倒れた曲を今は五人で堂々と歌いきる、右も左も判らない四ツ星生活の幕を開けた曲でお話を締めるってのはありがちだけれどかなり感慨深いです(ちょろい。「めざせ一番星~」でステージセットの星が光る演出におおー! 他にも近曲の風潮どおり盛り盛りのエフェクトがステージを盛り上げます。今や死に設定になってしまった「グリッター」のエフェクトは少々フクザツな気分でしたが(笑。思えばこの曲は第24話以来で、リファインポイントをチェックすべく見比べたら1年半の技術進化に目を奪われて比較の意味が無かった(笑。エフェクト盛りはともかく、モデリングからモーションからカメラ割りからまるで別モノです。小春ちゃん好きとしてはかわいさ色っぽさMAXのステージ姿に感無量、ここまで育ったスターズムービーが今回限りなんてシンジラレナイ。曲終盤に重なる各々の走馬灯モノローグもしみじみ、これまた最終回ステージのテンプレみたいな演出ですが効くものは効く。娘の卒業式を見守るお父さんのキモチになってしまった。
全力で歌いきって感激のみなさんからシーンは控え室へ。みなさん揃ってオツカレサマってなトコへ何故かローラだけいません。
ごめん、ゆめ
最高のステージができて、テンションあがっちゃったんだ!
早くアイカツ!したいから今すぐ出発することにした。
ゆめ、私たちのアイカツ!は終わらない。
するとゆめのスマホにローラからのメールが届きます。まあこれは建前で、湿っぽいお別れを嫌ったローラが一足先に出発してしまったってのは大抵判ります(笑。置いていかれてしまったゆめは一瞬唖然とするものの仲間たちの後押しで控え室を駆け出し、続いて仲間たちも先輩衆の後押しでゆめに続きます。
「ローラ!」
「なーんだ、かっこつけて行こうと思ったのに!」
例の浜辺で佇む横顔の憂い、そこからゆめの声に気付いて振り返る驚き顔、そして照れてテヘペロのかわいらしさ。シーンの進行は予想どおり(笑)なれどローラの多彩な表情にドキドキが止まりません。大海を背景に改めて「行ってらっしゃい」の握手を交わす前向きな別れも二人らしくて良かった。ってなトコへ仲間たちが追い付いてほどなくローラは空港行きのバスに乗り――
ねえみんな! みんなは今夢を持ってる?
モデルになりたい、パティシエになりたい、アイドルになりたい
たくさんの夢が無限に広がっている。
その夢に向かって走りだそう! 全速力で向かっていこう!
だって…だって夢は…
走り出したバスを追うゆめのモノローグ。新天地へ旅立ったローラに負けないように全速力で走り、広がる青空に手を伸ばすと「スタートライン!」が流れる幕引き。これまたガッチガチの定石と判りながら全身さぶいぼでした。気合いの作画も相まってコレはズルいよ(笑
そこからのEDはスタートライン!の曲に乗って描かれる最終回スペシャルEDでした。本当にハルカが加わった第27代S4はパッと見のカラーバランスが良くなった感じ。願わくばこのメンツでのS4カツドウを見たかった。続いてローラ渡英後のライブハウスや再結成「SKY-GIRL」の様子、学園を越えたふわドリカツドウ(あこがツバサ持ってる!)やアリアの夢が叶った三人ライブ…ってな未来図が描かれたトコでパッと入った「エルザちゃん」にほっこりが止まらない。何このかわいい生き物。影から見守る執事氏も感無量でありましょう。本編中チラリと触れた次回ヴィーナスウェーブにアリスちゃんのユニットが出場していて思わずほっこり。成績不振でクビになった子がここまでよう頑張った。って「ユニットゆりゆり」も出てる! しかも和服で! そしてED冒頭のライブハウスから超満員の大ホールライブに成長したローラの背中、作品モチーフたる虹が掛かったゆめのキメでEDの締め。などなど各コマ止め絵で描かれた未来図をぜひ3rdシーズンのアニメで見たかった。ここで挙がったネタだけで2ndシーズン以上のドラマを描けそうなのに本当本当もったいない。きっとこれ以外にもたくさんの構想があったのだろうなあ。
「ついに WORLD AIKATSU! CUP が開催されます!」
EDが明けても続く未来図のラストは各国代表のアイドルがトーナメントで頂点を目指す「WORLD AIKATSU! CUP」のステージでした。ここは大会云々よりも司会お姉さんの色っぽさに驚き。揃って平野であるメインキャラたちとの対比かたまに出てくる大人キャラは往々にして盛られている事が多く、とはいえトップスに収まりきらない横乳まで描かれたキャラはシリーズ初ではあるまいか。最終回だからって好きにやってる?(笑
