アイスクリームを食べて元気に!!!
「自然療法」で有名なあの東城百合子さんの本に(自然療法とは別の本です)、ある主婦の体験談が掲載されていました。それは子供の時から良い子を演じ、結婚してからも良い主婦、良い料理、つまり玄米菜食を実践してきた方の体験です。子供の頃、親を困らせているワンパクな弟がいつもかわいがられていた。そして、自分も親に気に入られようとズット良い子を演じてきた。その流れで結婚後も続き、玄米菜食に行き着く。家族にその料理が受け入れられたかどうかは定かではないが、彼女の体は痩せて、心もガチガチに固まって疲れきっている頃、東城さんにお会いできて「良い子を終わりにして悪い子になっても良い」と慰められる。
ある晩、アイスクリームが無性に食べたくなる。しかし、玄米菜食やマクロビオティックの世界では基本的にはご法度(必ずではないが・・・)。彼女は「私は悪い子なんだからアイスクリームを食べよう」ということで買ってきて食べると、ものすごく美味しく体の底から元気が湧き出てくるような感覚が起こり、その夜久しぶりにぐっすり眠れ爽快な朝を迎える。そして、彼女の中で何かが変り見る見る元気になったという体験談。
この体験談は、「食べ物より食べ方が大切」という好事例だと思います。アイスクリームが体に悪いと思って食べれば「毒」にもなるし、良いと思って食べれば「薬」になるといことです。いま自分自身「食育」を実践する中、大きなターニングポイントを迎えていますが、それを手助けする良い事例に出会いました。感謝です。合掌。
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