日本代表として参加するゆめをひめ様が送り出すヒトコマは完全なひめ様越えが見て取れます。結局ひめ様のリベンジは叶わなかった? そして各国代表の顔ぶれをズラリ…S4制服のままフランス代表として出ている真昼の謎、いやそれはきららと組んでニュージーランド代表になっているあこも同じか。ってな結構無理くりな代表枠の犠牲になったツバサ先輩とゆずエンヌがじつに気の毒だったり。そういや全員さりげなく太陽ドレス持ちになっていて、最後の最後でDCD設定を消化する力技にちょっと笑った。そして始まった初戦はゆめvsローラのライバル対決! 気合い作画の太陽ドレスを身に纏ってゆったり歩み寄る二人は、1年間の成長と変わらぬ情熱を互いに確かめ並び立ち――
「私たちのアイカツ!はまだまだ続いていく!」
虹を越えた青空に煌めく一番星を望んでアイカツスターズ!一巻の幕引き。
今回の新規アイキャッチは5人ver.の制服&スクドレでした。まとめはそのうちステージソングまとめのおまけパートに追加しときます。
※総評
大ヒットした「アイカツ!」の後番としてスタートした本作はどうしても前作と比べられてしまいがちで、基本テーマは変わらずとも描写スタイルの違いから離れてしまったアイカツフアンも少なからずいたと思います。まあ1stシーズンの「あの力」や2ndシーズンのVA編などなどフアンの欲目で見ても首を傾げざるを得ない展開が多々見られ、いろいろ腑に落ちないお話が多かったのも確か。特に2ndシーズンはVAに時間を掛けすぎたせいかメインステージたる四ツ星学園のお話が(帰校後さえ)ほとんど見られず、スタート時には売りだったはずの組分け設定もほぼ有名無実化し、S4就任と共に完璧人間へ成長してしまったゆめを中心に内輪だけで話が進む閉塞感も感じられ、なので作風の違い以外の理由でフアンが離れてしまったのも仕方ないか…とも思っていたり(言葉を選んでいます)。正直言ってこの私ですら匙を投げたくなる回が何度かありましたし。
またあちこちにバラ撒いていた伏線ポイントをあまり回収せずストーリーが進んでしまう歯痒さもありました。例を挙げれば数限りないけれど…ゆめの「あの力」は2ndシーズンでもう一捻り来るだろう、ひめ様の低気圧症候群や勝ち目のない対戦のプレッシャーなどと合わせておそらく「あの力」の真の解明が来るはず…と本気で思っていたのですよ。あと下世話を言えばあこにゃんこ→すばるきゅん→ゆめ←望王子のレンアイカツドウの顛末がろくに描かれずモヤモヤが募った(笑。いや2ndシーズンのあこの扱いにはモヤモヤなんて言葉では表せない消沈がありましたが。単話で光るお話がいくつかあった事が救いなれど、その尽くがメインプロットに絡まないのがまた寂しかった。他 真昼やゆずエンヌも単話では良いお話が多いのですが以下同文。逆に言うと本筋に絡まないエピソードに面白いお話が多く、本筋話はご都合が気になってあまり楽しめなかったという不幸。2ndシーズンの大ヤマであるアイカツランキングの茶番化はその最たるもので、ヒロインのゆめが優勝するのは既定路線としても、その結果に至る説得力や緊張感をもう少し作り込めなかったのか? と今さらながら口惜しい。さんざ出番を焦らしたひめ様の扱いにも疑問符がグロス単位で乱立しました。全てのスタートラインであるこの最強キャラはヒロインへの影響力はもちろん、四ツ星-VA間の橋渡し・狂言回しとしてもっと活用できたはずなのに。
そんな中で2年間レビューを続けるモチベーションとなったのは、基本的に常々明るく陽が当たるゆめの裏側で唇を噛み続けたローラの存在です。当初から「ダブル主人公」と銘打たれたキャラで、とはいえシリーズの作風を鑑みれば良きライバルのポジションが精々、最初はすれ違っても何だかんだ仲良くなって揉め事も無くお手々繋いで成長していくのだろう…と予想していたのにしっかり「光と影」のコントラストを体現するキャラに育ってくれました。優秀な血筋(才能)と不断の努力によって培われた自信を天才の一撃であっさり打ち砕かれ、それでも歯を食いしばって折れた心を立て直しながら上を向く。まあライバルヒロインのテンプレみたいな立ち位置ですが私はこのテのキャラに弱いのですよ。まあ平たく言うとガラカメの亜弓さんです(笑。なのでことごとく負け続けた作中ローラの扱いは歯痒くとも美味しかった、それが頂点に達し一回り成長した第86話はシリーズ屈指のカタルシスを得られました。
あとは曲とステージの魅力でしょうか。OP/EDを含めて作中の楽曲はどれも素晴らしく、キャラソンっぽくなりがちなアニメアイドル曲の定石を覆すポップでメロウでロケンロールな曲たちに毎度ココロが踊りました。その楽曲を彩る3DCGステージは第1話で愕然としたものの回を追うごとに進化を遂げ、今や溜息モノのステージを毎週楽しませて頂きました。スターズ曲の新ステージをもう見られないと思うと本当に寂しい。
というわけで「アイカツスターズ!」はこれにておしまい、そして2年に渡ったロスタイム(笑)も終了して本Blogの定期レビューは今度こそ終了といたします。長きに渡ってお付き合いくださった読者のみなさま、拍手やコメントを寄せてくださったみなさま、これまでどうもありがとうございました。では Bon Bon Voyage!
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アイカツスターズ! 大団円の最終回です。
アイカツランキング、S4決定戦、そしてひめ様との対決を終えてついにアイカツスターズ!最終回。いやはや2年が早い早い。前回までに話のヤマを片付けてしまったため最終回はどんな形で纏めるやら? と始まったファーストカットは車窓越しのキャッキャウフフ、私服姿のいつもの五人が電車に乗ってドコかへお出かけ…なるほどシリーズ定番のクール締めオフタイム回で2年間を締める、エピローグ的最終回としてはなかなか良い感じであります。佳境の緊張から解き放たれた五人の自然な笑顔が眩しい。また今回は細かい所作や表情描写など作画も気合い入りまくり、終わりゆく作品に対するアニメータ諸氏の思いを映すようにファーストシーンからぬるぬる動きます。
ほどなく海沿いの駅に到着すると草原へ走って写真撮影大会へ。最初の記念写真ではセルフタイマーをかけたゆめが慌ててコケてナイスキャッチのお約束。キワッキワのゆめ脚にドキリ!と思ったらゆめ以外は脚を出していません。脚アニメの本作には珍しい現象、というかパンツスタイルで脚ラインを強調する作戦かも(笑。そこからトリック写真撮影を楽しむ一連もみなさん心底楽しそうでほっこり。小春ちゃんのカットが某CMマンマだったり、今期大ハマリした「宇宙よりも遠い場所」のOPにも同様カットがあったり、今どきこういうトリック撮影が流行っているのだろうか? これって実際に試すと遠近のフォーカスが上手く合わなくて結構難しいのよね。
「ローラ楽しそうで良かった」
「うん。小春ちゃんとお別れした時は失敗しちゃったから、今度はちゃんと笑ってお別れしたいんだ」
笑顔で駆け回るローラを見守りながらしみじみ語る二人。なるほど一緒に過ごせる最後の時間への思いは旅立つ本人以上にセンシティブかもしれません。特にゆめは悲しい別れを体験しているだけになおさら。
入り江のロッジに場所を移してバーベキュー大会。ビーマンが苦手なローラを叱る真昼ママ(笑)のヒトコマを口火に各キャラ持ち回りで今後のカツドウ報告が始まります。まずあこはM4との共演映画の話、すばるきゅんはともかくかなた君を「かなた先輩」と呼んでいた辺り何やら穏やかじゃないものを感じたり(笑。また「Fuwa Fuwa Dream ランドセル」のCMでは以前のスポンサーであるセイバンのCMKOH(子供想い品質)のパロがサクッと入って笑った。続いて真昼は「SKY-GIRL」の再結成で打倒エルザに燃えてます。今や定番の瓦割りも気合いマシマシドッカーン!。そしてゆめ&小春ちゃんはマイリトルハートとのコラボイベントの予定を語り…先のきららもそうですがアリアもまたナチュラルに合流、これでは劇的な船出の意味が無いような。
「今度はローラが連れていってあげて」
イギリスへ一人旅立つローラに思いがけない餞別、同じく一人旅立った小春ちゃんを支えたみんなの人形であります。仲間の思いが宿った人形たちは慣れない土地でのアイカツをきっと支えてくれるでしょう。この流れはある程度予想していたけれど実際に見ると結構刺さりました。ってなトコへ突然ゆずエンヌ先輩が登場!
「えへへ、来ちゃったゾ!」
「卒業する前にみなさんに伝えておきたい事があるのです」
辛い出来事に突き当たっても諦めず前を向く美しさ、そして掛け替えのない仲間たちとの出会い…卒業していく先輩から後輩たちへ贈る言葉は暖かい焚き火のように染み入ります。なーんてしっとりしたトコでゆず様の唐突な一声が!
「次の生徒会長は小春ちゃんに引き継ぐゾ!」
四ツ星の生徒会長ってS4じゃなくても良いのだろうか? というか指名制? まあ第27代のメンツ的に小春ちゃんが生徒会長に収まるのはやぶさかではないけれど、会長選定のルールが全く判らん中で突然の指名には小春ちゃんと同じ顔になってしまった。
Bパート冒頭は明けて翌日帰りの駅。オフを満喫して満足顔のみなさんはホームで電車を待ちながら、忽然と消えたゆずエンヌを捜してキョロキョロ…口元に指を当てて周囲を見回すローラの表情&所作がかわいすぎてフットーしそう。
「間もなく旅立ちなんてめでたいたい!列車がまいります」
すると車掌&ツアーガイドのコスを纏ったゆずエンヌがひょっこり登場! なんと旅立つローラへの餞、特別編成列車のサプライズであります。頭を寄せて驚くゆめ&ローラ、他三名も揃って目を丸くしてびっくりくりくり! だからもうみんなかわいすぎるってば。びっくり箱の小春ちゃんをこれほど驚かせるとはさすがゆずエンヌ(笑。そしてほどなく到着しためでたいたい仕様のトロッコ列車に乗り込んで出発進行! 駅を出ると美しい新緑が車窓に広がり歓喜の声、しかしその眺望を暗く遮るトンネルにすぐ入ってしまい、するとローラは出口から溢れる光に気付いて前を向き――
国境の長いトンネルを抜けると桜の園であった。沿線に咲き誇る満開桜に迎えられまたも歓喜のみなさん、しかし本当のサプライズはここからが本番だったのです。
「みなさん、右手をご覧ください!」
「あ…うわ~!」
ゆず様の案内どおり視線を向けると、そこにはフアンたちからの送別メッセージが沿線を埋め尽くすように広がっていました。スターズの2年間で登場した数多のフアンや関係者たち総出の見送りには、やはり思わずローラと同じ表情になってしまったよ。うわ~! 最終回放送前のあにレコTVにて朝井さんが「1話から100話までいろんなキャラクターが出てきたんですけど、そのキャラクターが全員出てきます!」と言っていて、まあそれなりに登場するだろうけど話半分半分…くらいに思っていたらこの後の沿道シーン含めて本当に全員出てきて唖然ボーゼン、朝井さんごめんなさい(笑。電車が進むと今度はゆめたちへの応援が続き…沿線を埋める笑顔を見ると各々のエピソードが走馬灯の如く駆け巡ったりして、いよいよ幕引きなのだなあと改めて感じ入ったり。ううう。
「嬉しいね、ローラ」
「うん! う~、もうじっとしてられない!」
街に入っても続く声援に感極まったローラは電車を飛び降り駆け出すのでした。この「う~」のタメから破顔し飛び出す流れがじつにローラっぽくて頬が緩みっぱなしであります。初期から厳しく辛い事が多かったローラのフルスロットル笑顔を最後の最後にたくさん見られて本当に嬉しい。
五人が駆け出した沿道もまたこれまでの登場キャラたちが総出演、酢コンブアイス(違)の社長さんやめでたいたいの社長さん、プロデューサーやディレクターや映画監督、まきまきおばさんやシャイアカの二人など仕事関係のキャラが声援を贈っています。続いて横断幕を持った家族枠、そういやあこの両親は最終回で初登場か。他キャラは家族とのエピソードがそれなりにあったけれどあこだけ何も無かったのは残念。高飛車な振る舞いは貧乏出身の裏返しとか、子供に人気なのは施設出身だからとか、他にもすばるきゅんへの精神的依存の理由や計算高さの背景などなどあこの人と形についていろいろ妄想が捗っただけに何かドラマチックな一ネタが欲しかった。続いてVA衆がモニターカーで出演し、ほどなく到着した校門では教師陣やほたるさん、私服のミッキー先輩も! そして校舎前で待ち構えていた第25代とゆずエンヌ。駆けてきた五人を迎えた先輩方は周囲の生徒と共に携えた風船を空に放つと――
「うわぁ! まるで虹みたい」
風船の数が多すぎる気がするけどそこはご愛敬。空へ舞う風船は未来へ羽ばたくイメージで、それを本作のテーマイメージたる「虹」に重ねる演出はさすがドンズバであります。しかし電車を駆け降りた五人に先回りして着替えて待ち構えていたゆずエンヌはさぞ忙しかったでしょうね(笑
「だから私…ステージがしたいです!」
みんなからの応援にお礼を言いたい、そしてきちんと「行ってきます」と言いたい。溢れ出す感謝の気持ちをステージで伝えたいローラに対し先輩衆は合点承知準備万端、というわけで五人による感謝のラストステージへ。
「ここがまた私たちのスタートライン!」
「本気の…」
「五人の…」
「最高の…」
「忘れられないステージにしよう!」
「せーので…アイカーツ!」
五人揃った前室での円陣。五人の指で形作った星はスターズの2年間を締めるに相応しい感慨深さ。思えばどこか不自然だった四人星はこの完成形に至る長い前振りだったのかも。まあ第87話で1回やっているため少々割り引かれてしまうのだけれど。とはいえ第87話の五人星も素晴らしいタイミングだったので割引対象とするのは酷か。それより気合い入れのカットが第87話のバンクだったのが惜しい。今回は作画のノリも最高だったのでラストの気合い入れも新規作画で見たかった。
というわけで始まったラストステージは「アイカツステップ!」の5人ver.でした。第1話で初めて歌って倒れた曲を今は五人で堂々と歌いきる、右も左も判らない四ツ星生活の幕を開けた曲でお話を締めるってのはありがちだけれどかなり感慨深いです(ちょろい。「めざせ一番星~」でステージセットの星が光る演出におおー! 他にも近曲の風潮どおり盛り盛りのエフェクトがステージを盛り上げます。今や死に設定になってしまった「グリッター」のエフェクトは少々フクザツな気分でしたが(笑。思えばこの曲は第24話以来で、リファインポイントをチェックすべく見比べたら1年半の技術進化に目を奪われて比較の意味が無かった(笑。エフェクト盛りはともかく、モデリングからモーションからカメラ割りからまるで別モノです。小春ちゃん好きとしてはかわいさ色っぽさMAXのステージ姿に感無量、ここまで育ったスターズムービーが今回限りなんてシンジラレナイ。曲終盤に重なる各々の走馬灯モノローグもしみじみ、これまた最終回ステージのテンプレみたいな演出ですが効くものは効く。娘の卒業式を見守るお父さんのキモチになってしまった。
全力で歌いきって感激のみなさんからシーンは控え室へ。みなさん揃ってオツカレサマってなトコへ何故かローラだけいません。
ごめん、ゆめ
最高のステージができて、テンションあがっちゃったんだ!
早くアイカツ!したいから今すぐ出発することにした。
ゆめ、私たちのアイカツ!は終わらない。
するとゆめのスマホにローラからのメールが届きます。まあこれは建前で、湿っぽいお別れを嫌ったローラが一足先に出発してしまったってのは大抵判ります(笑。置いていかれてしまったゆめは一瞬唖然とするものの仲間たちの後押しで控え室を駆け出し、続いて仲間たちも先輩衆の後押しでゆめに続きます。
「ローラ!」
「なーんだ、かっこつけて行こうと思ったのに!」
例の浜辺で佇む横顔の憂い、そこからゆめの声に気付いて振り返る驚き顔、そして照れてテヘペロのかわいらしさ。シーンの進行は予想どおり(笑)なれどローラの多彩な表情にドキドキが止まりません。大海を背景に改めて「行ってらっしゃい」の握手を交わす前向きな別れも二人らしくて良かった。ってなトコへ仲間たちが追い付いてほどなくローラは空港行きのバスに乗り――
ねえみんな! みんなは今夢を持ってる?
モデルになりたい、パティシエになりたい、アイドルになりたい
たくさんの夢が無限に広がっている。
その夢に向かって走りだそう! 全速力で向かっていこう!
だって…だって夢は…
走り出したバスを追うゆめのモノローグ。新天地へ旅立ったローラに負けないように全速力で走り、広がる青空に手を伸ばすと「スタートライン!」が流れる幕引き。これまたガッチガチの定石と判りながら全身さぶいぼでした。気合いの作画も相まってコレはズルいよ(笑
そこからのEDはスタートライン!の曲に乗って描かれる最終回スペシャルEDでした。本当にハルカが加わった第27代S4はパッと見のカラーバランスが良くなった感じ。願わくばこのメンツでのS4カツドウを見たかった。続いてローラ渡英後のライブハウスや再結成「SKY-GIRL」の様子、学園を越えたふわドリカツドウ(あこがツバサ持ってる!)やアリアの夢が叶った三人ライブ…ってな未来図が描かれたトコでパッと入った「エルザちゃん」にほっこりが止まらない。何このかわいい生き物。影から見守る執事氏も感無量でありましょう。本編中チラリと触れた次回ヴィーナスウェーブにアリスちゃんのユニットが出場していて思わずほっこり。成績不振でクビになった子がここまでよう頑張った。って「ユニットゆりゆり」も出てる! しかも和服で! そしてED冒頭のライブハウスから超満員の大ホールライブに成長したローラの背中、作品モチーフたる虹が掛かったゆめのキメでEDの締め。などなど各コマ止め絵で描かれた未来図をぜひ3rdシーズンのアニメで見たかった。ここで挙がったネタだけで2ndシーズン以上のドラマを描けそうなのに本当本当もったいない。きっとこれ以外にもたくさんの構想があったのだろうなあ。
「ついに WORLD AIKATSU! CUP が開催されます!」
EDが明けても続く未来図のラストは各国代表のアイドルがトーナメントで頂点を目指す「WORLD AIKATSU! CUP」のステージでした。ここは大会云々よりも司会お姉さんの色っぽさに驚き。揃って平野であるメインキャラたちとの対比かたまに出てくる大人キャラは往々にして盛られている事が多く、とはいえトップスに収まりきらない横乳まで描かれたキャラはシリーズ初ではあるまいか。最終回だからって好きにやってる?(笑
日本代表として参加するゆめをひめ様が送り出すヒトコマは完全なひめ様越えが見て取れます。結局ひめ様のリベンジは叶わなかった? そして各国代表の顔ぶれをズラリ…S4制服のままフランス代表として出ている真昼の謎、いやそれはきららと組んでニュージーランド代表になっているあこも同じか。ってな結構無理くりな代表枠の犠牲になったツバサ先輩とゆずエンヌがじつに気の毒だったり。そういや全員さりげなく太陽ドレス持ちになっていて、最後の最後でDCD設定を消化する力技にちょっと笑った。そして始まった初戦はゆめvsローラのライバル対決! 気合い作画の太陽ドレスを身に纏ってゆったり歩み寄る二人は、1年間の成長と変わらぬ情熱を互いに確かめ並び立ち――
「私たちのアイカツ!はまだまだ続いていく!」
虹を越えた青空に煌めく一番星を望んでアイカツスターズ!一巻の幕引き。
今回の新規アイキャッチは5人ver.の制服&スクドレでした。まとめはそのうちステージソングまとめのおまけパートに追加しときます。
※総評
大ヒットした「アイカツ!」の後番としてスタートした本作はどうしても前作と比べられてしまいがちで、基本テーマは変わらずとも描写スタイルの違いから離れてしまったアイカツフアンも少なからずいたと思います。まあ1stシーズンの「あの力」や2ndシーズンのVA編などなどフアンの欲目で見ても首を傾げざるを得ない展開が多々見られ、いろいろ腑に落ちないお話が多かったのも確か。特に2ndシーズンはVAに時間を掛けすぎたせいかメインステージたる四ツ星学園のお話が(帰校後さえ)ほとんど見られず、スタート時には売りだったはずの組分け設定もほぼ有名無実化し、S4就任と共に完璧人間へ成長してしまったゆめを中心に内輪だけで話が進む閉塞感も感じられ、なので作風の違い以外の理由でフアンが離れてしまったのも仕方ないか…とも思っていたり(言葉を選んでいます)。正直言ってこの私ですら匙を投げたくなる回が何度かありましたし。
またあちこちにバラ撒いていた伏線ポイントをあまり回収せずストーリーが進んでしまう歯痒さもありました。例を挙げれば数限りないけれど…ゆめの「あの力」は2ndシーズンでもう一捻り来るだろう、ひめ様の低気圧症候群や勝ち目のない対戦のプレッシャーなどと合わせておそらく「あの力」の真の解明が来るはず…と本気で思っていたのですよ。あと下世話を言えばあこにゃんこ→すばるきゅん→ゆめ←望王子のレンアイカツドウの顛末がろくに描かれずモヤモヤが募った(笑。いや2ndシーズンのあこの扱いにはモヤモヤなんて言葉では表せない消沈がありましたが。単話で光るお話がいくつかあった事が救いなれど、その尽くがメインプロットに絡まないのがまた寂しかった。他 真昼やゆずエンヌも単話では良いお話が多いのですが以下同文。逆に言うと本筋に絡まないエピソードに面白いお話が多く、本筋話はご都合が気になってあまり楽しめなかったという不幸。2ndシーズンの大ヤマであるアイカツランキングの茶番化はその最たるもので、ヒロインのゆめが優勝するのは既定路線としても、その結果に至る説得力や緊張感をもう少し作り込めなかったのか? と今さらながら口惜しい。さんざ出番を焦らしたひめ様の扱いにも疑問符がグロス単位で乱立しました。全てのスタートラインであるこの最強キャラはヒロインへの影響力はもちろん、四ツ星-VA間の橋渡し・狂言回しとしてもっと活用できたはずなのに。
そんな中で2年間レビューを続けるモチベーションとなったのは、基本的に常々明るく陽が当たるゆめの裏側で唇を噛み続けたローラの存在です。当初から「ダブル主人公」と銘打たれたキャラで、とはいえシリーズの作風を鑑みれば良きライバルのポジションが精々、最初はすれ違っても何だかんだ仲良くなって揉め事も無くお手々繋いで成長していくのだろう…と予想していたのにしっかり「光と影」のコントラストを体現するキャラに育ってくれました。優秀な血筋(才能)と不断の努力によって培われた自信を天才の一撃であっさり打ち砕かれ、それでも歯を食いしばって折れた心を立て直しながら上を向く。まあライバルヒロインのテンプレみたいな立ち位置ですが私はこのテのキャラに弱いのですよ。まあ平たく言うとガラカメの亜弓さんです(笑。なのでことごとく負け続けた作中ローラの扱いは歯痒くとも美味しかった、それが頂点に達し一回り成長した第86話はシリーズ屈指のカタルシスを得られました。
あとは曲とステージの魅力でしょうか。OP/EDを含めて作中の楽曲はどれも素晴らしく、キャラソンっぽくなりがちなアニメアイドル曲の定石を覆すポップでメロウでロケンロールな曲たちに毎度ココロが踊りました。その楽曲を彩る3DCGステージは第1話で愕然としたものの回を追うごとに進化を遂げ、今や溜息モノのステージを毎週楽しませて頂きました。スターズ曲の新ステージをもう見られないと思うと本当に寂しい。
というわけで「アイカツスターズ!」はこれにておしまい、そして2年に渡ったロスタイム(笑)も終了して本Blogの定期レビューは今度こそ終了といたします。長きに渡ってお付き合いくださった読者のみなさま、拍手やコメントを寄せてくださったみなさま、これまでどうもありがとうございました。では Bon Bon Voyage!
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